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タスクシュート時間術
すべての割り込みタスクに対して優先度を「最高」にする
これはある日のリアルなタスクリストです。 「シゴタノ!」の記事を書いている最中に、新座に住む父親から電話がかかってきました。 A:「いま目の前にあることを本気で行う」 B:「他の人から依頼されたことは、原則として即座に本 […] -
タスクシュート時間術
自宅にいるならタスクシュートを試してみよう
長期計画うんぬんというのは誤解でしかありませんが、タスクシュートの弱点として「専用ツールの少なさ」があげられます。 公式には、 TaskChute2 たすくま TaskChute Cloud この3つしかないのです。 ツ […] -
タスクシュート時間術
わずかずつでも確実に仕事は進む
タスクシュートをやっていると、時に「3分」が重大な問題を引き起こす、ということがあります。 タスクシュートをやっていなくても、実はまったく同じ事態が発生しているのですが、タスクシュートをやっていると「それ」を目撃できるこ […] -
タスクシュート時間術
あなたは今日中に寝られなくなる。それでいいのですか?
かわぐちかいじさんの『沈黙の艦隊』というコミックに、合衆国大統領とその息子の会話があります。 大統領が息子に「大昔の東洋には、入ってはいけない部屋や金庫に鍵がかかっていなかった」という話を聞かせるのです。 ではどうやって […] -
タスクシュート時間術
先送りしにくくなるタスク名の付けかた
GTDに「これはなにか?」を考えるという発想があります。 ひとつのタスクについて、そもそもそれは何であるのかを改めて意識するということですが、抽象的だとわかりにくいかもしれません。 たとえば、 書棚整理 というタスクがあ […] -
タスクシュート時間術
締め切りがないと仕事の速度は落ちるのか?
締め切りのない仕事は、本気になれない。 という話をよく耳にします。職業柄ふつうの人よりもいっそう耳にします。 でもそれは本当なのでしょうか? 締め切りがないと、進捗が遅れがちになる。 これもよく聞きますが、同じような疑問 […] -
タスクシュート時間術
失敗しようのないルーチンを増やす
週のうち5日か6日は自宅で仕事をする日々なので、ルーチン設定に従って、せっせと掃除をしています。 掃除をしていてふと気づきました。 https://twitter.com/shigotano/status/1203906 […] -
タスクシュート時間術
やることのほぼすべてが終わりのないリピートタスク、という認識
生活も仕事もすべては大小さまざまの無数の歯車の組み合わせで回っている、ととらえています。 歯車の動きを一つひとつつぶさに観察することを通して、その回転数を把握し、これを手元に転写していく。 すべての歯車について転写しきっ […] -
タスクシュート時間術
大きな仕事を小さな仕事の有機体の集まりと考える
筋トレを続けていると、鍛えている対象の部位とは別の部位が支援してくれていることに気づきます。 https://twitter.com/shigotano/status/1203275051232948232 以下の記事で […] -
タスクシュート時間術
記憶術としてのタスク管理
いっときビジネス書の世界で、 「●●力」 というタイトルが大いに流行ったことがあります。 いちいちタイトルをあげることはしませんが、シゴタノ!読者の方であれば3〜5の「●●力」をすぐに思いつけるでしょう。 「力」が流行る […] -
タスクシュート時間術
「集中セクション」を1日に2つ作ってみる
こちらのシゴタノ!をはじめ、いろいろなところですでに私は、 明日以後の計画を一切立てない という提案をしていますが、なかなかなじめないと思います。 そこで今日は少し趣旨を変え、 「集中セクションを2つ作る」 という件を提 […] -
タスクシュート時間術
GTDの洗い出しをミーティング中にやってみる
先日、セミナーの中でこんな質問をいただきました。 「佐々木さんのように、ふだんからタスク管理を習慣的にやっている方はタスクの洗い出しにもそんなに時間がかからないか、あるいは、どんなときにまとめて時間をかければ良いかをよく […] -
タスクシュート時間術
記録は、いちばんエネルギー効率の良いルートを見つけ出すうえで役に立つ
なぜ分単位の記録を残すのか、とよく尋ねられますが、その理由の一つは、いちばんエネルギー効率の良いルートを見つけ出すうえで役に立つからです。 試行錯誤という言葉があります。 試行を重ねることで最良のパターンを見つけることを […] -
