-
予定を守るためのヒントとアイデア
その日に新しい予定を入れる理由
日別の見積もり時間の“見える化”について。 ところで、「本日」の時間については、左上のブロックを見れば分かりますが、 見積 :今日のタスクの見積時間の合計 ■済み:すでに完了したタスクの見積時間の合計(≠実際にかかった時間) □残り:未完了のタスクの見積時間の合計 明日以降の予定については時間が見えません。そこで日別の見積もり時間の“見える化”が必要になってきます。 -
Journal
「本日」に一点集中するために
タスク管理ツールにローカルな「本日」の認識を持たせる方法を考えてみます。 残る課題の1つは、「本日」をどう認識させるかです。もちろん、現在日時を取得すれば良いのですが、24:00を回った場合でも「本日」として扱いたい場合や、「明日」の時点でのタスクリストを確認したい場合などを考えると、タスク管理ツールの中でのローカルな「本日」を持つ必要があります。 -
Journal
日付をまたがるタスクを並び替える
未来のタスク管理であると同時に、後から活用するための作業記録になるようにするための具体的な方法について考えてみます。 -
Journal
作業記録の習慣がもたらすもの
「自分がやったことを逐次記録することで、日々の生産性を上げる」と言われますが、その理由としてドラッカーは「時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、排除していく」ことができるためとしています。 また、記録をすることで、実際の作業と、自分がそれをするのに必要な時間の組み合わせをストックとして持つことができます。このストックが多ければ多いほど見積もりが精緻になり、早い段階で完成形を人に伝えることができたり、トラブルを未然に防ぐことができるようになります。 とはいえ、実際のところ、忙しい仕事の合間に逐次記録を取っていくのは容易ではありません。ちょっと気を抜くとすぐに「あれ、もう1時間たっているけど何やっていたんだっけ?」という事態に直面します。 -
Journal
アイドルタイムに仕事を進める
昨日までの一連のエントリで、タスクの分割とチェックポイントの設定について紹介してきました。 この2つを始めると、あることに気づきます。 -
Journal
分解できないタスクをどうするか
昨日はシーケンシャル管理の実践例を途中までご紹介しました。 以上の考え方を適用すると、右の図のような感じになります。13:45時点の状態で、終了予定を見ると「18:30」となっています。これは、残りタスクをすべて見積もり時間通りに終わらせるた場合の終了予定時刻です。 現時点で「今日の仕事は何時に終わるのか」がわかるため、今が順調なのか遅れ気味なのかを常に把握しながら仕事を進めることができます。これがわかっていれば、飛び込み作業が入ってきても適切な判断を下しやすくなります。受けるのか、断るのか、あるいはいつならできるのか、という回答をすばやく返すことができます。 今回は、この続きで一日の仕事が終わった時にやるべきことを考えてみます。 -
予定を守るためのヒントとアイデア
タスクのシーケンシャル管理の効用
昨日の続きで、タスクのシーケンシャル管理について。 複数のプロジェクトを並行して進めている状況であっても、つまり複数の流れが同時にあったとしても、一日のスケジュールの流れは1本にしないとまっすぐに進めません。 そこで、今日やるべきタスクをやるべき順番に並べます。 テレビを観るとき、観たい番組が複数あっても同時に観られるのは1つの番組に限られるのでどういう順番でチャンネルを渡り歩いていくかを決めるのに似ています。 -
タスクシュート時間術
タスク管理ツールの位置付け
以前、こちらで、タスク管理には短期と長期の2種類がある、と書きました。 人の記憶には短期記憶と長期記憶があり、PCのメモリとハードディスクがそれぞれに喩えられるのをよく聞きます。タスク管理についても、短期管理タスクと長期管理タスクの2種類があって、前者はテキストファイル(リアルタイムログ)、後者はタスク管理ツール、という棲み分けがありそうです。 その日のうちに処理し終えてしまうようなタスクのためにわざわざカテゴリを立てて登録するのは面倒ですし、むしろタスク管理ツールのノイズを減らすうえで、あえて登録せずに済ませようとするくらいでちょうど良いと思っています。 それぞれの管轄は、 短期管理は、2分以内でできてしまうタスクとその日のうちに終えられそうなタスクなのに対し、 長期管理は、複数の小タスクに分割されて、納期管理をきちんと行う必要があるタスク、 と塗り分けることができます。 -
Journal
タスク分割のコツ
