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Journal
「どうしたら楽しくできるか」を考える
前回ご紹介した「毎朝10秒 関西弁前向きメール」というメルマガが、なぜおもしろいのか? を考えていたら、最近読んだある文章にそのヒントがありました。 -
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「今日もどんどん失敗しようやないか!」
この「シゴタノ!」というサイトには同名の「シゴタノ!」というブログの他に、「格言日記」というブログがあり、「シゴタノ!」が平日のみ更新なのに対して、「格言日記」は土日祝日かかわらず地味に毎日更新しています。 格言日記は文字通り、毎日1つ格言や名言を取り上げて、これをお題に書く、というブログです。詳細は以下のエントリーでご紹介しています。 -
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あえて逆をやってみる
わかっていてもどうにもうまくいかないことがあります。スケジュールも立てたし今やるべきこともわかっている、という状況に身を置いても──「そういう状況になりさえすれば必ずできるはず」とできなかった頃に思い描いていたまさにその通りの状況になっているのに──できないのです。 このような、がんばらねばいけない状況なのにがんばれない。がんばろうとすればするほど空回りしてしまうというこの状況は、どのようにしたら打開できるでしょうか? -
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人のやり方を真似るコツ
何でもかんでも自分の頭で覚え込まなくても、とりあえずコンピュータに記録しておき、あとから断片的な情報を手がかりに検索すれば引き出せる、という便利さにすっかり慣れてしまっている昨今ですが、これだけは引き続き自分の頭で覚えておかねばなりません。 -
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「わざと」を「気づいたら」に
先日のセミナーでも、ブログを生活にうまく組み込んでいる好例として(勝手に)ご紹介させていただいたブログ「お掃除大好き化計画」で、思わず目に留まったのが以下のくだりです。 -
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ブログを読み返すことの効用
先日、ヘアサロンに行ったときのこと。現在美容師を目指して修行中という24歳になるK君にシャンプーやマッサージをしてもらったのですが、合間合間の雑談が非常に充実していました。 -
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習慣にワンアクションをアドオンする
以前習慣を身につけるコツ<実践編>で以下のようなことを書きました。 習慣を身につけるための習慣 無意識にやっているこれらの行動に、そのシチュエーションで一緒にやってしまえるようなもうワンアクションをアドオンすることで、自然にそれを習慣として組み込むことができるのではないでしょうか。 このエントリーに言及してくださったブログがあります。 -
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後で読み返したときに自分をハッとさせる
前回は、「4行日記」を読み返す効用についてご紹介しましたが、特に最後の「【気づき】ピックアップ」をより強化するためにはどうすれば良いかを今回は考えてみます。 -
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習慣のスタンプ化
鉄道会社などがスタンプラリーを実施していることがあります(あまりやったことはありませんが…)。あるいは海外旅行をすると各国のスタンプが溜まっていくパスポート。いずれも、「確かに自分がそこに行った」という証が蓄積されていきます。 時折ページを繰りながら「あー、こんなところにも行ったっけなー」などと思い出に浸るわけですが、これはいったい何なのでしょうか? 人はなぜ思い出に浸るのでしょうか? -
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定期的に欠かさず続ける
たいていのトラブルは、日頃のちょっとした心がけの積み重ねで回避することができます。もちろん、用意周到とは別次元のとっさの判断が求められる緊急事態や自分ではどうにもならない災厄もあります。でも、こういったことは対策の立てようがありませんので、まずは確実にフォローできるところにエネルギーを注ぎ込みます。 -
書評
「手帳ブログ」をススメられ
4/20に上梓した『「手帳ブログ」のススメ』のキーワードの1つに「発見」があります。自分で書いた文章でも、人は忘れる生き物なので、時間がたてば忘れます。そこで、時間をおいて自分のブログを読み返すことによって、「へぇ?こんなこと書いてたんだ!」という発見の形で思い出すわけです。 -
