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ビジネス心理
自分を不利にしてやる気を節約する
私はかねてから、「セルフ・ハンディキャッピング」(自分をあえて不利にすること)という概念は興味深いし大切だと感じてきました。 とくにこの概念で、「やる気」(のなさ)を説明したら、面白いことがたくさん見えてくるのではないか、と考えています。 -
ビジネス心理
未来日記の密かな楽しみ
・今日も仕事はしないと。でも半日で可 とは、先週の私が今週の私について、推測して書いたことです。この推測は完璧です。現に私は今、それを実行中ですから。もっともこれは、後から振り返れば、べつにどうということではありません。先週の段階で、この程度のことは容易に予測できました。 けれども未来日記の本当のおもしろさは、私の実行している限り、未来の行動を予測する点にあるのではなく、「読む楽しみ」にあります。それはちょうど、外国の文通友達からの手紙を読む楽しみに似ています。 -
ビジネス心理
なぜ「本来の仕事」ばかりを先送りしたくなるのか?
真っ先にやるべきことを、一番最後に手をつける。 これはたまにやっても精神衛生上よくありませんが、やるときには頻繁にやってしまいがちです。 「やる気が足りない」とはよくいわれることですが、気力や精神エネルギーだけの問題でしたら、「先送り」している間にやっていることの方が、大仕事だったりすることがあります。 -
ビジネス心理
『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』
一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方佐々木 正悟 ソーテック社より、明日9月14日(金)発売です。 ※著者、佐々木正悟です。 2007-09-16(日)現在、同書は書店配本されていないようです。 ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、2~3日中には届くかと思いますので、今しばらくお待ちいただければ幸いです。 -
Journal
「あとで新聞」でゆるくウォッチ
本日お知らせを受け取って知ったという方も少なくないでしょう、僕自身も日頃から愛用しているあとで読むの関連サービス「あとで新聞」です。 -
ビジネス心理
計画の中の「遊び」
自動車のブレーキには「遊び」と呼ばれる「機能しない余地」がありますが、ああいうものをわざわざ用意しておくのは、機械ではない人間が自動車を制御するからでしょう。 私の知る限り、人は自分で立てた計画であっても、よく「脱線」します。やるべき時が来ても仕事に取り組めず、なぜかそれほど楽しんでいるわけでもないのに、新聞記事を読んでみたり、メールチェックしてみたりします。 -
ビジネス心理
未来日記をつけるようになって生じた変化
最近、大橋さんの影響で、「未来日記」をつけるようになりました。まだ2週間も経っていないのですが、これはなかなか面白い試みです。 何が一番面白いかと言うと、「誰か(過去の自分)が書いた自分の日記が読める」ところにあるのです。私が予測している未来は1週間先の未来ですが、これはちょうど良い未来です。曜日が同じだと、予測が立てやすいですから。 未来日記をつけることには、思いのほか大きなメリットがありました。そのうちの1つとして、非常に自然な流れの中で、1週間前に書いた自分の「メモ」を読むことができることです。 -
お知らせ
「フリーエンジニアカンファレンス 2007」のご案内
来る、9月29日(土)に都内(九段下)にて、以下のイベントがあります。 フリーエンジニアカンファレンス 2007(@IT自分戦略研究所) 「いまの会社で働くよりもフリーエンジニアになった方がいい」 そう考えるITエンジニアが@IT自分戦略研究所の読者には約14%もいらっしゃいます(※)。しかし実際には、リスクの高さがフリーになることの障害になっているようです。 リスクを前に一歩を踏み出せない方に、リスクヘッジ方法とより充実したフリーエンジニア人生を送る方策をお伝えする場をご用意しました。フリーになることを検討している方はもちろん、すでにフリーエンジニアとしてご活躍の方もぜひご参加ください。 @IT自分戦略研究所 ※@IT自分戦略研究所 2007年5月読者調査結果 -
Journal
してやられる前に、しでかす