前回の続き。 時間に責任を持つためには以下の2つがポイントである、と書きました。 1.大きなタスクをすぐにできる小タスクに分割する 2.分割した小タスクごとに必要な時間を割り振る 「企画書の作成」といった、そのままでは時間を見積もるのに手に余るような大きさのタスクは、実際の作業時間が想像できるレベルにまで分解することで、「えいやっ」ではない現実的な時間見積もりができます。各小タスクの見積時間をすべて積み上げたものがタスク全体の見積もり時間となります。 今回は、小タスクに分割するためのコツです。 -
Journal
タスクを分割する
昨日の続き。 この結果を厳粛に受け止めて、明日に活かすために反省をしてみます。反省するには、各タスクごとの集計表があると便利です。例えば、右の図のような感じです。これはExcelなら数式による参照で簡単にできますね。 この表を見ると、まず、超過の最大の原因となったタスクは「B社のWebサイト企画書作成」で1.75時間の超過です。ほとんど倍ですね…。「まぁ、2時間もあればできるだろう」というノリで見積もると、たいていこんな感じになります。「2時間」に責任が持てていない状態と言えます。 では、どうすれば責任を持てる状態にできるでしょうか? ということで責任を持てる状態にする方法です。例えば、2時間かかる、というその根拠が自分の中で明確であれば、その2時間に責任を持てることになります。 そこで今回は、根拠を自分の中で明確にするにはどうすればよいか、について考えてみます。 -
Journal
タスクに必要な時間を見積もる
昨日に引き続き、タスク管理ツールの自作について。 「今日やるべきこと」を作るステップをまとめると、以下のようになります。 1.タスクごとに時間を見積もって並べる 2.見積もった時間を合計する 3.稼働時間と比べて過不足を調整する ということで、これをもとに実際に仕事を進めるのですが、そもそもタスクごとに時間を見積もるには経験が必要です。逆に言えば、やったことがないことは「えいやっ」で見積もるしかない、ということになります。 そこで今回は時間を見積もることについて考えてみます。 -
Journal
タスク管理ツールを自作してみる(序)
昨日の「リアルタイムロギング」メソッドの拡張の続きです。 人の記憶には短期記憶と長期記憶があり、PCのメモリとハードディスクがそれぞれに喩えられるのをよく聞きます。タスク管理についても、短期管理タスクと長期管理タスクの2種類があって、前者はテキストファイル(リアルタイムログ)、後者はタスク管理ツール、という棲み分けがありそうです。 ということで、タスクによって管理ツールを分けることになるのですが、仕事というのはできれば予め敷いた一直線のレールをまっすぐに突き抜けられる方が生産性も生産量もアップすると思っています。 もちろん、予定通りに行かないことなど日常茶飯事ですし、予定にこだわりすぎてもよくありません。予定など立てず思いつくままつれづれなるままに仕事す、というスタイルもあるでしょう。そもそも予定が立たない、という仕事や状況も考えられます。 でも、自分なりの仕事原則、あるいは「マイ・プライベート道徳」を定めた方が流されずに主体的に仕事ができるはずなので、どんな状況であれ予定は立てた方がベターです。 -
タスクシュート時間術
「リアルタイムロギング」メソッドの拡張
「発想七日!」で「リアルタイムロギング」メソッドという手法が紹介されています。 簡単に生産性を上げる「リアルタイムロギング」メソッド そんなこんなで、僕がここ1週間ほど試してみて調子がいいのが、「リアルタイムロギング」メソッド。 冒頭の「報告書作成」でいえば、作業を開始するときに ■××向け報告書最終化 後半へのつなぎを考える タイムテーブルの再確認 などとロギングしておくだけです。「なんだよそれだけかよ!」という感じです。しかしなんとも情けないことに、たった2時間の作業なのに、しばしばこのログが役に立ってしまうのです。いつの間にか「こだわり」の悪魔に支配されて、オブジェクトの配置揃えなんかを一所懸命やってしまい、ハッと我に返ったとき、この2時間で最低やるべきことを思い出させてくれます。もちろん「中断」に対しても有効。 これをさらに有効に活用するための拡張を考えてみます。 -
届ける技術
ブログを書き続ける目的を考える
ブログを継続して書くには、書くべきネタの整理を始め、いくつかのコツがあります。 1.書く時間を確保する 2.更新頻度を決めてこれを守る 3.ネタ帳をつける(ストックを持つ) 4.調子のいい時に書き溜める 5.“休刊日”を作る 6.本をしっかり読む──人に語れるネタを増やす 7.まず主題を決める 8.誰かに話しかけるつもりで書く 9.コミュニティを活用する 10.失敗(駄作)を恐れない 11.名文を書く必要はない 12.前向きな姿勢をキープする 13.自分にとって新しいネタに挑戦する とはいえ、そもそもなぜブログを書き続けるのでしょうか。 -
