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デジタルノートテイキング
デジタルノートテイキング連載のまとめ
前回までで、主要なデジタルノートツールを紹介してきました。iPadなどを加えれば、選択肢はさらに広がるのですが、ひとまずは大きな石は踏んでいけたかと思います。 さて、連載の締めくくりとして、今回はこれまで書いてきたことを […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのScrapbox/Obsidian
前回は機能てんこ盛りのデジタルノートであるNotionを紹介しました。 今回は、コアなファンが多いScrapboxとObsidianを紹介します。 Scrapbox – チームのための新しい共有ノート https://s […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのNotion
前回はモダンなアウトライナーのWorkFlowyとDynalistを紹介しました。今回は、最近人気が急上昇しているNotionを紹介します。 Notion: タスクも、メモも、ナレッジも、すべてをひとつにする All-i […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのWorkflowy/Dynalist
前回はデジタルノートとしてのEvernoteを紹介しました。今回は、モダンなアウトライナーであるWorkflowy/Dynalistを紹介します。 Workflowy https://workflowy.com/ Dyn […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのEvernote
ここまでの連載で、デジタルノートについてさまざまに検討してきました。その締めとして、今回からいくつか具体的なツールを挙げ、その可能性も含めて紹介しようと思います。 最初は、Evernoteです。 最高のメモアプリ – E […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートで楽に保存する、で、その次は?
前回の終わりに、以下のように書きました。 言い換えれば「何も考えずに放り込んでおけばOK」という情報ツールはその「何も考えない」という所作において知的生産的問題を発生させる、ということになります。この点が、後者の「手間を […] -
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デジタルツールにおける情報の均質さ
前回の最後に以下のように書きました。 『知的生産の技術』を通して読んでみると、梅棹は「情報の規格を揃えておくと処理がやりやすくなる」ことをかなり感覚的に体得されていたように見受けられます。もし現代に生きておられたなら、D […] -
デジタルノートテイキング
梅棹の知的生産術からデジタルノートを眺めると
前回は、ニクラス・ルーマンのカード法を紹介する本に言及しましたが、忘れてならないのが我らが梅棹忠夫です。 日本でも長く人気のある彼の『知的生産の技術』は、カード法を主眼としているのはいまさら解説するまでもないでしょう。 […] -
デジタルノートテイキング
ルーマンのカード法を学ぶ一冊
前回は、デジタルノートツールは「知識」を扱うのに適した性質を持っていることを確認し、その上でそうした技法を発展させた、梅棹忠夫やニクラス・ルーマンの手法に注目する意義について触れました。 今回紹介するのは、そのニクラス・ […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートは知識を育てるのに向いている
以前書いたように、デジタルツールでは情報を大量に扱えます。 デジタルノートの特性 | シゴタノ! デジタルノート・トランスフォーメーションのススメ | シゴタノ! さらに言えば、そのような大量の情報を、小さくノートに「分 […] -
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デジタルノートはリンクが命
前回は、DNT(デジタルノート・トランスフォーメーション)に向けての心がけを紹介しました。そのとき、チラリと触れるに留めた「リンク」について今回は書いてみます。 この「リンク」こそがデジタルノートの最大のメリットであり、 […] -
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デジタルノート・トランスフォーメーションのススメ
前回はデジタルノートの特性を検討しました。そこで、記録するツールとしては同一なものの、方向性としてはアナログノートとデジタルノートは異なる、という点を確認しました。 言い方を変えれば、デジタルノートを使うときは、「デジタ […] -
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デジタルノートの特性
前回までの連載で紹介したように、アウトライナーというツールは単に情報的構造を作るだけでなく、そうして作ったものを「再構成」する際に活躍してくれます。 これはデジタルツールならではの特性だと言えるでしょう。アナログツールが […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのアウトライナー4
前回は、アウトライナーでは複数の情報が扱え、それらを越境させられることを確認しました。何かしらの使い方があるとしても、いつでもそれを逸脱できるのがアウトライナーの魅力です。 ここで、アウトライナーの特徴について復習してお […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのアウトライナー3
前回は、アウトライナーが「考える」ためのツールだということを紹介しました。 でもって、私たちの日常の多くの事柄には「考える」が含まれています。もっと言えば、習慣的な行動以外のすべてに含まれていると言っても過言ではないでし […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのアウトライナー2
前回は、アウトライナーというツールが「アウトライン」を作るためだけのツールではない、という点を確認しました。 では、どんなことに使えるツールなのか。今回はそれを確認していきましょう。 -
デジタルノートテイキング
デジタルノートとしてのアウトライナー1
拙著『すべてはノートからはじまる』では、自分のために記録が残せるあらゆるツールを「ノート」と位置づけました。 デジタル・アナログは関係なく、「ノート」として意識されているかも超越して、書き留めることができるなら、それはノ […] -
デジタルノートテイキング
Evernoteのフィルタ済みノートウィジェット
Evernote 10.20.4で「フィルタ済みノート」ウィジェットが追加されました。 複数のプロジェクトを簡単に見やすく管理する方法 | Evernote 日本語版ブログ https://evernote.com/bl […] -
デジタルノートテイキング
WorkFlowyのMirrorコピーはここが便利
情報をデジタルで扱うことのメリットに、コピーやリンクが使える点があります。 情報を複数的に扱えるのです。 コピーに関しては、手書きのノートでもコピー機にかければ可能ですが、リンク的なものは簡単にはいきません。「四番目のノ […] -
デジタルノートテイキング
かーそる第四号に「デジタルノートのディストピア」を掲載しました
共同で作っている電子雑誌「かーそる」の第四号が発売となりました。 二年ぶりの発行です。 目次は以下の通り。 ■for study ・勉強ノート試論(Go Fujita) ・勉強ならざる勉強ノートをなぜ書くのか(倉下忠憲) […] -
デジタルノートテイキング
デジタルノートでタスクはどう扱えるか
デジタルノートにおけるタスクのハンドリングについてみていきましょう。 まずは、基本操作から確認します。 ちなみに、本稿におけるデジタルノートは広い意味になっています。通常のノートツールだけでなく、他のデジタルツールも含め […] -
