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書評
仕事がイヤになってしまった時に効く「いい気分」のつくり方
本というのは、著者の人生経験の“縮刷版”のようなものだと感じることがあります。そこには、著者のもつ有形無形の経験がぎっしりと詰まっているからです。 読者は、読書という行為を通して、この経験を受け取ります。読者の目には一人一人にそれぞれ特定の話題により強く反応するフィルタがはめ込まれているので、同じ本を読んでも受け取る刺激が異なります。 そんなことを考えさせられたのが今回ご紹介する『「いい気分」セラピー』。 たくさんの「いい気分」になる“ハック”が紹介されているのですが、僕のフィルタに響いたものをいくつかご紹介。 -
書評
夢をかなえる女子大生会計士の事件簿だゾウ
「借金して得たお金はいずれ返さなきゃいけないから借入金。ギャンブルで得たお金は不確実性が高く今後は期待できないから一時所得。働いて得たお金は今後も期待できるから安定収入──人はこうしてお金に色をつけて人生を生きているの」 (中略) 僕たちの仕事は、『お金に色をつける仕事』だったのか……。 「利益というのは、会社の実力を表すための色づけよ。自社株は自分たちが自由に発行できるのだから、利益に含めると会社の実力が正しく見えなくなるじゃない。自分で作ったテストで100点をとっても、実力には含めないのと同じことよ」(p.174) ベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』、『食い逃げされてもバイトは雇うな』の著者によるシリーズ小説『女子大生会計士の事件簿』。すでに第5弾という人気シリーズですが、恥ずかしながら僕自身は同シリーズを読むのは今回が初めて。 それでも実にすんなりとストーリーに入っていくことができました。というより、ぐいぐい引き込まれたというほうが実態に近いです。 -
Journal
今週読んだ本
最近、献本いただくことが増えたのですが、なかなかご紹介が追いついておらず、とりいそぎ今週読み終えた本のご紹介。 -
書評
勉強熱心なビジネスパーソンをドキッとさせる『君を幸せにする会社』
文章を書くうえで気をつけるべき心がけがいくつかありますが、その中で僕自身、掲げているだけでなかなか実践できていない心がけがあります。それは、 「中学生が読んでもわかるような文章を書く」 こと。 どんなに良いことが書かれていても、それが難解でわかりにくいものであれば、そこに込められているメッセージが多くの人に伝えられることはないでしょう。 逆に言えば、中学生が読んでもわかるくらいに平易な文章を目指すことは、書いた文章に影響力を宿らせるための1つの手段となりえます。多くの人に浸透させる力を持つからです。 そんな中、本当に中学生でも読めるビジネス書に出会いました。 -
チェックリストを活用する
「達人」の自己チェックリスト
1.自分に合った方法を選んでいるか? 2.なぜその方法で仕事しているのか? 3.その方法で仕事をすると、自己イメージが良くなるか? 4.仕事時間は適正か? 5.睡眠時間は充分か? ▼参考書籍 IT達人の仕事術IT media Biz.ID Amazonで詳しく見る by G-Tools 一般に「仕事の達人」と呼ばれる人は、実際どんなふうに仕事を進めているのか。好奇心だけからでも、興味深いところはあるでしょう。もちろん、実際の役に立つ、という意味合いも含めてです。 本当のところ、「達人の仕事術」は個々で全く別なのか、それとも何らかの共通点はあるのか。前者であれば、私たち自身に活かすことは難しいものの、後者であれば、自分の仕事条件や、現実に適用可能になります。 今回参考にした本を始め、類書を読んでいく限りにおいて、一読してそれとわかるほど「達人の仕事のやり方」に共通点はないものの、注意深く見ていくと、ほとんどの人たちに共通してみられる、「考え方のクセ」のようなものはあるようです。今回はそれを紹介していきましょう。 -
書評
チームの力を最大化させたいリーダーが学ぶべき「質問会議」という手法
あなたが所属するチームのリーダーはチームの力を最大限に引き出せているでしょうか? あなた自身がリーダーということであれば、それは自明のはず。 もし、引き出せていないとすれば、その方法を知らないだけかもしれません。 『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』は、そのための方法である「質問会議」について詳しく解説した一冊。 「質問会議」のベースである「アクションラーニング」というメソッドは、GE、モトローラ、ボーイング、IBMといった企業で導入されており、日本では「質問会議」という名前でトヨタ自動車、NEC、富士ゼロックスなどの企業で管理職研修に取り入れられているといいます。 「質問会議」の出発点は以下の課題意識。 いま必要なリーダーシップとは、解決策をチームメンバーから引き出すことのできる力です。リーダーは自ら答えをもたなくとも、メンバーが答えを発見できるような場や雰囲気をつくり出す必要があります。(p.38) チームの力を最大限に引き出す力をリーダーに宿らせるのが「質問会議」というメソッドの目指すところといえます。 -