タスクシュート時間術
計画よりレビューを重視するようになった理由
とある本を読んでいたら、「その日、次の日、日曜日」というフレーズに出会いました。 どういうことかというと、 まず授業があった「その日」に1回、 そして「次の日」に1回、 最後に時間がある「日曜日」に1回、 復習をするのが […] -
タスクシュート時間術
時間がないからやりたいことができない! 時間はあるのにやりたいことができない…
堀井憲一郎さんは『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)の中で、 時間的に追いつめられている自分を、精神的に否定的に追いつめないことが大事 と書いているのですが、これを「書くこと」だけでなく、「あらゆること」に適用するの […] -
タスクシュート時間術
タブブラウザをしまうようにタスクを一つ一つ整理する
お使いのウェブブラウザは何でしょうか? Firefox? Chrome? ブラウザのタブは今、いくつ開いてありますか? 10ですか、それとも20でしょうか? 数多くのタブを開いておく意味は、何でしょう? タスク管理にたと […] -
タスクシュート時間術
タスクリストには絶対にやらずには済まされないタスクだけ入れる
「コペルニクス的転回」 という言葉はひどく多用されますが、どうしてこういうことが必要になるかというとたぶん、私たちのものの見方には何か固定的になりやすいところがあって、その視点にとらわれると、誰にも何の得にもならないのに […] -
タスクシュート時間術
タスクの名前は自分の言葉で書く
先日、タスクシュートをカーナビに喩えて話をしていたところ、どなたかに、 「しかしカーナビは誰もが使えるものだが、タスクシュートはその人にしか使えないのではないか?」 という指摘をいただき、しばらく考えていました。 その通 […] -
タスクシュート時間術
タスクを実行しようとすると急に気持ちが萎えるのはどうしてなのか?
ここのところシゴタノ!ではいつも同じことを話題にしているような気がしてきましたが、いま私がもっとも力を入れているのは □シゴタノ!原稿 とあったとき、どうしたらこれに抵抗ほぼゼロで取りかかれるようになるか、というテーマな […] -
タスクシュート時間術
仕事の難易度順に環境を整備する
GTDに「@」すなわちコンテクストという考え方があって、一見おもしろそうなのですが、なんだかうまくいく気がしないのです。 私はたとえば「@自宅」の書斎でこの原稿を書きます。 同様に「@自宅」の書斎で新しいMacBookP […] -
タスクシュート時間術
「すぐ書け!」「すぐ仕事せよ!」
私たちがタスクシュート式で言っていることと、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)で述べられていることは、ライティングとタスクの違いはあれど、ほとんど同じことです。 「私がうまくいかないのは正しい方法を知らないからだ、 […] -
タスクシュート時間術
自分の仕事を自分で邪魔しない
いまシゴタノ!を書いているのですが、なぜかこれを書くにあたりDMMで官能を刺激する動画サンプルを眺めるのは不都合かつ愚かな選択だ、と決めつける向きがあります。 どうしてなんだろう? 私たちはだいたいにおいて完璧です。たと […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートで自我の限界に気づく
『グッドバイブス ご機嫌な仕事』出版記念セミナーに参加してきました! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002625.000005875.html 同じような話を短期間に繰り返し伺 […] -
タスクシュート時間術
プロジェクトから役割へ
いわゆる「プロジェクト」から「手を引いた」代わりに私が強く意識するようにしているのが「役割」という概念です。 決してむずかしい事柄ではなく、事例一つでご理解いただけるくらい簡単な話です。 こういうことです。 ●作家【役割 […] -
タスクシュート時間術
苦手な仕事に取りかかるには?
エンジニアのための時間活用術、第18回です。 比較的すぐに取りかかれる得意な仕事がある一方で、締め切り間際になるまで後回しにしてしまう苦手な仕事もあります。多くの場合、苦手な仕事の方が重要であり、避けて通れないものです。 […] -
タスクシュート時間術
やっつけ仕事の発生を防ぐには?
