-
書評
型破りな生き方から「型」を学ぶための101のルール
ビジネス書を選ぶ基準は人の数だけあるとは思いますが、そんな中でも以下は最もポピュラーなチェックポイントでしょう。 » 自分にとって新しい知識やノウハウが書かれているか? お金を出して買う以上は、そこに自分にとっての新しさ、言い換えれば世界における自分の“版図”を広げていく上で役に立つかどうかが問われるわけです。 でも、ここで注意すべきは、あくまでも「自分にとって」である点。 あなたにとってわかりきっている知識やノウハウでも、それを誰か他の人に伝えなければならなくなったとしたら、それをあなたが理解しているのと同じ濃度のまま相手に伝えるためには「わかりきっている」だけでは足りないでしょう。 ご承知の通り、人間同士のコミュニケーションには“互換性”がほとんどないため、A氏の持つコンテンツはB氏に伝わるまでの間にその大部分がこぼれ落ちてしまう、あるいはA氏の意図とは異なる形でB氏に解釈されてしまいうるのです。 そこで必要になるのが、異なる2つの“容器”の間でその中身をこぼすことなく、不純物を混入させることなく、移す術。それを身につける上での格好の教科書となるのが今回ご紹介する以下の一冊。 -
書評
脳科学者からの提案「柔らかく成長する」
ゆらぐ脳池谷 裕二 Amazonで詳しく見る by G-Tools 池谷裕二さんの『ゆらぐ脳』(文藝春秋)はとても変わった本です。最大の特徴は、テーマと展開がはっきりしないように見えること。とは言え対談ともエッセイとも違うので、なんとも不思議な読み物です。 共著でありながら、事実上、池谷裕二さんの論旨だけが展開されているのも、面白い特徴です。優れたインタビュアー兼ライターが、脳科学の専門家に質問し、そのやりとりの中で、脳科学の知見を解説しつつ、有益な情報を開陳するというつくりなのですが、前面に出てきているのは池谷さんだけです。 このような特徴の本書からはまるで、池谷裕二さんの「脳に関する独り言」が、一冊にまとまったような印象をうけます。 -
書評
「楽」に生きるための3つのステップ〜平川理恵さんとランチオン!
書くことが何もないと、その日一日は何のために生きたのかが分からないって思うんです。 「オーダーメイド留学」という言葉をご存じですか? 文字通り、個々の注文に応じたぴったりの留学、という意味合い。そんな「私だけの留学」を提供する留学図書館代表の平川理恵さんとランチしてきました。 ▼ランチしたお店 四季の旬菜料理AEN 自由が丘店 平川さんのキャリアは大学卒業後にリクルートに入社するところから始まります。その後、リクルートから企業派遣生として南カリフォルニア大学大学院へ留学し、MBAを取得。帰国後、しばらく大学向けのコンサルティングに携わった後、退社し、留学図書館を立ち上げます。 事前に、ご著書である『28歳からのぶっつけ留学成功法』を読ませていただいていました。本書は平川さんの「留学体験記」なのですが、留学に至るまでの経緯やそのプロセスにおける壮絶な行動力には驚かされます。 例えば、27歳だった平川さんが留学を思い立った直後の一節。 -
書評
成功本を使って本当に成功するための8つのポイント
1.自分の性格傾向を知る 2.自分の性格傾向に合った「続け方」を採用する 3.好きなことを見つける 4.脳をだまして「ポジティブ思考」を引き出す 5.人の幸せよりもまず自分の幸せを第一に考える 6.自己投資にかけるお金は「ちょっと懐が痛む金額」を目安にする 7.「GIVE&GIVE」より「GIVE&MAKE」 8.ゆっくり少しずつ変えていく 『成功本はムチャを言う!?』より。 -
書評
リピーターになってもらうための7つのチェックポイント
1.事前期待が実績評価を上回っているか? 2.笑顔で接しているか? 3.裏と表で扱いを変えていないか? 4.内輪の話に花を咲かせていないか? 5.伝わるまで伝えたか? 6.相手の都合で話しているか? 7.説明が言い訳になっていないか? 『沈黙のクレーマー』より -
書評
今週のレビュー:セミナー3昧
» 今週のテーマ:セミナー3昧 今週はセミナー3連戦でした。うち1つは出講、残りは受講です。 -
書評
「ラボは半分は会社のため、残りの半分は社会のため」〜関治之さんとランチオン!