読書術
読書スタイルの変化〜読了までの3つのステップ
『フォーカス・リーディング』を読んだ前後あたりから、それまでの読書スタイルに変化が起きています。 それによって、今までは、 ●ハードカバー、無理 ●300ページ以上、無理 ●上記以外の理由で読みづらい本、無理(言葉の好み、趣味の問題、背景知識の不足など) という“無理三条”によって、ずいぶんと読まずに積ん読にしていた本があったのですが、その牙城を崩しに掛かることができています。 そして、今さらながら無理三条本ほど得られる収穫がリッチなことに気づかされています。 -
書評
次の一歩を踏み出すための「現実起業」と「夢起業」
『新規事業がうまくいかない理由』という本を読みました。本書は、以前も繰り返し取り上げた『頭のいい人が儲からない理由』の著者による、テーマを「企業内起業」に絞り込んだ起業に関する心得とノウハウを解説した一冊。 » 常識を疑い、自分の頭で考え抜く » 「方法」は陳腐化するが「方向」は無限にある » 常識というウィルスを駆除する 本書は、いうまでもなく「企業内起業」すなわち企業内で「新規事業」として起業を目指すチームに属するメンバー、あるいはそのチームのリーダー、さらにはそういうチームをバックアップする本社サイドにいるサポーターに読んでいただきたい本ですが、実は、僕のように一人で仕事をしている人にとっても役に立つアドバイスが得られます。 さらに、「企業内起業」というものを明確にするために、一般の起業である「夢起業」(と名付けてみました)についても少しご紹介したいと思います。 -
ビジネス心理
新しい脳力を身につけるための2つの戦略
・雨だれが石を穿つように少しずつ変えていく ・一点集中で一気呵成に変える 脳は堅牢なシステム 脳の特徴というと、一言では言えないほどいろいろあるのですが、このお話の中では特に堅牢性というものについてお話ししたいと思います。脳の堅牢性というのは、例えば多様な入力の形式があるにもかかわらず、一定の出力に安定させることが出来るというようなことを言います。 -
お知らせ
9/24 時間畑ワークショップ Vol.1 〜「今日から始める時間改革」のご案内
» 2008/09/22追記:好評につき日程を追加しました! ・2008.10.1(水) 受付中! ・2008.10.7(火) 受付中! 来週、9月24日(水)に東京(渋谷)にて、以下のセミナーを開催します(直前の案内で申し訳ありません!)。 » 時間畑ワークショップ Vol.1 〜「今日から始める時間改革」 -
書評
苦手な仕事に取りかかるための3つの方法
1.できなかったときの「言い訳」を用意する(p.45) 2.「1分でやる量」を決める(p.53) 3.やるべきことに迷ったら人に決めてもらう(p.62) メルマガでも取り上げた『ライフハックス心理学』より締め切りは刻々と迫っているのに、いっこうに「その仕事」に取りかかれない。このようなピンチを切り抜ける方法を3つご紹介します。 -
お知らせ
今週のレビュー:「仕事が楽しくなるチームの作り方」(予告)
» 今週のテーマ:仕事が楽しくなるチームの作り方(予告) 来る10月11日に行われる「パソナテックカンファレンス2008」の以下のセッションに登壇することになりました。 » チームハックス![特別編] 〜仕事が楽しくなるチームの作り方〜 ライフハックは個人で生産性をあげる手段として用いられます。ではこのライフハックをチームで取り入れたらどうなるのでしょうか?個人では限界があるところをチームで解決する。チームで生産性をあげるにはどのようなことが必要なのでしょうか? そこで今回はチームとして新しいイノベーションを起こし続けている面白法人カヤックの柳澤氏、株式会社エニグモの須田氏、田中氏、個人として多くのライフハックを実践し、チームハックについても研究している大橋氏と仕事が楽しくなるチームの作り方について考えます。 続きは編集後記にて。 -
ビジネス心理
「良い習慣」を3ヶ月続ける方法
英語に限らず、およそ「技術習得の第一歩」を踏み出すために、とりあえず「3ヶ月続けなさい」とアドバイスしている本をよく見かけます。それらの著者の見解に従う限り、「3ヶ月間」というのは、少なくとも一定の成果を出すのに充分な期間と言えるのでしょう。 ただ、どうすれば3ヶ月続けることができるのか? これは問題として残ります。「3ヶ月くらい、とにかく続けろ!」という意見もあるかとは思いますが、世に「三日坊主」という言葉があるくらいですから、「3ヶ月間」は容易い継続期間とは思えません。 私はそういう疑問を抱いたので、とりあえずいくつかの「継続系」の本をあさって、その考え方を調べてみました。 -
書評
30万件の臨床例から導き出された「ほんとうのライフハック」57項目