アインシュタインの言葉に「想像力は知識よりも重要だ」があります。 知識は自分の外にあり、もっぱら仕入れてくる一方ですが、 想像力は自分の内にあって、自らの意志で仕出すものです。 -
ビジネス心理
『そろそろ本気で継続力をモノにする!』
そろそろ本気で継続力をモノにする!大橋 悦夫 初めに、念のためにお断りしておきますと、本日木曜日のエントリーは、佐々木正悟の書いた記事です。毎週木曜日だけ佐々木の担当なのですが、今週は特に大橋さんの書籍に対する書評ということで、あえてお断りいたします。 日本能率協会マネジメントセンターより刊行される『そろそろ本気で継続力をモノにする!』(以下『継続力』)は、『シゴタノ!』の大橋悦夫さんの最新刊です。本日発売です! この本を手に取られる方の念頭にあるのは、「何かを続けたりやり遂げるということが、本当にこの本を読むことで可能になるのだろうか?」といったことでしょう。 -
ビジネス心理
「今日やること」をgoogleガジェットで管理してみる
特別なやり方ではありませんが、習慣にするとある種の安心感と一定のモチベーションを保つことのできる方法です。 私は、仕事のパートナーとペア・スケジューリングを実行しているのですが、それとはべつに、「1日の予定」だけをリアルタイムで「見える」ようにしてあります。 -
お知らせ
第4回エンジニア交流勉強会「gungi」のご案内
来る、8月29日(水)に都内(赤坂)にて、以下のイベントがあります。 第4回エンジニア交流勉強会「gungi」 -
ビジネス心理
「前日の作業実績」から「今日の予定」を作る
タイトル通りのことを、最近実践しています。 これを始めて以来、なかなか順調に推移しているのです。 ちょっとしたハックに過ぎないですが、これを始めて以来、どうしてこんな簡単な方法をいままで実践しなかったのか、不思議になります。 -
ビジネス心理
未来の自分にメールする
最近、邦訳本まで登場した『Lifehacker』。 Lifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!Gina Trapani 新丈 径 前々から、再考してみたいと思っていたハックスがきれいにまとめられているので、しばらく取り上げていきたいと思います。 -
ビジネス心理
憑依モード
このような読書は、しかし、困ってしまいます。読書を純粋に楽しむことができなくなってしまうからです。でも、火がついたのであれば、それはそれで喜ばしいことでもあります。実は今この一文を書きながら、直前に「困る」と書いた直後に、「でも、それっていいことじゃないか」と思い直す自分に気づきました。 http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=525 タイトルといい、いきなり「何じゃ?」と思われたかもしれません。上記の引用は、「シゴタノ!」の記事からです。 話題となっているのは、読書です。読書中に訪れることのある幸せだがちょっと面倒な体験のことです。 皆さんにも覚えがあると思いますが、以下のいずれが、より充実した読書体験だと思いますか? -
Journal
放っておいても誰かが変化を起こしてくれる状態をつくる
mixiに繰り返しアクセスしてしまうのは、 ・誰かが自分の日記にコメントをつけてくれていないか? ・誰かが自分のつけたコメントに返信してくれていないか? ・誰かが足あとを残してくれていないか? ・誰かが新しく日記を書いてないか? といった「誰かのアクション」が期待できるからでしょう。蒔いたタネが芽を出すのを見守るように、今か今かと繰り返し見に行ってしまうのです。 -
ビジネス心理
時間がたっぷりあると迷う
人によっては、まったく理解に苦しむことだと思うのですが、スターバックスで「本日のコーヒー」がうけるのはもっともなようです。いろいろなメニューの中から、どれか1つだけを選ぶのは、根拠に欠けることが多いからです。このように選択の余地が多すぎて迷うことを「選択マヒ」といいます。 会社に着いた直後や、連休の始まりなどに、どうしても迷いがちな理由もこの「選択マヒ」によるものです。なすべきことはたくさんあるし、どう片付けていくかの手順もたくさんあります。かりに4つの仕事を4つに区分した時間割(朝、昼、夕、夜)で片付けようとするなら、単純計算でも20通りを超える組み合わせがありえます。 -
Journal
すぐ手が届くところに「発火本」を置いておく