どっちかというと会社組織で働くのは苦手なんです。でも、チームで何かをやるのは好きなんですよね。 携帯向け広告事業を展開するシリウステクノロジーズ。同社のラボ「シリウスラボ」で所長を務める関治之(せき・はるゆき)さんとランチしてきました。 -
書評
書いたメモを犬死にさせないたった1つのポイント
毎朝チェックしているブログの1つにgreenzさんがありますが、見つけたその日から感心して毎回注視している部分があります。 それは、 -
書評
あなたの読書は売上重視? それとも利益重視?
今、本当にお伝えしたいのは速読のテクニックではなく読書の本質です。 これまでに僕は2つの速読講座の門をたたきましたが、いずれも挫折しています。 1つめは高校2年生、2つめは大学3年生。いずれも受験と就職という人生の節目を前にして、少しでも楽に乗り切れれば、という思いからのトライでした。 でも、実際のところは何か新しいテクニックを身につけたい、という思いが強く、スキルを身につけることにとらわれてしまったのかもしれません。 その後は、必要に迫られて自分なりにそこそこ速く読むコツのようなものは体得していましたが、その一方でやはり体系的にきちんと学びたいという気持ちもありました。 そんな折、やはりいくつかの速読講座を挫折しながらも、その経験の中から独自に編み出した速読法を指導する寺田昌嗣さんのダイジェストセミナーを受講する機会に恵まれ、その一端を体験するに至りました。 -
書評
挫折しないためのたった1つの方法
私たちは、目標達成のためのタイムスケジュールとか、カリキュラムというものに、何か間違ったイメージを抱いているような気がします。 典型的なのが、「三ヶ月もアメリカで暮らせば、英語が話せるようになる」というようなものです。誰かが統計をとったり、これといった根拠も示されないまま、「期間」が区切られています。 こうした例は実にたくさんあって、三週間続ければ習慣に変わるとか、免許は一ヶ月もあれば取れるとか、その期間内でできなかった人たちの心に、不要な影を落としています。 実際には、運転技術の習得や、スキーが滑れるようになるのに、必要な日数など誰にも言い切れるものではないはずです。また、他人がカリキュラムの日程を立てたからといって、その日数をこなせば目的が達成できるという保証も根拠もないはずです。 -
書評
自己制限を取り払うための8つの問い
1.自分が貢献できるものを提供しているか? 2.「嫌なことをするからお金がもらえる」と思っていないか? 3.自分に合った仕事を探していないか? 4.うまくいかないことを人のせいにしていないか? 5.他人を変えようとしていないか? 6.タネをまき続けているか? 7.感謝しているか? 8.「人生は明日もある」と思っていないか? 最近のメルマガにて取り上げた『「心の翼」の見つけ方』より。 今回ご紹介する8つの問いは、いずれも当たり前のことばかりかもしれません。 でも、「確かにその通りだな」と思えることと、それを当たり前のように実行できることとは天と地ほどの差があります。 水が高きより低きへ流れていくように、その大部分が水である人間も、放っておくと、より楽な方へと流れ落ちていってしまいます。 これを食い止めるためには、たえず“水路”を高く引き上げていくほかありません。 以下の8つの問いはそのための具体的な手段となるはずです。 -
書評
チーム内に「面白ルール」を導入することで得られる5つのメリット
1.本来やるべきことに意識を集約できる 2.会社に必要な人を見極めることができる 3.経営者の想いが具現化しやすくなる 4.社員の力を結集できる 5.仕事が楽しくなる こちらでちらりとご紹介した『この「社則」、効果あり。』ですが、単に「面白ルール」を紹介しているだけの本にとどまりません。その行間にはとことん考え抜かれたチーム運営の本質が見え隠れするのです。 そんな本書を読み解く中で得られた、「面白ルール」を導入することによってチームにもたらされるメリットを5つ、ご紹介します。 -
