本日お知らせを受け取って知ったという方も少なくないでしょう、僕自身も日頃から愛用しているあとで読むの関連サービス「あとで新聞」です。
一日一回更新
特に目に留まった(=心に響いた)のは、サービス説明における以下の太字部分。
あとで新聞とは、「あとで読む」の統計から人気のページを「つなげて」お届けする新聞です。
目まぐるしく変わるランキングサイトではありませんので、お暇なときにお越しください。
確かに、ソーシャルブックマークのランキングなどを見ていると、見るたびに新しい記事が現れては消えていく、という“激戦”が繰り広げられており、見るタイミングによっては見逃してしまうこともあります。
もちろん、見逃したからといってさしたるダメージもないのですが、何となく自分が見ていない時に限って、自分にとって有用な情報が流れているような気がするものです。実際はどうあれ、そういったプチストレスというのは確実にありますから、日に一度しか更新されないランキングというのは、そういった生き馬の目を抜くような煽りがない分、まったりとウォッチができそうです。「明日の新聞、只今集計中」ということで“途中経過”がわかるのは、紙の新聞にはないおもしろさですね。
また、ソーシャルブックマークとは異なるユーザー層によるランキング(さほど変わらないかもしれませんが)という意味でも、視野を広げるうえで役に立つかもしれません。
ちなみに、ランキングつながりでは、毎週欠かさずこちらをウォッチしています。
関心検索
次に、実際に使ってみて可能性を感じたのが検索機能。例えば、「シゴタノ!」で検索してみたところ、次のようなリストが得られました(検索スピードがめちゃ速い!)。
はてなブックマークでも同様のリストは、得られますが、「ブックマーク」と「メール取り寄せ」とではクリッピングの動機に傾向の違いがありそうな気がします。
また、リストの中から1つ記事を選び、タイトルをクリックすると、「あとで新聞」のヘッダがついた状態で記事が表示されます。そのヘッダ部分には「このページを読んだ人はこんなページも読んでいます」という関連記事が並び、さらなる探索をするうえで参考になる場合もありそうです(記事タイトル末尾の矢印アイコンをクリックすれば、ヘッダなしの外部ウィンドウで開くこともできます)。
▼関連:
・無理なく整理が進む「紙copi」
・「あとで」にコメント機能
・「あとで」は元から振り分ける
・GmailとThunderbirdを組み合わせて使う(5)
・目的と役割に応じてツールを使い分ける
・既存の仕組みにパラサイトさせる