本を読んでいる時、その内容を咀嚼しながらも、常に頭の片隅で渦巻いていることがあります。それは、中華鍋の回鍋肉を強火で炒めている厨房の片隅で、絶え間なく回り続ける換気扇のように、読み続ける限りは必要な営みでありながらも、それがあるために読む行為に没頭できなくなるという、空気抵抗のようなものに近いかもしれません。 前置きが長くなりましたが、本を読みながら常に頭の片隅で渦巻いているそれの実態は、著者との対話です。もちろん、実際に対話できるわけではありませんから、想像上の対話になるのですが、この対話がうまくできると、そのまま読み続けるのが惜しくなるほどに、アイデアが次々と浮かんできます。絶え間なく空を煌めかせる連続花火のように。 -
ビジネス心理
アフィリエイトの心理学
このところ趣味で経済学の本をよく読んでいます。その中でしばしば、心理学と経済学では、ほとんど同じ概念を、異なる用語で説明するという、後々やっかいごとを引き起こしそうな事態を目にします。 たとえば、「一杯目のビールはとてもおいしいが、二杯目以降はおいしくなくなっていく」ことを、経済学では「収穫逓減の法則」といったりするようですが、心理学なら「馴化」(馴化=慣れ・飽き)といいます。 -
お知らせ
第4回スピードハックス勉強会のご案内
来る、7月11日(水)に都内(虎ノ門)にて、以下の勉強会を開催します(直前の案内ですみません)。 第4回スピードハックス勉強会 -
意志力のマネジメント
禁煙や禁酒を成功させるには「正の罰」より「負の罰」の方が効果的
「パブロフの犬」や「ネズミのレバー倒し」で有名な行動心理学。行動心理学では「行動」を形成するために「強化子」あるいは「罰子」を使います。 ・強化…ネズミがレバーを倒すと、チーズが出る。するとネズミはレバー倒しを学習する。 ・罰…ネズミがオリから出ようとする度に電気ショックを与えるようにすると、ネズミはオリにとどまることを学習する。 つまり、生物は快を求め、不快を避けるということです。この組み合わせを複雑にして、人間社会でも「教育」や「行動療法」に役立てられています。 -
とらえなおす
仕事術の実態は「再現性」の追求
前回の続き。 時間がたてば記憶は風化し、たとえ自分の書いた文章であっても、字面以外の周辺情報は肉が朽ち果てるかのように消え失せてしまいますから、後に残った白骨テキストだけを見て、それが“生きていた”時の様子を再現できるようにしておく必要があるわけです。 ルール化すれば、次の3つです(実際にこれらのルールを意識してはいませんが、どれも無意識に実践しているところではあります)。 1.「今の自分」にしか分からない言葉は一般語に置き換えること 2.分かりきったコンテクストでも書いておくこと 3.なるべくメタファーを使うこと 今回は2と3について。 -
記録の取り方と活かし方
自分の変化を感知しやすくするために
もともとこのブログを始めたきっかけは、その日に自分が取り組んだ仕事について、たまたまであれ意図的であれ、うまくできた仕事のやり方があれば、これを忘れないようにするために書き残しておこうと思ったことでした。 時間がたてば記憶は風化し、たとえ自分の書いた文章であっても、字面以外の周辺情報は肉が朽ち果てるかのように消え失せてしまいますから、後に残った白骨テキストだけを見て、それが“生きていた”時の様子を再現できるようにしておく必要があるわけです。 -
Journal
本来やりたいことの前提を目標に据える
「来週の今日」ブログを続けて3週間がたちました(21本書いたうち14本は過去、残り7本は未来)。 大きく予想(期待)が外れて、非現実的な記述が見つかることもあれば、かなり現実に近い展開を予測できている場合もあります。 毎日寝る前に「来週の今日」についての記録を書くのですが、だんだんと手順も確立してきました。 -
Journal
「習慣」について、漠然と考えていること
昨日のエントリーで佐々木さんが「習慣」についての考察を書かれていますが、これと関連して、最近「習慣」について漠然と考えていることを、まだきちんとまとまってはいないのですが、とりあえず書いておくことにします。 -
ビジネス心理
「習慣」はいつの間にか習慣になっている