書評
ライフハッカー[日本版]ローンチ記念トーク・イベントに参加してきた
7月14日にオープンしたライフハッカー[日本版]のローンチ記念トーク・イベントに参加してきた。 今回のイベントは前半と後半の2つのパートに分かれる。前半はプレゼン、後半はパネルだが、今回はパネルの内容に注目したい。具体的には、各パネラーが披露した「ハック」である。 その中で、特に印象に残ったハック3つを紹介する。 -
書評
今週のレビュー:韓国でも続けます。
» 今週のテーマ:「続ける」 未だ訪れたことのない韓国ですが、先を越されてしまいました。詳しくは編集後記にて。 -
書評
日経WOMANの「続ける」技術!
月刊誌、日経WOMANの8月号の特集は「続ける」技術! この話題ではおなじみの石田淳さんを初め、築山節さん、本田直之さん、佐藤可士和さんなどが、「続ける技術」についていろいろな側面から語っています。 -
書評
才能(じぶん)を見出し、活かすための1冊
200万人のインタビュー結果をもとに「強みとなりうる資質」34パターンを抽出、人はこの34の資質のうちの任意の5つを持ち合わせていると主張するのが、今回ご紹介する『さぁ、才能に目覚めよう』という本です。 最近、新版が出た本書ですが、初版は2001年11月30日。僕自身はその2ヶ月後の2002年1月に読んでいました。自分の5つの資質を知るには「Strengths Finder」という180問からなるテストを受ける必要があり、6年前に実際にやってみた結果が以下です。 1. 着想 Ideation 2. 慎重さ Delivative 3. 学習欲 Learner 4. 最上志向 Maximizer 5. 戦略性 Strategic -
書評
人にやってもらいたいことを気持ちよくやってもらうための3つのポイント
先日、年上の知り合いと雑談をしている折に、なぜか子育ての話になり、一方的に自慢(?)された「子育てハック」が、聞いている限りは「なるほど、確かにそうかもしれない」と思えたので、ご紹介。 彼(仮にKさん、とします)には中学2年生になる女の子がいるのですが、彼女に“仕込んだ”のは次の3つの「子育てハック」。 1.ゲーム中毒を予防 2.苦手な食べ物を好きにさせる 3.健脚開発 -
書評
退屈しやすさテスト
退屈傾向スケール 以下28の設問は、「退屈しやすさテスト」という心理テストです。 ●「たしかにそうだ!」なら、7点 ●「まったく違う」なら、1点 ●「どちらとも言えない」ものには4点 を、それぞれ付けて加算します。 ただし、*のマークが末尾に付いていたら、逆にしてください。 とは言え、そんなに厳密にやらなくてもよくて、多くがあてはまっているなら「退屈しやすい」と言えますし、あてはまっていなければ「退屈しづらい」と言えます。*マークは逆の意味になります。 ではどうぞ。 -
書評
速読術を学ばずに本を素早く読む6つの方法
1.タイマーで時間を区切る 2.黙読する 3.目的を確認してから読み始める 4.事前に内容を知っておく 5.英書を一段落読んでから読む 6.とにかく速く読む ビジネス書が山のように出版され、「本を読むこと」の意義が著名人によって強調されている最近だけに、「多読」するかどうかはともかくとしても、興味深そうな、ためになりそうな本があれば、とりあえず手に取ってしまいます。 -
書評
今週のレビュー:交渉に今何が起こっているのか
» 今週のテーマ:交渉 ※タイトルはホッテントリメーカーによるもので、本エントリーの内容とはあまり関係がありません。 -
書評
6月に読んだ5冊
恒例の「今月読んだ本」シリーズですが、今月から「5冊」に減らしました。厳選するためです。なおリストをご覧いただくと分かりますが、佐々木が今月読んだ本のリストなため、「最新刊」から「今さら刊」まで時間の幅があります。 -
書評
交渉で相手にYESと言わせるための9つのポイント