人間関係の科学
相手の本音を見抜くためのヒント
引き続き、日経ビジネスアソシエの1月17日号の特集「あなたの潜在力を開花させる?見抜く技術」より。昨日は、メタ認知によって自分の推論や判断をシャープにしていけば、同じ失敗を繰り返さなくなる、という話でした。 そこで今日は、ちょっとクイズ。以下は特集ページに掲載されていた事例です。 ●上司の本音を見抜くポイント ・「間違いない」という発言の裏には、実は同意を求める気持ちがある。 確信 しているのではなく、 不安 の裏返しだ。 ・「別にどちらでもいい」という上司は、本当は 強い希望 を持っているから要注意。 ・「今の若い者ときたら」という上司は一般論のふりをして、実は 個人攻撃 をしている。 ・いつも決まった居酒屋に行く上司は 安定志向 である。 ・部下の揚げ足を取る上司は、意外に、部下を 和ませようと しているのかもしれない。 ・カラオケでヒット曲ばかり歌う上司は、 褒め言葉 に弱い。 ●部下の本音を見抜くポイント ・部下の「すみません」は「 早くすませてほしい 」の意味。「なるほど」を連発するのも「 もう分かった 」の趣旨かも。 ・一緒に食事に行った時、あとほんの一口だけなのに、食事を残す部下は、 自分に甘い 。 ・声をかけた時に「私ですか?」といちいち聞き返す部下には、 強いコンプレックス がある。 ・部下の話すペースがいつもより速いときには 隠し事 がある。報告に来た部下がいつもより離れて立っている場合も 何か問題を抱えている 。 ・「うちの会社」という部下は、 自分がいなければ職場の仕事は回らない と思っている。 ・うなずきも3度以上続けば、 本音は「ノー」 であると心得よ。 -
とらえなおす
他人の“白米”より自分の“玄米”
日経ビジネスアソシエの1月17日号でサイバーエージェントの藤田晋社長の連載記事「企画力は情報量と経験で決まる」に以下のようなことが書かれていました。 当社では新しい商品やサービス、そして社員の才能を発掘すべく、社内で事業プランコンテストを行ってきました。しかし、この方法だとヒットにつながる良い企画がなかなか上がってこないことに最近気づきました。私が思うに「コンテストだ。さぁ、考えよう!」と、普段の仕事から離れ、改まって考えようとするから、実現性の低いアイデアばかりになってしまうのです。 では、どうしたら実現性の高いアイデアが出てくるのでしょうか。 -
Journal
明日の自分を動かすコツ
先日、あるオンライン証券会社のページで次のようなお知らせを目にしました。 以下の銘柄につきまして、当面の間、保証金代用有価証券の掛目を引き下げます。ご了承のほどお願い申し上げます。 (以下略) 「保証金代用有価証券? 掛目? 何のこっちゃ?」と思いつつ、並んでいる銘柄を見て何となくよくないことが起きているんだろうなぁ、という程度の認識でいましたが、保田さんが非常にわかりやすく解説してくださっていました。 もちろん、証券会社としては相手にしているのは「保証金代用有価証券」も「掛目」も当然きちんと理解している投資家である、という前提でビジネスをしているのでしょうから、これはこれで問題はないと思います(措置の内容がどうこう、ということについては触れる立場にないのでスルー)。 で、ここで感じたのが、日頃から何となくもやもやしていた、「表現の視点」問題。 -
Journal
自分にとって意味のあるブログを毎日続ける方法
今年になってから始めたことはいくつかありますが、そのうちの1つが「格言日記」。 -
Journal
やめるコツ
年賀状を反省に活かすコツで、以下のように書きました。 そして、ひるがえって「この1年、自分はどうだったのか?」を振り返りたくなります。 1.継続的にやってることは何だろう? 2.新しく始めたことは何だろう? これに加えて、公開するかどうかはさておき、 3.やめたことは何だろう? も書き出してみるとさらに自分の来し方がよくわかり、行く末を描く上での良いデッサンになると思います。 起-動線の堀内さんが、同じく梅田望夫さんの「やめること」を先に考えようを引きながら以下のようなエントリを書かれています。 -
サービス紹介
自宅の外にテンポラリーな城を持つ
というわけで、昨日ご紹介したアカデミーヒルズ・ライブラリー(六本木ヒルズ森タワー49階)に来ています(このエントリはマイライブラリーで書いています)。 この施設は、大きく分けると以下の3つの区画があります。 A.ライブラリーカフェ B.マイライブラリー C.40階カフェ ライブラリーの詳細についてはこちらを見ていただくとして、 1.来る前に抱いていた疑問 2.実際に来てみて感じたこと 3.「なるほどー」と納得したこと を簡単にご紹介してみます。 -
Journal
続・自宅をオフィスにするか、別に借りるか?
