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計画よりレビューを重視するようになった理由



大橋悦夫とある本を読んでいたら、「その日、次の日、日曜日」というフレーズに出会いました。

どういうことかというと、

  • まず授業があった「その日」に1回、
  • そして「次の日」に1回、
  • 最後に時間がある「日曜日」に1回、

復習をするのが良い、とのこと。

とある本とは、以下で、その名のとおり大学受験を控えた高校生向けの本です。



社会人にとっては「授業」は「仕事」(あるいは日常生活全般)であり、「復習」は「レビュー」ということになるでしょう。

個人的には「復習」という言葉にはことさらに注意を引かれます。

「復習」という言葉に敏感な理由

端的に言えば「復習」の助けを借りてきたからこそ今がある、と考えているからです。

最初に「復習」の手ほどきをしてくれたのは高校時代に読んだ和田秀樹さんの『受験は要領』という本でした。

  • 受験は、どれだけ“暗記貯金”を増やすかにかかっている
  • 暗記の努力をムダにしないためには、復習するしかない
  • 一度暗記したことを、何度もチェックして、忘れないようにメンテナンスをくり返していくうちに、うろ憶えの記憶も確固たる記憶に成長していく

僕なりにまとめると、新しい問題を解くよりも、過去に間違えた問題をもう一度解いてみる(復習する)ほうが勝ちやすい、ということです。

次に「復習」について新たな視点を提供してくれたのは川又三智彦さん。

1996年に刊行された以下の著書の中で、まだWindows95が出始めたばかりの当時からすでにデジタル記録とレビューに取り組んでいることが詳述されており、大いに刺激を受けました。

常にボイスレコーダーを携帯し、思いついたアイデアは言うに及ばず、自分がやったことや起きた出来事を次から次へと録音。その内容は秘書がテープ起こしを行い、電子化。

川又さんは、これを読み返すことで新しい企画や商品プランのタネを得ていた、と言います。

大学生だった当時、著書を読むだけでは飽き足らず、川又さんの社会人向け勉強会に定期的に参加し、その「情報整理ノウハウ」を学んでいました。

起床時間に始まって犬の散歩から食事・トイレの回数に至るまでを分単位で記録する姿勢には最初は圧倒されましたが、川又さんのこの偏執狂的な記録習慣に触れたことが、その後のタスクシュート開発に影響を与えることになります。

↓以下は今回の記事を書きながら見つけた、未読の著書だったので、これから読んでみます。



前置きが長くなりすぎてしまったので、本題の「その日、次の日、日曜日」はまた「次の日」に。

参考文献:




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