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「集中セクション」を1日に2つ作ってみる



佐々木正悟 こちらのシゴタノ!をはじめ、いろいろなところですでに私は、

  • 明日以後の計画を一切立てない

という提案をしていますが、なかなかなじめないと思います。

そこで今日は少し趣旨を変え、

  • 「集中セクションを2つ作る」

という件を提案したいと思います。

私にしてみれば、明日以後の計画を立てないことと、いまのセクションに集中することは、同じなのです。

本来私たちはすべてのセクション、すべての時間帯を集中セクションとするべきです。そうすれば結局、24時間すべての時間、集中して仕事に当たれるのです。

そんなことしたら疲れてヘトヘトになる!

というのは、つまり何を言っているかと言えば、「タスクを流して済ませる時間帯が必要だ」ということなのです。

1日の中に2つの集中セクションを作る意味

流して済ませる時間帯をもうけるということは、その時間帯にするタスクは、自分のためであれ、他人のためであれ、「大事なことではないこととして、流して処理する」ということになるでしょう。

たとえば私は娘の髪にドライヤーをあてるというタスクを、だいたい19:40くらいから15分弱、やります。

そんなタスクは「ビジネス書作家としては雑務」だからといって、スマホでも見ながら適当にやるということは「娘の髪など私にとっては重要なことではなく、娘が髪を大事にするなら、私は娘の大事なことを大事にしなくてもいい」と思っているようなことになってしまいます。

(こういう意識を持っているという話ではありません。ただ、こうすると結果としてこうなる、という話に過ぎません)。

私はこれがいやなので、集中しないくらいなら、何もしない方がましなような気がするのです。

よくよく考えてみると、ある時間帯を集中して過ごすということは、その時間帯が他より大事な時間帯かどうかは後になるまでわからないため、結局すべての時間帯を集中して過ごさなければなりません。

原則はこうですが、「それでもすべての時間を集中はできない」ならば、

  • 午前の仕事が集中する時間を集中セクション
  • 夜のプライベートで一番多く家族と過ごす時間を集中セクション

とします。

この時間帯に、本当に集中できて、しかも本当に仕事が誰かのためになったのであれば、自分の行動の意義は十分に認められることになります。

そしてその結果が良いもので、気分的にも良ければ、今後集中セクションを増やしていくことができます

仮にこれをした結果として「他人にいいように使われて最悪の気分になった」としたら、集中セクションをもうけないようにすればいいわけです。

だとしても、すべては元に戻るだけで、ひどい目に遭うことはなくなります。