フリーランスでの仕事を始めてもうすぐ6年になります(途中1年だけ会社員を掛け持ちしていたので実質5年)。基本的には自宅の一部をオフィスにして仕事をしていますが、自宅の外にオフィスを持つための試行錯誤が続いています。 今までの試行錯誤は、 ・仕事仲間とマンションの一室(Studio仕様)をシェア ・ベンチャーを立ち上げた方のオフィスの一部を間借り ・カフェでまとまった原稿作成やプログラミング ・ホテルにこもって缶詰仕事 などなど、時と場合と必要に応じていろいろやってきましたが、いまだに「これだ」というスタイルが確立できていません。思い切って専用のオフィスを借りてしまうのが一番なのかも知れませんが、費用対効果の面であまり思わしくなく、また、自宅をオフィスにしている生活が長いこともあって、これと同等かそれ以上のインフラを新たに外に構築するコストや手間を考えるとゾッとするので、結局踏み切れずにいます。 仕事には山谷があるので、必要に応じてカフェやホテルを活用するのが今のところは一番面倒が少なく手っ取り早いスタイルなのかな、という結論に落ち着いてはいますが。。 -
Journal
年賀状を反省に活かすコツ
年賀状を自分で書いていて(あるいは受け取って)思ったこと。 「昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。」 という定型句ばかりを書くのなら、同じ時間をもっと別の内容を書くのに使ったほうがいいかな、と感じました、せっかくですから。 もはや手遅れですが、今からでも微妙に間に合うかも。間に合わない場合はまた来年ということで。。 -
Journal
もっともなモットーを持とう
「軽率であることをおそれないでいこう」 (武沢信行) あなたの今年のモットーは何ですか? -
Journal
わかっているのに行動に移せない理由
「スペースに存在する本当の価値をつくり出す仕事や挑戦に着手しやりとげるには、自分との真摯な対話が必要だ」 (野田智義) 昨日の「挫折する人は『戦略的サボり』が下手である」(雑誌「PRESIDENT」の特集より)の続きです。 組織の中で優等生を演じると、あっという間に、制約の蜘蛛の糸に絡め取られる。スペースに気づいても、そこでの行動に振り向けるエネルギーは手元に残らない。 ここでのキーワードは、脱・八方美人。『嫌われる』という勇気を持つことだ。 ということで、組織の制約から自分を解放する、までは良いのですが、ではその後に具体的にどうするか、の壁にぶつかります。 -
書評
残った仕事を年末までに整理する方法
「われわれは、どのように時間を過ごしたかを、記憶に頼って知ることはできない」 (ドラッカー) いよいよ今年もあと20日を切り、先送りを繰り返してきた仕事たちもアトがなくなってきました。溜まっている「イヤイヤタスク」を何とかやっつけたいと思って、ふと『プロフェッショナルの条件』をひもといてみました。 継続して時間の記録をとり、その結果を毎月見ていかなければならない。最低でも年2回ほど、3,4週間記録をとるべきである。記録を見て、日々の日程を見直し、組み替えていかなければならない。半年も経てば、仕事に流されて、いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。 個人的には、自作のタスク管理ツール(そのうち公開できれば、と思っているのですが…)でプロジェクト別タスク別に使った時間を記録していて、そのデータをAccessで吸い上げてプロジェクト別の投入時間と売上との相関から見積もりの妥当性をチェックするのに使っています。 -
予定を守るためのヒントとアイデア
自分で立てたスケジュールを守るコツ・その3
綿密に時間を見積もってスケジュールを立てたとしても、残念ながらその通りにいかないことがあります。 これまでに「自分で立てたスケジュールを守るコツ」というテーマで2本のエントリを書いていますが、 ・自分で立てたスケジュールを守るコツ → 1日を複数の区画に分け、区画の中でやりくりする。 ・続・自分で立てたスケジュールを守るコツ → スケジュール調整のための時間を別に取っておく。 これらを書いて2ヶ月たった今、「その3」として、ちょっと別の視点で考えてみます。 -
とらえなおす
「コトバの領収書」
昨日、とある会合で「コトバの領収書」なるものをいただきました。 領収書をもらう、ということは相手に対して金銭の支払いがあった、ということですが、頭に「コトバ」とついていることからわかるように、相手に“支払った”コトバに対する領収書です。 -
アイデアの育て方
セレンディピティとは何か?
