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10月12日(土)のタスクカフェはオンラインセミナーにて開催します!

大橋悦夫
台風接近につき、10月12日(土)に予定していたワークショップ「タスクカフェ第99回」は会場での開催を取りやめ、代わりにオンラインセミナーに切り替えます。

時間は変わらず、13:30~16:00です。

オンラインセミナーなので、インターネットがつながる環境であれば、お好きな場所でご受講いただけます。
さらに、会場費がかからない分、受講料30%オフとなります!

オンラインセミナーの受講には、Zoomという無料アプリのインストールが必要ですので、初めての方はあらかじめセットアップをお願いします。

不安な方は、当日13:15から講師チームが待機していますので、早めにご参加いただければ、設定等サポートいたします。

当日の内容

オンラインセミナーに切り替えるにあたって、講師のTak.さんと改めて内容についてZoomで打ち合わせをしました。

以下、そのときの書き起こしの一部です(当日の内容についてかなり詳しくお聞きすることができました)。

ASとBEとは何か?

大橋前回と今回と比べて、強調したいことって何ですか。前回伝えきれなくて心残りだったこととか。

Tak. 「LIFEアウトライン」は4つのアウトラインから成るんですが、このうち前回は主にDAYSとALLについてお話ししました。残りの2つはDAYSとALLをサポートするASとBEで、その話がまだできていません。

前回は「そういうのがあるよ」というところで終わってしまっていますので、その中身についてお話しできればと思っています。

大橋そういう意味では、前回の内容は「パート1」で、そこで終わってしまうと物語としては未完結なので、後ろに控える「黒幕」に迫る、ということですね。

Tak. よりエラいヤツが出てくるという(笑)。

大橋前回も簡単な説明はしていただいたのですが、ASとBEと、それぞれにどんな内容を書けばいいか、おそらく明確な基準があると思うので…。

Tak. そうですね、ASとBEの説明はさんざんする予定なのですが、最終的には実はASとBEじゃなくてもいいんだよ、という着地点が用意されています。

大橋それは名前としてですか?

Tak. 内容としても、説明したようなものでなくても全然いいんです、という。

大橋どんな人にとっても、AS的なものとBE的なものに分けられる、ということはありますか?

Tak. うーん、ありますけど、それをここに入れる必要はないんです。要するに自分にとって重要なこととして、そこに何を入れるかというのは人によって変わると思いますので。

極端な話、倉園さんの『グッドバイブス』に影響を受けている人なら、『グッドバイブス』の目次をそこに入れても良いんです。

大橋あ~。

Tak. で、その目次の各項目ごとに「自分だったらこうする」を書き込んでいけばいい。

大橋デイリータスクリストを作り、実行していく上での指標とか基準に当たるもの、ということですね。

Tak. そうですね、その日のタスクを選択する基準、特にどのタスクを落とす(やらないと決める)かの基準です。ASやBEに合致しないタスクを落とす。

大橋なるほど、判断基準を明文化したもの、自分の「原典」というか「憲法」に当たるものですね。そこから派生していろいろな「法律」ができていく。多くの人は自分の「憲法」を持っていないので、他の人が持っている「憲法」を基準にすることになり、だからこそ迷うことになるんですね。

Tak. そうですね。

大橋うーん、これはがっつり自己啓発な話になってきますね。

Tak. はい、中身の話をすると、完全な自己啓発になっちゃうんです。なので、中身の話はあんまりしない、というかいわゆるミッションステートメントのようなことは私自身はASやBEに書いてないんです。

これは本にも載せなかったんですが、たとえばBEの中身には「ありたい自分」として「健全な食欲」とか「オープンな笑顔」といった項目が入っています。

当日は私の実際のASとBEの一部をお目にかけます。

大橋なるほど、これと照らし合わせながらタスクを追加したり落としたりする。

「このタスクは健全な食欲を実現するうえで貢献するか、しないか」と。

Tak. そうですね。今日のDAYSを書き出したときに、この通りに一日を送ったら「健全な食欲」に反さないか、という。

大橋チェックリストっぽいですね。

Tak. まさにチェックリストが近いと思います。

大橋会社員時代に社外に出す請求書とか契約書をチェックする際に「請求書チェックリスト」とか「契約書チェックリスト」というチェックリストを使っていたんですが、それに近い雰囲気をいま感じました。

Tak. そうですね。

大橋それがないとチェックのしようがないですからね。

Tak. ただ、ASやBEに書いたこと全てを毎日チェックするのは現実的ではないので、任意の1つを選ぶわけです。

大橋その日のテーマというかコード進行のような。

Tak. ああ、コード進行というのは近いですね。バックグラウンドで流れている何かみたいな。

大橋基本のリズムみたいな。

あー、それで思い出したんですが、国本剛章さんというゲームミュージックを作曲している方の動画を最近見たんですけど、「忍者ハットリくん」というファミコンソフト(1986年発売)があって…やったことありますか?