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「8月からの連載内容をどうしようか」と思ったらアウトライナーにそう書く
『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』で何度も述べているのは、「考えるときは、なるべく空ではなく書くことを通して行おう」というメッセージです。 使うツールは何でも構いません。普段使い慣れた(あるいは書 […] -
デジタルノートテイキング
まずはノートを書こう。話はそれからだ
新しい本が出ました。 『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』というタイトルの本です。 特定の具体的なノート術でもなく、アナログやデジタルに特化することもなく、ずいぶん広い意味で「ノート」を定義し、その […] -
デジタルノートテイキング
○月○日買った本、みたいな情報整理について
アナログノートではあまり考える必要がなかったことについて考えてみます。 ○月○日買った本 という情報の管理についてです。 -
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タスクをタスク以外と共に
つい最近、Evernoteに「タスク」という新機能が追加されました。 新しいタスク機能の使い方 | Evernote 日本語版ブログ https://evernote.com/blog/jp/new-feature-ta […] -
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デジタルノートとトランスクルージョン
先日、Notionに新しい機能が追加されました。 Designing Synced Blocks https://www.notion.so/blog/designing-synced-blocks あるページのブロック […] -
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アイデアは捨て置いてよい、と考える
さて、ながらく梅棹忠夫のカード法とEvergreen Notesの共通点・相違点について確認してきました。 デジタルノートテイキング連載一覧 すでに記憶は薄れつつあると思いますが、そもそもこの話題に言及しはじめた発端は、 […] -
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梅棹のカード法とEvergreen Notesの違い
ここまでの連載で、梅棹のカード法とEvergreen Notesがほぼ同じことを言っている点を確認してきました。 「Evergreen notes」とカード法の共通点を探る その1 | シゴタノ! 「Evergreen […] -
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カードは分類しない その2
前回の記事では梅棹のカード法における「カードは、分類しない」を検討しました。 カードを既存の分類軸に配置してそれで満足するのではなく、既存の分類軸を飛び越えるつながりを生み出したり、新しい分類軸を生み出すような発想を促す […] -
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カードは分類しない その1
さて、ここまでの連載でEvergreen Notesと梅棹のカード法の原則を比較し、そこある共通点を検討してきました。 ▼前回の記事 デジタルでカードをくること | シゴタノ! https://cyblog.j […] -
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デジタルでカードをくること
さて、もう一度、Evergreen Notesと梅棹のカード法の原則を振り返っておきましょう。 Evergreen Notes Evergreen notes should be atomic Evergreen not […] -
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カードに「一つのことを書く」の実際例
前回は「AB」の認知を「A・B」に分けて書くことの重要性を確認しました。 https://cyblog.jp/44421 かなり抽象的な話だったので、中身が捉えづらかったかもしれません。そこで今回は、実際の「カード書き」 […] -
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「Evergreen notes」とカード法の共通点を探る その2
前回からの話を続けます。 https://cyblog.jp/44186 カードには1つのことを書く。これを実践することで、私たちは思考のネットワークにノードを増やしていけます。なぜでしょうか。『知的生産の技術』を探索し […] -
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「Evergreen notes」とカード法の共通点を探る その1
前回の話を引き継いで、「Evergreen notes」と梅棹のカード法の共通点を探っていきましょう。 まず、「Evergreen notes」の4原理を復習します。 Evergreen notes should be […] -
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梅棹のカード法とEvergreen notes
引き続き、「アイデアを使う」ことについて考えていきましょう。 まず、「Evergreen notes」というコンセプトがあります。 Evergreen notes(Andy Matuschak) Evergreen no […] -
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アイデアはログとして記録する
前回のおさらいです。 着想を豆論文化しておくことは、アイデアを使うためには必要だが、しかし着想の量が多いとそのすべてを豆論文化することはできず、常に「未処理」のものが発生し、それが増え続けていく。その処理を「タスク」とし […] -
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豆論文化をタスクにしない
状況を再確認しておきましょう。 私たちが着想をアイデアとして発展的に扱うためには、それを走り書きのメモではなく、ある程度しっかりとした文章(豆論文)にしておく必要があります。 しかし、しっかりした文章を書くのは時間がかか […] -
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デジタルノートとアイデア管理〈ネタ帳・走り書きメモ・豆論文〉
「アイデア」を管理することは、多義的な行為です。その多義性を視野に収めていないと、情報整理でこてんぱんにされます。 気をつけておきたいのは、その多義性は「一口にアイデアといってもいろいろある」を含みつつ、「同じアイデアで […] -
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知的生産において情報を「使う」とは何を意味するのか
ノートの役割の一つは、情報を保存しておき、後から使えるようにすることです。 では、知的生産において情報を「使う」とは何を意味するでしょうか。 この点を理解しておかないと、ノートの利用方法がこんがらがってしまいます。しかも […] -
デジタルノートテイキング
情報運用のトレードオフポイント
前回確認したように、すべてがフローになってしまうと情報にアクセスするためにひどい苦労を背負うことになります。何かしら固定されたものがあり、それが身体知として取り込まれるからこそ素早い操作が可能になるわけです。 一方、すべ […]