今から3年前に100万部を超えるベストセラーになった『病気にならない生き方』を読みました。 全部で57項目におよぶ「病気にならない」ためのヒントや心がけが紹介されているのですが、その中から個人的に特におすすめしたい6項目を厳選。 1.その健康法は全体最適になっているか?(p.26) 2.そのクスリのリスクを把握しているか?(p.49) 3.ひとくちあたり30回以上噛んでいるか?(p.127) 4.食事の1時間前に水を飲んでいるか?(p.155) 5.こまめに5分の仮眠をとっているか?(p.181) 6.その運動は楽しみながら続けられるか?(186) -
Journal
ブログタイムズを見て思い出した「ブロガーは職業になりうるか?」という問い
[PR by ブログタイムズ] すでに各所で話題になっていますが、とりあえず書いてみます。 皆さん、ギャランティーのことを中心に書かれているようですので、僕は別の視点から。 -
発見の記録
オーディオブックマスターによるオーディオブック勉強法
先週末の続き。 » 今週のレビュー:オーディオブック勉強法(序) もともとこのエントリーのネタは、オーディオブックのポータルサイト「FeBe」を運営するオトバンクの上田渉社長と、オーディオブック談義をしている中で生まれたものだったのですが、上記のエントリーには盛り込みきれなかった、上田社長が実践されている「オーディオブック勉強法」の“序”を今回はご紹介します。 ということで、「オーディオブック勉強法」を実践されている上田社長との一問一答です。 -
お知らせ
今週のレビュー:オーディオブック勉強法(序)
» 今週のテーマ:オーディオブック勉強法(序) 以下のエントリーでご紹介した「オーディオブック・ハック」ですが、 » オーディオブックを仕事に活かすための10のポイント もともとこのエントリーのネタは、オーディオブックのポータルサイト「FeBe」を運営するオトバンクの上田渉社長と、オーディオブック談義をしている中で生まれたものだったのですが、上記のエントリーには盛り込みきれなかった、上田社長が実践されている「オーディオブック勉強法」の“序”を今回はご紹介します。 詳細は編集後記にて。 まずは、今週のレビュー。 -
アイデアの育て方
意識的にアイデアを見つけ出すための5ステップ
第1ステップ 厄介事(難問)に直面する 第2ステップ 問題を解くためのデータを収集する 第3ステップ 事実を受け入れる 第4ステップ 問題から離れる 第5ステップ 新しい解決策(アイデア)を応用してみる この5ステップは、いくつかの「発想本」を読みあさったりしているうちに習慣となった、自分なりの「アイデア発想法」です。物を書くという職業柄、アイデアを全く発想できないというのではすまされません。したがって自然と、類書が目にとまります。 エントリの最後に、参考文献リストを掲げますが、主にお世話になったのは、『アイデアのつくり方』(ジェームズ・ヤング著、阪急コミュニケーションズ)と、『「超」発想法』(野口悠紀雄著、講談社)です。 -
書評
オーディオブックを仕事に活かすための10のポイント
電車やバスでの移動中は本を読みます。でも、乗り換えで歩いている最中は本が読めません。よほど面白い本なら歩きながらでも読んだりしますが、危険です。 乗り換えで歩いている時間というのは時間にすれば数分でしょう。でも、自宅から目的地までという移動全体で考えると、歩いている時間、少なくとも本が読めない時間というのは意外と長いのではないか、と思っています。 というより、実際のところ長いです。例えばドアツードアで片道45分の移動をする時、電車に乗っている時間、すなわち本に没頭できる時間というのは半分以下の20分足らず。 残る25分はコマギレに分断された徒歩の時間や階段を上り下りしている時間、あるいは売店でガムを買ったり、といったことに消えてしまっているのです。 日々消えていくこの時間を毎日積み重ねていくと、 25分×往復×週5回=250分(4時間10分) ということになります。 この時間を有効に活用する手段がオーディオブックです。 -
書評
世界に通用する自分になるための17のチェックポイント
17個はあまりにも多いので、5つのグループに分けました。 世界に通用するコミュニケーション 1.こちらの気持ちを相手に察してもらおうとしていないか?(p.24) 2.上下関係に頼っていないか、あるいは諦めていないか?(p.34) 3.空気を読みすぎて身動きが取れなくなっていないか?(p.43) 4.伝えたいことを「テキスト化」して表しているか?(p.66) 世界に通用する決断 5.判断の基準を、周囲がどうしているかではなく、自分がどうしたいかに置いているか?(p.74) 6.考える前に行動しているか、少なくとも行動しようとしているか?(p.88) 7.やる前に考えすぎていないか?(p.124) 8.「チャンス!」とあらば、すぐに動き出せるか?(p.159) 9.前例がないことを理由にチャンスを見送っていないか?(p.188) 世界に通用する戦術 10.与えられるのを待っていないか?