1.交渉の30分前にはスタンバイできている状態にする 2.譲れないポイントと折れてもいいポイントを紙に書いておく 3.相手の言い分をメモする 4.相手に話す余地を与える 5.追い詰められても即答しない 6.相手の譲歩を見逃さない 7.相手に「交渉を楽しむ幅」を提供する 8.相手に決断の「呼び水」を提供する 9.お互いに合意できそうな部分から話し始める -
書評
あなたを新しくする『「心の翼」の見つけ方』
やるべきこと、やりたいこと、やったほうがいいこと。たくさんある中から慎重に、あるいはやむを得ず、あるいは偶然に選び取る。いきさつはどうあれ、選び取ったことにどれだけ真剣に、前向きに、主体的に取り組めているでしょうか。 今回ご紹介する『「心の翼」の見つけ方』は、そんなことを考えさせる一冊です。 -
書評
論理的に思考して、気分を変えられるか?
今では、一部を除いてあまり知られなくなってしまいましたが、かつて心理療法に、新しい流れをもたらした「論理療法」というものがあります。 この「論理療法」は、見ようによってはとても常識的な考えですが、当時隆盛を誇っていたフロイトの「精神分析」と真っ向から対立する発想だったため、心理学界では恐ろしく「非常識な」考え方とみなされました。 -
書評
書評『最後の授業 ぼくの命があるうちに』
今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった一日である。 これは、とあるアスリートが座右の銘としている言葉です。今日こうして生きていられることの尊さを思い知らされます。 この言葉を思い出したきっかけは、この本。 -
書評
自分を変える「小さな習慣」をつくるための3つのポイント
去る6/14(土)、Lifehacking.jpの堀 E. 正岳さんを招いて下記のセミナーを開催しました。 » Lifehacking.jp管理人が登壇!自分を変える「小さな習慣」のつくり方 前夜は百式の田口さんによるGTD創設者デビッド・アレン氏を招いてのセミナーにお邪魔しており、この2日間は知的刺激に満ちた週末となりました(その分、昨日一日は何もせずに過ごしましたが…)。 切り口は無数にあるのですが、せっかくなので土曜日のセミナーの主題である「小さな習慣」のつくり方に沿う形で、この2日間のインプットを整理したいと思います。 -
書評
書評『やる気ハックス』
『やる気ハックス』は「やる気」の専門家ともいえる佐々木正悟さんの最新刊。 中でも以下は「やる気」の正体に肉薄するクライマックスの一節。 人は「完遂しなければならない」と思えば思うほど、よりたくさんのやる気を脳に要求することになります。しかし、この要求が過剰になれば、需要と供給のバランスが合わなくなり、「やりたくない」と感じてしまうのです。(p.170) そもそもなぜ、やる気が出ないのか。そして、やる気を出すにはどうすればいいか。 -
書評
『やる気ハックス』出版&出版記念セミナー
『やる気ハックス』出版のお知らせ 6月11日(水)にあさ出版さんより『やる気ハックス』が刊行されます。 やる気ハックス佐々木 正悟 Amazonで詳しく見る by G-Tools 具体的な目次は次の通りです。 -
書評
迷うことなく『ずっとやりたかったことを、やりなさい』
人は自分で自分を枠にはめ込んで、その枠の中で何とかしようとする傾向があるようです。もちろん、その枠があるからこそ自分でいられるわけですが、枠にとらわれすぎてしまうと今度は自分を失ってしまうのです。そんな枠を取り払うためには、どこかで自分の限界を乗り越え、未知の領域に踏み込んでいく必要があります。とはいえ、人には恒常性(ホメオスタシス)という特性がありますから、何らかの手段で“ロック”を外す必要があります。 その手段こそが本書で紹介されている数々のワークです。 -
書評
6ステップで生活を改善する
