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GTDの洗い出しをミーティング中にやってみる



佐々木正悟 先日、セミナーの中でこんな質問をいただきました。

「佐々木さんのように、ふだんからタスク管理を習慣的にやっている方はタスクの洗い出しにもそんなに時間がかからないか、あるいは、どんなときにまとめて時間をかければ良いかをよくご存じだと思いますが、私はいつも忙しくて、まとまった時間を取れませんし、タスクの洗い出しに2時間も3時間も取れる気がしません。ではどうすればいいのでしょうか?」

いわゆるGTDの「収集ステップ」のお話しです。

私はこちらのかたに、「GTDという方法論をご存じでしたか?」と尋ねると、「知らない」と答えられました。

「GTDというのは初めて聞く」とのことだったのですが、にもかかわらずなぜ「収集ステップに2時間はかかる」と思っていらっしゃるのか、それがまず疑問でした。

もちろんどこかで聞いたことがあるとか、単にそのくらいかかりそうだと思ったということもあるでしょう。しかし、憶測はやめておき、私がまず明らかにしておきたかったことがありました。

行動のログを取るところから始める

私はこのセミナーでGTDの話はしませんでしたし、「収集ステップ」も「洗い出し」もオススメしませんでした。

つまり、まずログから始めるタスクシュートのことをメインで話したにもかかわらず、そしてGTDを知らないにもかかわらず、アタマの中でタスクシュートのことをGTDと書き換え、「まずログを取る」が「その前に収集ステップを!」になったわけです

しかも、「その収集ステップには2時間はかかるのだろう」けど、「私は忙しいからそんな時間はかけられない」ので、「よって私にはタスクシュートはできない」となるわけです。

いろいろ整理する必要があります。

私はその場で、おそらくその方がどこかで目にされたであろう「GTD」について簡単な説明を加えた上で、「それはタスクシュートとは違う」ことを説明し、「タスクシュートではまず洗い出したり収集するのではなく、行動のログを取るところから始めて欲しい。それならすぐできるはずです」と答えました。

とは言え「洗い出したい収集したい」という衝動がこみ上げているのであれば、そしてしかし「時間はない」ということならば、会議やミーティングの場でみんなでそれをするというのはいかがでしょう。

会議やミーティングでやるべきことを洗い出すというのは、一般的な会議の内容のいかんに関わらず、無駄にはならないはずだからです。