(p.152) 11.緊張感(不安定)を避けて、安心感(安定)に逃げ込もうとしていないか?(p.136) 12.自分にしかできないことを追究しているか?(p.94) 世界に通用する戦略 13.今いる「次元」に留まったままで何とかしようとしていないか?(p.108) 14.あらゆる変化を自分に必要な「新陳代謝」として受け入れているか?(p.148) 15.長期的視野に立ってネットワークを育てているか?(p.166) 16.今やっていることは「人に負けない分野」を作ることに貢献するか?(p.182) 世界に通用する生活習慣 17.朝から仕事をしているか、あるいは夜中まで仕事をしていないか?(p.202) 以上、『自分をグローバル化する仕事術』より。 -
お知らせ
今週のレビュー:リーダーのための「先読み力」
» 今週のテーマ:リーダーのための「先読み力」 『「先読み力」で人を動かす』を取り上げた以下のエントリーをたくさんの方に読んでいただきましたが、本書はリーダー(を目指す人)のための一冊。スケジューリングの具体的な方法がカラフルな実践例とともに紹介されているため、一見すると「個人向け」という雰囲気がただようのですが、後半からはこの方法論をチームで共有していくための、著者の実践と体験にもとづく手順が解説されており、参考になります。 » 初めてチームを任された人のための8つの心得 では、今週のレビュー。 -
英語学習法
今日から英語の勉強を始めるための1冊
村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける村上 憲郎 Amazonで詳しく見る by G-Tools 本書は、すぐに買ってもかまいませんが、すぐに読み始めるべきではありません。読み始めるのはあくまでも、英語を勉強すると決めた、その日からです。 -
書評
初めてチームを任された人のための8つの心得
「初めて」に限らず、常に「初心」を銘記するために。 1.その週に実施予定の仕事のうち優先順位ベスト5のタスクをメンバーに発表してもらう 2.ミーティングの議事録をメンバーに書いてもらう 3.間違っていても分かりやすい説明をする 4.相手の期待値のギャップをコントロールする 5.スコープ以外の仕事で「貸し」を作る 6.70%の力で仕事をする(100%出し切らない) 7.「あなたはどうしたいの?」とメンバーに繰り返し問う 8.相手を変える前に、まず自分を変える 最近読み終えた『「先読み力」で人を動かす』より。 -
書評
人脈を金に換えるための8つのポイント
1.「BCCで失礼」していないか?(p.32) 2.相手の名刺と外見のズレに注目しているか?(p.40) 3.人脈がある人を妬んでいないか?(p.44) 4.メールの長さはお互いにとって過不足のない長さになっているか?(p.59) 5.コンタクト履歴を残して振り返っているか?(p.139) 6.自分の名刺整理の方法に信念はあるか?(p.144) 7.断られてもめげずに挑んでいるか?(p.168) 8.参加を促す案内メールに個別にメッセージをつけているか?(p.180) メルマガでも取り上げた『金になる人脈』より。 -
英語学習法
続・6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法 〜参考書籍編
以下のエントリーに続き、『英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法』で紹介されている参考書籍をご紹介。 » 6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術 同書は刊行から3年経っているので、著者の小川慶一さんにヒアリングのうえ、最新情報も盛り込んでいます。 -
お知らせ
今週のレビュー:TOEICスコアの80%は基本とスピード、残る20%は○○
» 今週のテーマ:TOEICスコアの80%は基本とスピード、残る20%は○○ 今週は、TOEIC対策本である『英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法』についての以下のエントリーに人気が集まりました。 » 6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術 同書は刊行から3年が経過しようとしているのですが、内容はいささかも古びていません。僕自身、TOEICは880点止まりですが、以下の一文を読んで足りないものがわかりました。 TOEICで900点を取るのに必要な物。それは、一言でいえば、 ●英語の基本とスピード です。TOEICのスコアの要素の80%はこれです。 では、残りの20%とは? 答えは編集後記にて。 -
ビジネス心理
今月読んだ本
久しぶりに、今月読んだ10冊の本を紹介いたします。今月はいろいろな意味で、収穫の多い読書月間でした。こういう月が続くことを祈ります。 -
書評
効率化の「怪人」の軌跡〜小川慶一さんとランチオン!