1.「怒りノート(ブログ)」を用意する 2.怒り(凹み、苦悩)を感じたときに「自分の夢」を書き留める 3.「怒りノート(ブログ)」に書いた「自分の夢」を検証する 4.「自分の夢」を実現するために明日できることをリスト化する 5.リストを「Checkpad」などに書き込む 6.次に腹が立ったときは、2に戻る inspired by 『幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学』 幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学熊谷 淳子 Amazonで詳しく見る by G-Tools -
書評
プレゼンに臨む前にチェックしておきたい10のポイント・実践編
昨日のメルマガでは、『理系のための口頭発表術』という本を取り上げましたが、そこでご紹介した「プレゼンに臨む前にチェックしておきたい10のポイント」について、これらをきちんと実践するためのリストです。 -
書評
仕事が素早くなる3秒の技術
中山真敬さんの『たった3秒のパソコン術』には、少なくとも3通りの使い方があります。ショートカットキー中心に、「ワザ」がコンパクトにまとめられた、とても便利な本です。 1.自分で基本的な知識を確認 2.他人に聞かれたときに即答 3.他人に貸して啓蒙 -
書評
「仕事ができる人」になるための筋トレ5原則
前回に引き続き、『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』について。 今回は、前回触れることができなかった本書のキモである「筋力トレーニングの5つの原則」を掘り下げます。 1.結果を意識して行動せよ──意識性 2.バランスをとりながら鍛えよ──全面性 3.常に新しい刺激を与えよ──漸進性 4.個性に合った方法を考えよ──個別性 5.変化が定着するまで続けよ──継続性 -
書評
『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』、その答えは「仕組み」の先に
以下のエントリーでは、筋トレをすることによって得られるメリットについてご紹介しましたが、 » 『一生太らない体のつくり方』でエネルギーの“不労消費”を増やす この中で取り上げた『一生太らない体のつくり方』という本にはそのメリットが得られるような筋トレのやり方が具体的に書かれています(ポスターサイズの切り離せるトレーニングメニュー付き)。このやり方の特徴を一言でいえば「遅効性」です。 遅効とは速効の対義語であり、文字通りすぐには効果は得られないものの、一度身につければその効果はずっと続く、という強みがあります。 そんな中で、先日献本いただき一気に読破した次の本はこの流れを強く後押しする1冊でした。 -
書評
ストレスに負けない自分をつくるための4つのポイント
このところ、以下の「凹み三部作」(勝手に命名)を立て続けに読んだこともあり、僕の中で「凹み対策」、すなわちストレス・マネジメントがホットになっているのですが、 凹まない人の秘密 アル・シーバートディスカヴァー・トゥエンティワン ( 2008-04-15 )ISBN: 9784887596283おすすめ度: シゴタノ!管理人の本棚で詳細を見る – MediaMarker – 逆境を生き抜く「打たれ強さ」の秘密―タフな心をつくるメンタル・トレーニング (プレイブックス) 岡本 正善青春出版社 ( 2000-04 )ISBN: 9784413017985おすすめ度: シゴタノ!管理人の本棚で詳細を見る – MediaMarker – 「1日30秒」でできる 新しい自分の作り方 田中ウルヴェ京フォレスト出版 ( 2008-04-05 )ISBN: 9784894512979おすすめ度: シゴタノ!管理人の本棚で詳細を見る – MediaMarker – 読みながら思い出したのが以下の1冊。 -
書評
『一生太らない体のつくり方』でエネルギーの“不労消費”を増やす