昨日たまたま「セレンディピティ」という映画を観たのですが、いろいろ気づくところがありました。 映画の内容としては、ニューヨークで偶然出会った男女が意気投合し「いい感じ」になりつつも、お互いすでに相手がおり、せっかく盛り上がったものの「ここまでですねー」ということで解散。 とはいえ、そのほんの数時間の間に芽生えた感情を前に、2人はその後のことを以下の2つの“しるし”に託します。 1.古本 2.5ドル紙幣 女性が、持っていた本に自分の名前と電話番号を書いて古本屋に売りに出すので、男性がそれを手に入れたら「運命」ということでこれを信じてみる。 男性が、持っていた5ドル紙幣にやはり自分の名前と電話番号を書いてその場でキャンディの購入に使い、その紙幣を女性が手に入れたら「運命」ということでこれを信じてみる。 まぁ、映画なので、2人ともそれらのアイテムを偶然にも手にすることになるわけですが( ← ネタバレ)、これほどドラマチックではないにしろ、もう少しスケールの小さなプチ・セレンディピティはけっこうな頻度で体験しているような気がします。 ちなみに、セレンディピティ(serendipity)というのは「偶然の幸運に出会う能力」。 -
Journal
「なんで最初から気づかなかったんだろう!?」
「なんで最初からこれに気づかなかったんだろう!?」という軽い後悔をすることが時々あります。 いちど気づいてしまえば何のことはないことでも、その最初の気づきに至るまでが難関です。例えば、最初はさっぱり聴き取れなかった英語がある日突然聴き取れるようになったり、あるいは若い女性のように見えていた絵画が実は老婆にも見えてきたり。 仕事でも、ちょこっと視点をずらしたり、かがんでみたり、ナナメから覗いてみたりすることでまったく違った光景が見えてくることがあります。 -
Journal
知りえたことを行動に移すコツ・実践編
紙の手帳やノートにメモを取る、ということをしなくなって久しいです。 紙に書いてしまうと、文字通り情報がそこに固定化されてしまい、動かせなくなります。動かせないということがメリットになる場合ももちろんあるのですが、刻々と変化する現実に対処していくためには、機動性やフレキシビリティが大切だと思うのです。 -
Journal
ビジネスブログをうまく活用するコツ
最近、企業が商品キャンペーンと連動したプロモーションブログを開設する事例が増えているようですが、なかなか成功事例と呼べるものは多くないような印象があります。 成功(≒存続または無事満了)事例としては、ビジネスブログ実践会でいろいろ(卸売業、サービス業、ネット通販、飲食業、メーカー)と紹介されていますが、失敗事例は以下を氷山の一角として無数にあるのだろうと思います。 ・FPN-ニュースコミュニティ- ソニーのブログは炎上するだけまだマシかも? So-net blogに開設された『ウォークマン体験日記』が、炎上してオープン3日で閉鎖と言う出来事があったそうです。 なんでも、先日発売されたウォークマンAシリーズのプロモをかねた仕掛けだったようですが、プロが素人の振りをしていたのがあっさり見破られたとか。 そんな背景を念頭に、ビジネスブログをうまく活用するコツ。 -
Journal
読んでもらえるエントリを書くための10のコツ
・・・などというタイトルは多分にキャッチーなのですが、これも今回ご紹介するコツの1つです。 -
Journal
仕事の幅を広げるコツ
昨日の続きで、関裕司氏の講演の後に行われた橋本大也氏をまじえたパネルディスカッションでのお話。 まず、司会の横山さんから両氏に対して「これからどこへ向かうのか」という問いかけがありました。 -
Journal
メモを取りやすいプレゼンをするコツ