「エクセルマクロの怪人」との異名を持つ小川慶一さんとランチしてきました。 小川さんは、その名の通りエクセルを使った業務効率化の支援を生業としていらっしゃる方です。 エクセルマクロ達人養成塾 小川慶一オフィシャルサイト via kwout 小川さんを語る上で欠かすことのできない要素、それはその素性。 ということで「バットマン・ビギンズ」ならぬ「小川慶一・ビギンズ」のご紹介、怪人だけに。 » 怪人 – Wikipedia 怪人(かいじん)とは、単純に定義すれば怪しい人物のこと。素性の知れない人間・常人離れした行動力を持つ人間を指して呼ぶことがあり、博物学者の南方熊楠や雑誌編集者の大伴昌司など、プライバシーを明らかにせず、広範な知識と活動を行った先人で「怪人」扱いされるものも多い。 -
英語学習法
6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術
とにかくTOEICのスコアをアップさせたい人に。 英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法 (アスカカルチャー) 明日香出版社 発売日:2005-04 おすすめ度: amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) 「英語学習法」とありますが、中身はTOEICのスコアアップに焦点を絞り込んだ勉強法。ここまでなら類書は山ほどありますが、そんな中で本書が突出しているのが、勉強法に加えて勉強を継続するための時間術にまで言及している点。 著者自身がTOEICで935点をマークするまでの試行錯誤の中で獲得してきたノウハウが惜しげもなく紹介されています。 以下、「はじめに」より。 -
書評
型破りな生き方から「型」を学ぶための101のルール
ビジネス書を選ぶ基準は人の数だけあるとは思いますが、そんな中でも以下は最もポピュラーなチェックポイントでしょう。 » 自分にとって新しい知識やノウハウが書かれているか? お金を出して買う以上は、そこに自分にとっての新しさ、言い換えれば世界における自分の“版図”を広げていく上で役に立つかどうかが問われるわけです。 でも、ここで注意すべきは、あくまでも「自分にとって」である点。 あなたにとってわかりきっている知識やノウハウでも、それを誰か他の人に伝えなければならなくなったとしたら、それをあなたが理解しているのと同じ濃度のまま相手に伝えるためには「わかりきっている」だけでは足りないでしょう。 ご承知の通り、人間同士のコミュニケーションには“互換性”がほとんどないため、A氏の持つコンテンツはB氏に伝わるまでの間にその大部分がこぼれ落ちてしまう、あるいはA氏の意図とは異なる形でB氏に解釈されてしまいうるのです。 そこで必要になるのが、異なる2つの“容器”の間でその中身をこぼすことなく、不純物を混入させることなく、移す術。それを身につける上での格好の教科書となるのが今回ご紹介する以下の一冊。 -
お知らせ
今週のレビュー:人からしか学べない
» 今週のテーマ:人からしか学べない 今週は、3人の方を訪ね、お話をお伺いする機会がありました。うち、おひと方は名前が出せないので、残るおふた方をご紹介。 -
ビジネス心理
脳科学者からの提案「柔らかく成長する」
ゆらぐ脳池谷 裕二 Amazonで詳しく見る by G-Tools 池谷裕二さんの『ゆらぐ脳』(文藝春秋)はとても変わった本です。最大の特徴は、テーマと展開がはっきりしないように見えること。とは言え対談ともエッセイとも違うので、なんとも不思議な読み物です。 共著でありながら、事実上、池谷裕二さんの論旨だけが展開されているのも、面白い特徴です。優れたインタビュアー兼ライターが、脳科学の専門家に質問し、そのやりとりの中で、脳科学の知見を解説しつつ、有益な情報を開陳するというつくりなのですが、前面に出てきているのは池谷さんだけです。 このような特徴の本書からはまるで、池谷裕二さんの「脳に関する独り言」が、一冊にまとまったような印象をうけます。 -
書評
「楽」に生きるための3つのステップ〜平川理恵さんとランチオン!