エンジニアのための時間活用術、第17回です。 前回は、大きな仕事を一気に片付けようとするのではなく、ほどよい大きさのフェーズに分けて、1つのフェーズにつき1日をあてて取り組むことによって、無理のないペース配分で仕事を進め […] -
タスクシュート時間術
取りかかりにくい仕事は分割する、その分割点の見つけ方
エンジニアのための時間活用術、第16回です。 一見するとうまくいきそうなのに、実際にはあまりうまくいかない方法の1つに、その日にやる仕事をリストアップする、という仕事術があります。 たとえば、以下のようなリストです。 ブ […] -
タスクシュート時間術
取りかかりにくい大きな仕事を期限通りに終わらせるための見通しの立て方
エンジニアのための時間活用術、第15回です。 前回までに2回にわたって、タスクシュートを導入することによって得られる次の2つの効用についてご紹介しました。 1.「見え方」を変えることができる 2.「環境」を変えることがで […] -
タスクシュート時間術
タスクシュート効果その2:「環境」を変える
エンジニアのための時間活用術、第14回です。 前回は、ツールの効用の1つ目として、「見え方」を変えることができる点について、次の3つ観点からご紹介しました。 1.現実は表現されたもの 2.「レンズ」を付け替える 3.ツー […] -
タスクシュート時間術
タスクシュート効果その1:「見え方」を変える
エンジニアのための時間活用術、第13回です。 前回は、タスクシュートは時間に対する誤った認識を改めるツールということで、次の3つについて詳しくご紹介しました。 タスクリストは自分が起こした時間請求書 「とりあえず後でやろ […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートは時間に対する誤った認識を改めるツール
エンジニアのための時間活用術、第12回です。 前回は、これまでにご紹介しているタスクシュートを使ったタスク管理が20年間続いている理由をご紹介しました。 要約すれば、ツールにできることは徹底的にツールに移管してしまうこと […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートを使い続けることで得られる3つのメリット
エンジニアのための時間活用術、第11回です。 前回は、日々使っている自作のタスク管理ツール「タスクシュート」について、その使い方を簡単にご紹介しました。 タスクシュートを使い始めたのは──必要に迫られて自分で作りながら使 […] -
タスクシュート時間術
仕事の進捗を1つのツールに集約するメリット
エンジニアのための時間活用術、第9回です。 前回は、「進捗を管理する方法」をご紹介しました。まとめると次の通りです。 進捗を管理する目的 1.上司に報告をするため 2.自分で状況を把握するため 進捗管理の3要素 1.持ち […] -
タスクシュート時間術
24時間は十分に長い
エネルギッシュで勤勉なギボンのように、休みなく仕事をし、自己不信や自信喪失とは無縁で、我々凡人をたじろがせる天才がいるいっぽうで、ウィリアム・ジェイムズやフランツ・カフカのように、すばらしい才能がありながら時間を浪費した […] -
タスクシュート時間術
時間とタスクと進捗の3つを同時に管理する方法(3)
エンジニアのための時間活用術、第8回です。 前回は、「時間とタスクと進捗の3つを同時に管理する方法」をご紹介するにあたって、その要となる「日次スケジュールの作り方」をご紹介しました。まとめると次の通りです。 1.残り作業 […] -
タスクシュート時間術
まず動いてみて脳内地図を充実させる
これは、首都高の地図です。 時間管理に失敗しがちな人というのは、極端に言うと、「この図を完全に頭に入れてから、首都高を走ろう」とするような人です。 首都高を日常で使うようになる人は、そんなことはしません。 まずとりあえず […] -
タスクシュート時間術
時間とタスクと進捗の3つを同時に管理する方法(2)
エンジニアのための時間活用術、第7回です。 前回は、「時間とタスクと進捗の3つを同時に管理する方法」をご紹介するにあたって、この方法を思いついた経緯を書きました。 まとめると次の通りです。 分量が200ページを超えるマニ […] -
タスクシュート時間術
時間とタスクと進捗の3つを同時に管理する方法(1)
エンジニアのための時間活用術、第6回です。 前回は「タスク管理」を「タスク」と「管理」の2つのパーツに分けた上で「管理」について掘り下げました。要点をまとめると、次の3つのステップになります。 1.現在の自分の仕事を知る […] -
タスクシュート時間術
一日の時間を複数の環境に区切ると勝てる、区切らないと負ける
いつも走っている駒沢公園のジョギングコースには100mごとに区切り線が引いてあり、「次の100mまでがんばろう」とか「次の100mラインを超えたら、ちょっとペース落とそう」といった具合に文字通り区切りになっています。 区 […] -
タスクシュート時間術
タスク管理の「管理」とは何をすればいいのか?
エンジニアのための時間活用術、第5回です。 今回は前回に引き続き、「タスク管理」について掘り下げます。 前回は「タスク」に集中しましたので、今回は「管理」について。 https://cyblog.jp/34553