この週末に「検索テクニックの最前線2005」というセミナーに行ってきました。前回のエントリ名が奇しくも「スカッ!と検索するコツ」だったのですが、最近「検索」が自分の中でホットです。 セミナーの内容については、「もつ焼く煙に誘われて…東京下町」というブログで非常にくわしくレポートされていますのでそちらをご参照いただくとして、それ以外で個人的に気になったところをご紹介します。 -
とらえなおす
○○中心に生活が回っている、ようにするコツ
「○○中心に生活が回っている」という表現があります。 例えば「ブログを始めたら、ブログが中心に生活が回るようになりました!」とか。 これはどちらかというとポジティブな事態が起こっていることの表明です。こういう風に言えるということは、ハマれるものに出会えて喜んでいるはずですから、けっこうなことです。そんな人を探してみました。 -
届ける技術
ブログのネタ帳を活用するコツ
毎日の仕事においてはまったく新しいことというのはほとんどなくて、多くは昨日と同じ作業の繰り返しである場合が少なくありません。そんな一見変化に乏しい毎日の中から「おぉ?!」「なるほど」「へぇー」という驚きや感心を見い出し、これを一般化した上で、意図的に別の場面に応用するべく「コツ」という形に彫っているのがシゴタノなのですが(改めて定義してみるとこんな感じ?)、アイデアというのはポッと思いついた瞬間にどこかに書き留めておかないと、すぐに跡形もなく消失してしまいます。 そこで、とりあえず仕事をしながらたまたま辿り着いた方法論や思いつきをせっせとネタ帳に記録するようにしています。 -
Journal
継続を力にするコツ
「継続は力なり」とよく言われますが、その続け方に注目してみます。 例えば、筋トレ。バーベルを決められた回数だけ上げ下げするのではなく、そのトレーニングで鍛えたい部位に意識を集中しながら行うことが大事だとされます。 とはいえ、他方で、意識しなくてもできるようになった方がよい習慣もあります。 -
Journal
定例会議を楽しくするコツ
月曜日と言えば、朝礼があったり所属している部署やチームの定例ミーティングがあったり、と何かと人が集まることの多い日だと思います。そんな「定例」と名のつくものはたいていマンネリ化していることが少なくありません。 そこで、「定例○○」を刺激に満ちた楽しいものに変える工夫をご紹介します。 -
最適化で快適化
仕事のスピードを無理矢理アップさせるコツ
やらねばならないことを抱えていて、それをするための時間も確保した。なのにできない、手が付かない、ということがあります。自分の意志の弱さに呆れるところですが、嘆いていても始まらないので何とかします。 できない理由は多くの場合ちょっとした他愛のないことだったりします。それが明確になるならないは別として、ナマモノでありナマケモノである我々人間には気分に左右されやすく、また限界というものがあります。 「要はやる気の問題だ」と言われればそれまでですが、締め切り直前であっても、いや締め切り直前だからこそ一層だらだらしてしまうという矛盾をはねのけるためにはどうすれば良いでしょうか。 -
Journal
仕事をスムーズに進めるコツ
オフィスのデスクの端には箱入りのティッシュが常備してあります。鼻をかんだりハンコを押した後に拭うのに使ったりと、何かと使い機会の多いです。 そんなティッシュが切れると、ストックを取りに行くために席を立つ必要があります。ちょっとしたことですがメンドウなものです。 そこで、個人的にやっているのが、次の箱ティッシュをフタをはがした状態で今使っているティッシュの下にあらかじめ置いておくという習慣。こうすると、現在アクティブなティッシュが底をついても席を立つことなくすぐに次のティッシュが得られます(フタも開いてます)。こうして、仕事を中断せずに済みます。 で、別の用事で席を立つときについでに次の予備ティッシュを持って帰ってくるようにするわけです。その時のサインがカラになったティッシュの箱。これがあるということは予備を取りに行かないといけない、という標(しるし)になります。