よい習慣を作り、悪い習慣を脱する。 これは、古くて新しいテーマで、難しいテーマでもあります。難しいですが、不可能というわけでもありません。 たとえば、禁煙。難しいといわれていますが、成功する人もたくさんいます。 あるいは、ブログを書く習慣。一週間程度続けるだけなら、どうということもないですが、1年、2年と習慣にするとなると、なかなか難しく、かくいう私も何度も挫折しました。でも続いている人もたくさんいます。 -
Journal
早く終わったことにしたい、でも何が起こるかわからない
前回は、まるまる先送りをしてしまうタスクについて、「小口注文」に分けて取り組む、という方法を考えてみました。 そこで、最近なんとなくやってみて、それなりに効果を実感できているのが、次のようにざっくりと分解してしまうという方法。 □C社向けシステムの概要設計書作成( 0% → 25%) □C社向けシステムの概要設計書作成(25% → 50%) □C社向けシステムの概要設計書作成(50% → 75%) □C社向けシステムの概要設計書作成(75% → 100%) 要は、分解したそれぞれのタスクごとに到達目標をパーセンテージで示すようにするのです。 今回は、その実践にまつわるあれこれについて見てみます。 -
Journal
イヤなタスクを翌日にまるまる先送りするのを防ぐ方法
日々のスケジュールにおいては、それこそ1分とかからずに終えられるタスクもあれば、数時間かかってようやく完了のチェックマークを入れられるタスクもあります。 でも、タスクリストにおいては見た目は同じサイズの項目であるために、「秒殺」できて爽快な気分になれるかと思えば、「数時間に及ぶ泥仕合」に末に結局ぐだぐだになって、翌日に上司の「判定」を待った上で「仕切り直し」となることもあります。 -
ビジネス心理
もっとビジネス書が読みたい!
先日、「読書の不思議さ」というエントリの中で、大橋さんが次のようにお書きになっていました。 例えば、「仕事が10倍早くなる○○術」みたいな本を読んだとしても、読んでいる間は、 「なるほど、こういう風にすればいいのか!」 という快哉を叫びまくるのですが(良い本であれば)、実際に「こういう風に」が行動に移されることはまれです。言っていることとやっていることが一致していません。不思議です。 -
Journal
一日のやる気をふるい起こす毎朝の習慣
10日前に「ひとこと朝宣言」という習慣を始めたのですが、何とか10日間続いています。 「ひとこと朝宣言」というのは、朝時間.jpというサイトが提供している習慣サポートサービスで、無料の会員登録をすれば、すぐに始めることができます。 -
お知らせ
「知的生産性を高めるITツールとその活用法」について講演します
来る、6月27日(水)に都内(田町)にて、以下のような研究会があります。 『サービスイノベーションと知的生産性を考える −知識システムとSNA−』研究会 この中で、以下のテーマについて講演させていただくことになりました。 「知的生産性を高めるITツールとその活用法」 -
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1週間後の「来週の今日どうなっているかブログ」
1週間前にアップした「来週の今日どうなっているかブログ」では次のようなことを書きました。 というわけで、ターゲットは「来週の今日」にしてみます。これくらいの距離感なら、すでに外出や打ち合わせなどの予定もクリアーなっているでしょうし、自分が抱えているタスクもある程度は把握できているはずですから、かなり必然的な「来週の今日」を書きつづることができそうです。「来年の今日」に比べれば、幾分、あるいは相当に妄想の割合は少なくなるはずです。 というわけで、1週間ほど「来週の今日どうなっているかブログ」を続けてみたのですが、意外な発見がありました。 -
ビジネス心理
「いつかやりたいことリスト」に「今だからやりたいこと」を入れない
せっかく「いつかやりたいことリスト」を作っても、そのリストの項目をいつか見直し、実行に移すということは困難です。 「時間のできたときにやりたいこと」のリストも同様で、実際に時間ができたときにリストを見ても、なぜかその時にはどれにも手をつけたくなかったりするから、不思議です。 -
Journal
「来週の今日どうなっているかブログ」