Tak. いや、ないです。

大橋「忍者ハットリくん」のBGMは国本さんが作曲しているんですが、アニメの主題歌(♪ござーるござるよハットリくんは~)だけではなく、いろいろな曲、特に荘厳なクラシックとか、意外な曲をリミックスして作ったそうなんです。

確かに、中学時代にプレイしていたときに「ハットリくんの曲も入っているけど、違う曲も混ざってるな~」と思った記憶があって。

国本さんは、ハットリくんのBGMについては「ほとんど作曲はしていない」と動画の中で言っていて、代わりにいろいろな曲をゲームに合うようにアレンジして組み込んで作った、と。

この、本来は自分の外にあったものを自分のリズムに合わせてアレンジして組み込むというプロセスは示唆に富むなと感じました。

たとえば、多くの人が本を読むなどしてインプットに励んだとしても、インプットした内容をそのままを日々の仕事や生活に活かせるわけではなく、まず自分のリズムに合った形に「編曲」する必要がある、というか。

Tak. なんか楽しいですね、その話。

大橋あ、この動画です。


ASとBEに当たるものを実際に作ってみる

大橋話を戻すと、ASやBEという基本となるリズムがあって、デイリーリストを作るときにも、このリズムを活かしたいわけですよね。

Tak. そうですね。あと、自己啓発的な内容ばかりだと役に立たないなということがあって、それとは別に「欲望」もあるんじゃないかという。それを否定してしまうと続かないんですよね、やはり。

大橋確かに。

Tak. だからこそ「自分はグッドバイブスだな」と思った人はさっきも言ったとおり『グッドバイブス』の目次をそのまま入れてしまってもいいわけです。

大橋なるほど。

ところで、当日は「私のASとBE」を作るワークもやる予定ですか? 今回のお話をうかがって、これを聞いた人は絶対「自分バージョン」を作ってみたい、と思うだろうなと感じたので。

Tak. 一応、最後の方に「ASやBEというのはフリーライティングとメモからできているんだよ」というスライドは用意しています。なので、ワークをやろうと思えばできます。ただ、ワークで作ってもらったものをどうするか、という…。

大橋そのあたりは、「我こそはという方は(Zoomの)画面共有で見せてください」とお願いすることはできますね。Tak.さんからフィードバックもできますし、ほかの受講者の方にとっても何らかのインスピレーションになると思います。

Tak. その場合って、会場の場合は皆さんがワークをしているあいだも間が持つとは思うんですが、オンラインだとどうなんでしょう?

大橋ワークのあいだは、マイク越しにみんなの鼻息が聞こえます。

Tak. そういう感じでいい?(笑)。

大橋僕はぜんぜん良いと思います。何かBGMを流してもいいでしょうし。

Tak. なるほど。

大橋せいぜい10分くらいだと思いますし、それぐらいの時間でも取っ掛かりはできるので、セミナーが終わった後も、続きを書き足そうという気になると思います。

Tak. メモというのは普段から書きためておくもの、フリーライティングはその場で書くものなので、今回のワークでやるのはフリーライティングの方ですね。

大橋フリーライティングのポイントみたいなものもワークの前に教えていただけるわけですね。

Tak. はい、すでにスライドは用意してあります。

大橋たぶんフリーライティングというものがあるということは知っている方もいると思うのですが、今回のような機会でもないとなかなか実際にはやらないと思うんですね。

ほかでもない僕自身もTak.さんの本やブログを読んで「フリーライティングっていうのがあるのかー、ふーん」と思うだけで、実際にはまだやっていないので(笑)。

Tak. そうしたら、たとえば、10分間の時間を取ってフリーライティングで、自分が大事だと考えていることをアウトライナーでどんどん書き出してもらって、階層化まではする必要はないので、内容に応じていくつかの項目をまとめて見出しをつけていく。

その見出しの1つひとつがASやBEの項目に相当するわけですよね。

大橋なるほど、当日はその最初の「石垣」を積み始めることができるわけですね。

Tak. そうですね。大事なことは、フリーライティングで書き出したものをASなりBEなりとして活用することですから。

もともとはフリーライティングは1970年代に提唱されたもので、後で使うという目的でやるではなかったらしいんですけど。

大橋とにかく吐き出すと。

Tak. そう、吐き出すことに意味がある。フリーライティングというのは個人的にはアウトライナーがあってこそ意味を持つと思っていて。

大橋フリーライティングが提唱された時点ではアウトライナーの概念はなかったですよね。

Tak. なかったです。タイプライターでやっていましたから。

ただ、アウトライナーとは関係がないわけじゃなくて、もともとはアメリカで「アウトラインをかちっと作って、その通りに文章を書きましょう」という教育に対するアンチテーゼから始まったんです。「そんなことやってられるか!」と。

大橋Think different」みたいな感じですね。


書き起こし、ここまで。

…ということで、当日は「ASとBE」に当たる、自分にとって重要なことを集めたアウトラインをTak.さんと一緒に作る時間になると思います。

ぜひ以下いずれかのアウトライナーを使えるように初期登録だけはしておいてください(いずれも基本的な機能は無料で使用できます)。

これを作ることで、自分にとってしっくりくるデイリーリスト(その日にやることリスト)が作れるようになり、その結果としてしっくりくる一日が送れるようになるはずです。

当日は台風で外出を控えるという方も多いと思いますので、ぜひこの機会に自分だけの「ASとBE」作りに取り組んでみませんか?

前回のセミナー動画をプレゼントします!

なお、今回ご参加いただく方全員に、前回のTak.さんのレクチャー内容を収録した動画(トータル71分)をプレゼントします。

お申し込み・ご入金いただいた方に即日お送りいたしますので、ぜひ当日までに動画で予習をしたうえで臨んでください。

▼レクチャー「アウトライナーによるデイリータスクリスト」(30分54秒)
└アウトライナーの基本的な機能
└デイリータスクリストとは
└デイリータスクリストの実際
└DAYS、ALL、AS、BE
└Ivy Lee Methodとは?
└Ivy Lee Methodが現代の環境では無理な理由
└割り込みにどう対処するか?
└「重要なこと」をどう選ぶか?

▼質疑応答(40分09秒)


さらに、Tak.さんの以下の著書も合わせてご一読いただくことをおすすめします。
当日の内容がより深くご理解いただけるかと思いますので。



詳細とお申し込み方法

参加ご希望の方は以下よりお申し込みをお願いします。

» アウトライナーを使ったデイリータスクリストの作り方と日々の運用方法の実際