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失敗しようのないルーチンを増やす



大橋悦夫週のうち5日か6日は自宅で仕事をする日々なので、ルーチン設定に従って、せっせと掃除をしています。

掃除をしていてふと気づきました。

掃除以外にも、失敗しようのないルーチンがあります。

  • 食事
  • ランニング
  • 筋トレ
  • 読書


失敗しようのないルーチンの特徴

食事

食事は、まず第一に空腹が満たされます。おいしくないこともあるので、これをもって失敗とみなすこともできますが、本来の目的である空腹を満たすことに失敗することは少ないでしょう。

もし「食べ足りない」となれば食べ足すことでリカバーできます。

ランニング

毎日ではないにせよ10年以上走り続けていますが、1回として「今日は走るんじゃなかった…」と後悔したことがありません。走る前にどんなに「今日はイヤだな、走る時間が惜しいな」と感じていても、走り終えると「いやー、走って良かったなー」と例外なく気分がよくなるのです。

もちろん「今日はぜんぜんスピードが出なかった」とか「足が痛かった」といった不調を感じることもあります。でも、これをもって「走って損した!」とは感じない。その意味では食事に近いです。

筋トレ

筋トレも同様で、「今日は疲れているんだからやめておいたほうがいい」と思いつつも、やってみると「思ったより回数いけた」みたいな結果になることが多いです。

むろん「やっぱり疲れ気味だからこの回数で切り上げておくか」と調整することもあります。それでも、「やらないほうがよかった」と思ったことはなく、むしろ回数を積み上げることができたことに満足感を覚えます。

読書

読書については、読む本の内容によって落差が激しいものの、「そこそこ」か「すげーいい」のいずれかなので、やはり失敗はしづらいです。「いまいち」と感じたら読む本を変えれば済むので。

ただ、「すげーいい」に当たってしまうと、読むどころではなくメモ作業に脱線してしまい、「読書」の枠が決壊し、後続のタスクが影響を受けるので、結果オーライではありながらも悩ましいところはあります。

まとめると、

ともあれ、これら以外にも「失敗しようのないルーチン」というものを増やしていくことで、穏やかな気持ちで一日を過ごすことができるようになります。

要するに、難所のない、激しい落差のない、なだらかなで走りやすいコースを作ればいい、ということになります。

そのためには、激しい落差を生み出す「難所」となるタスクに注意を向けていくことがその第一歩になります。


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