3年と4ヶ月ほど前に、知人に教えてもらった、「来年の今日どうなっているかノート」というアイデアがあります。文字通り、「来年の今日はどうなっているのかを書きつづったノート」です。 どこか、「夢に日付を入れる」などという発想に近いものを感じますが、「来年ノート」(勝手に短縮)の方が身近な感じがしますし、すぐにできそうな気がします。 実際、その知人は「○年の春頃に結婚する」とか「○年の夏に転職する」といった妄想というか予言をそのノートに書きつづり、少なくともこの2つについては1年以内に実現したといいます(ある意味、未来の「です」ノート?)。この2つの陰にはおびただしい数の“夢破れた妄想”もあるそうですが、その内容についての言及はありませんでした。実はそここそ知りたかったところですが、なぜか聞きそびれました。 でも、実際に書こうとすると、来年というのはあまりにも遠すぎます。遠いからこそ、非現実的な妄想を書く“あそび”が生まれるということもあるかもしれませんが──存外、そういう妄想が現実になることがないわけでもないとは言え──、やはり今日を生き抜くビジネスパーソンとしては、地に足が着いた現実的戦略思考を心がけたいのものであります。 -
ビジネス心理
「時間が増えた感じ」を手に入れる
時間は製造できません。24時間は、やり方によっては25時間にも、48時間にもできる、という言い方がありますが、実質的には比喩でしかありません。 時間を「作る」ことや「増やす」ことができない以上、時間との戦い方は二つしかないように思えます。 1 作業ペースを速める 2 やることを減らす -
Journal
タスクごとに「心境」を書き残す効用
日々作業記録をとりながら仕事をしていますが、作業記録は以下の2つのパートに分けられます。 1.タスクごとの開始時間と終了時間と所要時間(数値データ) 2.タスクごとの所感や反省、あるいは引き出された教訓(テキストデータ) 作業時間(数値データ)については、自作のExcelツールで記録し、月末にAccessに書き出して案件ごとの実績時間を算出しています(この一連プロセスはマクロによって自動化しています)。この数値と案件ごとの請求金額とで時間単価を割り出すことができますから、次回以降の見積もりの参考にしたり、作業効率を見直すための材料が得られます。 でも、それ以上に役に立つと感じているのが所感や反省(テキストデータ)です。 -
Journal
「ポジティブハシゴ」と「ネガティブハシゴ」
「ついでにやってしまおう」ということで、1つの作業のついでに関連する別の作業も一緒にやってしまうことによって、全体の作業効率をアップさせたり、後で行う作業の負担を軽くできたり、といったメリットが得られることがあります。 こういった「ついでにやる」ことを自分の中では「ハシゴ」と呼んでいるのですが、「ハシゴ」には上記のように望ましい「ハシゴ」(=ポジティブハシゴ)と、余り望ましくない「ハシゴ」(=ネガティブハシゴ)の2種類があると思っています。 -
とらえなおす
未来の自分に期待する、過去の自分を裏切らない
小学生の頃に読んだ「ドラえもん」の次のエピソードが妙に印象に残っています。 なぜかのび太君の宿題を肩代わりさせられることになったドラえもんが、限られた時間でその宿題を終えるために、タイムマシンを使って、2時間後のドラえもん、4時間後のドラえもん、6時間後のドラえもん、8時間後のドラえもんという4人のドラえもんを未来から無理矢理連れてきて、5人で手分けをして宿題に取り組むのです。 幼心に、なんと素晴らしいアイデアなんだろう、と感銘を受けたのですが、続きを読み進めていくうちにげんなりしてしまいました。 -
自分の事業を育てるために
自分という製品を“再開発”する「BMR」という方法
『10年商品をつくるBMR』という本を読みました。 「BMR」とは「Basic Marketing Relations」の略で、 「新製品を発想し開発業務を進めていく際の枠組み(基本原理)」 であり、 「理解できるとマーケティングがやさしくなる」 と書かれています。 一読して感じることは、「BMR」という考え方の応用範囲の広さです。つまり、新製品の開発業務に携わる人以外にも幅広く役に立つヒントを学ぶことができそうです。 -
ビジネス心理
記憶を鍛える10の方法
記憶力というのは、はたして何が何でも鍛えるべきものなのかどうか、私にはよくわからない点もあるのですが、「記憶の衰え」とか「記憶力を鍛える」というテーマは、永遠のテーマといった様子ですから、切実な問題なのでしょう。 最近、ネットを適当にぶらついていたところ、上記のタイトルの、きわめて率直な「記憶力を鍛える記事」が見つかりました。英文サイトですが、効果がありそうで、簡単にできるもののみを抜粋します。