ダイエットには大きく2種類に分けられます。1つは食事の内容や方法を変えるアプローチ。もう1つは運動を取り入れるアプローチ。前者がエネルギーの「入り」を減らすことに主眼を置いているのに対して、後者はエネルギーの「出」を増やすことを目指しているといえます。 食べたものをひたすらメモすることで、自分でも気づかないうちに食事量を抑制するようになることを狙った『いつまでもデブと思うなよ』は前者のアプローチといえます。 一方、最近読んだ『一生太らない体のつくり方』という本は後者のアプローチをとっています。ポイントは放っておいても「出」つづける状態に持っていくことにより、エネルギーの“不労消費”が実現すること。 -
書評
情報を一元化する時に注意する7つのチェック項目
1981年(昭和56年)生まれの奥野宣之さんが書いた、『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」』は面白い本です。マニアックに「100円ノート道」を追求するアイデアや姿勢も面白いのですが、私より八歳年下ながら、私より二十歳くらい年上のような考え方にも、強い興味を抱きました。 著者の奥野さんは、「100円ノート」を使いこなすことに、本心から愛着を感じているのだと思います。ですから、この本さえ読めば、この方法を安心して実行できます。 しかし、今ひとつしっくりいかないようでしたら、自分なりのやり方を模索しましょう。それが見つかったら、本書で指摘されている「100円ノートを使わないことの不都合」を、自分のやり方で解消可能かどうか、チェックするために使いましょう。以下に本書からの「情報一元化のためのチェックリスト」をまとめてみました。 -
書評
書評『もしも落ちこぼれが社長になったら…』
朝から晩まで家にこもり、ずっとパソコンに向かい続けた。そしておなかが減ると100円ショップで買いだめしたペヤングソース焼きそばを食べた。 朝起きてすぐパソコンに向かい、しばらく仕事をする。 11時頃になっておなかがすいてくるとペヤングを食べる。それからまたパソコンに向かい、午後4時頃、仕事が一段落したらまたペヤング。そしてまた仕事をして夜9時頃にまたまたペヤング。夜のペヤングには生卵を入れていた。 朝ペヤング、昼ペヤング、夜タマゴペヤング。これが毎日続いた。ペヤングを食べながら、 〈やっぱりダメなのか。僕は落ちこぼれのままなのか〉 と、思った。 高校時代の成績はオール1。それが高校3年の11月からのわずか3ヶ月間の猛勉強で奇跡的に一橋大学に合格。その後、勉強そっちのけでアフィリエイトに没頭、月300万円を稼ぐアフィリエイターとしてその名を馳せる。 現在、日本一のドロップシッピング会社である株式会社もしも代表取締役の実藤裕史(じっとうひろふみ)さんによる、起業を志す人に向けた等身大のメッセージ。 ──こう書くと「起業とかする予定ないし…」という方は一瞬にしてスルーしようとするかもしれません。でも、本書に綴られている“落ちこぼれ”の四半世紀には、起業そのものに役立つのはもちろん、「自分の好きなことを仕事にしたい」「自分の仕事を好きになりたい」と思っている人にとっても「ハッ」とさせられる言葉にあふれています。 ポイントは、集中力。 -
書評
心の傷を癒す。または予防する4つの方法
「心が傷つく」という心理現象は、以下の4つの心的機能のせいで発生する、と考えられます。 1.サンクコストの過大視 2.損失回避性 3.後悔回避性 4.ピーク・エンドの法則 参考図書『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学マッテオ モッテルリーニ 泉 典子 Amazonで詳しく見る by G-Tools -
書評
「なぜあの人はうまくいくのか?」の疑問に答える3冊
「同じようなことをやっているつもりなのに、どうして彼だけが営業成績が良いのだろう?」 「彼がやっているやり方を真似すれば、僕も同じように成績がアップするかも!?」最近読んだ次の3冊は、まさに上記の構造に斬り込むものでした。