書くことが何もないと、その日一日は何のために生きたのかが分からないって思うんです。 「オーダーメイド留学」という言葉をご存じですか? 文字通り、個々の注文に応じたぴったりの留学、という意味合い。そんな「私だけの留学」を提供する留学図書館代表の平川理恵さんとランチしてきました。 ▼ランチしたお店 四季の旬菜料理AEN 自由が丘店 平川さんのキャリアは大学卒業後にリクルートに入社するところから始まります。その後、リクルートから企業派遣生として南カリフォルニア大学大学院へ留学し、MBAを取得。帰国後、しばらく大学向けのコンサルティングに携わった後、退社し、留学図書館を立ち上げます。 事前に、ご著書である『28歳からのぶっつけ留学成功法』を読ませていただいていました。本書は平川さんの「留学体験記」なのですが、留学に至るまでの経緯やそのプロセスにおける壮絶な行動力には驚かされます。 例えば、27歳だった平川さんが留学を思い立った直後の一節。 -
書評
成功本を使って本当に成功するための8つのポイント
1.自分の性格傾向を知る 2.自分の性格傾向に合った「続け方」を採用する 3.好きなことを見つける 4.脳をだまして「ポジティブ思考」を引き出す 5.人の幸せよりもまず自分の幸せを第一に考える 6.自己投資にかけるお金は「ちょっと懐が痛む金額」を目安にする 7.「GIVE&GIVE」より「GIVE&MAKE」 8.ゆっくり少しずつ変えていく 『成功本はムチャを言う!?』より。 -
書評
リピーターになってもらうための7つのチェックポイント
1.事前期待が実績評価を上回っているか? 2.笑顔で接しているか? 3.裏と表で扱いを変えていないか? 4.内輪の話に花を咲かせていないか? 5.伝わるまで伝えたか? 6.相手の都合で話しているか? 7.説明が言い訳になっていないか? 『沈黙のクレーマー』より -
お知らせ
今週のレビュー:セミナー3昧
» 今週のテーマ:セミナー3昧 今週はセミナー3連戦でした。うち1つは出講、残りは受講です。 -
書評
「ラボは半分は会社のため、残りの半分は社会のため」〜関治之さんとランチオン!
どっちかというと会社組織で働くのは苦手なんです。でも、チームで何かをやるのは好きなんですよね。 携帯向け広告事業を展開するシリウステクノロジーズ。同社のラボ「シリウスラボ」で所長を務める関治之(せき・はるゆき)さんとランチしてきました。 -
書評
書いたメモを犬死にさせないたった1つのポイント
毎朝チェックしているブログの1つにgreenzさんがありますが、見つけたその日から感心して毎回注視している部分があります。 それは、 -
書評
あなたの読書は売上重視? それとも利益重視?
今、本当にお伝えしたいのは速読のテクニックではなく読書の本質です。 これまでに僕は2つの速読講座の門をたたきましたが、いずれも挫折しています。 1つめは高校2年生、2つめは大学3年生。いずれも受験と就職という人生の節目を前にして、少しでも楽に乗り切れれば、という思いからのトライでした。 でも、実際のところは何か新しいテクニックを身につけたい、という思いが強く、スキルを身につけることにとらわれてしまったのかもしれません。 その後は、必要に迫られて自分なりにそこそこ速く読むコツのようなものは体得していましたが、その一方でやはり体系的にきちんと学びたいという気持ちもありました。 そんな折、やはりいくつかの速読講座を挫折しながらも、その経験の中から独自に編み出した速読法を指導する寺田昌嗣さんのダイジェストセミナーを受講する機会に恵まれ、その一端を体験するに至りました。 -
ビジネス心理
挫折しないためのたった1つの方法
私たちは、目標達成のためのタイムスケジュールとか、カリキュラムというものに、何か間違ったイメージを抱いているような気がします。 典型的なのが、「三ヶ月もアメリカで暮らせば、英語が話せるようになる」というようなものです。誰かが統計をとったり、これといった根拠も示されないまま、「期間」が区切られています。 こうした例は実にたくさんあって、三週間続ければ習慣に変わるとか、免許は一ヶ月もあれば取れるとか、その期間内でできなかった人たちの心に、不要な影を落としています。 実際には、運転技術の習得や、スキーが滑れるようになるのに、必要な日数など誰にも言い切れるものではないはずです。また、他人がカリキュラムの日程を立てたからといって、その日数をこなせば目的が達成できるという保証も根拠もないはずです。