特別なやり方ではありませんが、習慣にするとある種の安心感と一定のモチベーションを保つことのできる方法です。
私は、仕事のパートナーとペア・スケジューリングを実行しているのですが、それとはべつに、「1日の予定」だけをリアルタイムで「見える」ようにしてあります。
まず、自分自身の予定をパートナーに公開してしまいます。これは、「1日の予定」の最初に宣言してしまう部分です。Googleでは、「正悟、佐々木」というカレンダーになっています。私のカレンダーでは、これはオレンジ色になっています。
次に、同じ内容を即座にコピーし、「佐々木の今日の予定」というカレンダーで管理します。これはパートナーにも公開されていません。私のカレンダーでは、水色になっています。(公開しても問題はないのですが、頻繁に動かす上に、飛び込み案件も入ってくるので、あまり公開する意味がない気もします)。
この「佐々木の今日の予定」のみを、ガジェットでいつでも見られるようにしておくのです。カレンダーにチェックを入れて設定します。
そして、「佐々木の今日の予定」にあるタスクが終わったら、そのタスクのラベルを「佐々木の実績」に付け替えます。この時点で「佐々木の実績」となった予定(というよりも実績)は、再びパートナーに公開されます。
こうすることで、1度のタスクを終わらせることに対する、2つの喜びを同時に得ることができます。1つは自分のタスクが徐々に減っていく喜びで、もう1つは公開している「実績」が増える喜びです。
何も「佐々木の今日の予定」に予定をコピーせずとも、「正悟、佐々木」の予定をウィジェットに表示するだけで良さそうですが、そのやりかたですと、「正悟、佐々木」の予定自体を消していくことになります。
しかし、「予定」と「実績」はなるべく消さずにおくことで、両者のギャップをのちのち反省できる意味があるので、「佐々木の今日の予定」というワンクッションをおいているわけです。
デスクトップ脇に「佐々木の予定」が時間順にリストアップされていて、なかなか便利です。昼の1500になってもまだ1300の予定が表示されていたりすれば、当然焦ります。さらにその予定が残っていることを、パートナーも知っている(べつに監視しているはずはないのですが)となると、ますますどうにかしたくなります。それが人情というものでしょう。