Journal
「どうしたら意志が強くなりますか?」(後編)
「意志を強くする」コツとして、昨日、以下の3点を挙げました。 まとめると、意志を強くするには、 1.無数のやるべきことの中から今やるべきことを選り分ける 2.今やるべきことについて必要十分な時間を確保する 3.他のことを視界の外に追いやる という3つの条件をすべて同時に成立させることをゴールにした上で行動を起こすこと、ということになります。 -
Journal
「どうしたら意志が強くなりますか?」(前編)
以前、Tさんと話していた時にこちらからした質問がずっと引っかかっていました。その質問とは、 「どうしたら意志が強くなりますか?」 です。「どうしたら筋肉を増強できますか?」なら比較的かんたんに答えられますが(筋トレをするとか、タイミング良くプロテインを飲むとか)、意志については「やるしかないだろ!」的な精神論になりがちで、具体的に例えば「意志を強くするための5つのコツ」のようなTPOVの形にできずにいました。 -
タスク管理
「使途不明時間」をやっつけるツール
自分の思い通りに仕事をするためのコツ(2)というエントリーに以下のようなコメントをいただきました。 matto’s wikiにて、時間使途をごく手軽に記録するためのCGIの試作をしています。 入力履歴が残るので、一日使うと、翌日あたりからは何かアクションをしたあとに、いちいち内容を書かなくてもワンクリックするだけで時間使途を記録できます。いちおうiCalに記録を転送することもできます。 ということでおもしろそうなツールをご紹介いただきましたので、さっそく試してみました。 -
書評
出版記念セミナー無事終了しました
昨日、行われました下記セミナー、無事終了いたしました。 『「手帳ブログ」のススメ』出版記念セミナー 仕事に活かすブログ術・入門編 日時:2006/5/11(木)19:00?20:30 場所:渋谷 ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございます。 さっそくレポートをアップしてくださっている方々がいらっしゃいますのでご紹介させていただきます。 -
発見の記録
パッケージ化ときどき「革命」
いちいち考えたり同じような作業を繰り返したりしなくても済むように、習慣としてパッケージ化することは大切ではあるのですが、一度パッケージになってしまうと、今度はブラックボックス化に悩むことになります。 -
分かりやすく伝える技術
自分でスパッと言い切れなければ、結局それは伝わらない
このGW中に、シゴタノ!で何度も取り上げさせていただいているメルマガ「えのさんのeの素」のえのさんと都内でランチをご一緒する機会に恵まれました。ツイてる!(聖幸さん風) 楽しく、興味深く、そしてありがたいお話をおうかがいすることができました。いろいろと書きたいことはあるのですが、最も強烈に「なるほどっ!」と唸ってしまったことを1つご紹介します。 -
Journal
既存の仕組みにパラサイトさせる
Gmailでの要返信・要処理管理について、昨日書き忘れたことがありますので補足します。 -
Journal
自動仕分けと手動仕分けの交差点
「見える化」したら「見えなくする化」というエントリーに対して以下のようなコメントをいただきました。 スターとラベルの両方を付ける意味は何ですか?片方だけでもできそうな気がしますが。 これだけでは初めて読んだ方には意味不明と思いますので、改めて簡単におさらいしながら考えてみます。 -
Journal
「負け仕事」から見えてくるもの
夜、スポーツ新聞でその日の野球やサッカーの試合結果をスコアボードの数字を追いながら、今日のハイライトシーンを反芻するように、その日一日の仕事を振り返るためのツールとして「勝ち負け表」をご紹介したのですが、もう少し掘り下げてみます。 -
発見の記録
勝ち負け表
仕事には「やりたい仕事」と「やらなければいけない仕事」の2種類があります。くっきり分けられないにしても、「どちらかといえば、やりたい仕事」という風に振り分けていけば、いずれかに属することになるでしょう。 転職をして新たなキャリアを得たり、資格にチャレンジをして専門職に就いたとしても、そこで生まれる仕事のすべてが「やりたい仕事」であることはまれで、不本意ながらも必ず1つや2つ「やらなければいけない仕事」が出てきます。 小学校時代に、クラスが変わってやっと「イヤな奴」と離れることができたと思って安心していたのもつかの間、新しいクラスにもやはり「イヤな奴」がいることに気づいて暗澹たる気持ちになるのと似ています。 -
Journal
法則とコツ
以前、Tさんと話していた時、Tさんの以下の言葉が気になっていました。 「そうですねー。仕事が多すぎて、いつも終わらないんですけど、これを何とかしたいですね」 「何で終わらないんですか?」 「意志が弱いんでしょうかね」 「どうしたら意志が強くなりますか?」 「うーん…。意志を鍛える方法がわからない!(笑)」 意志が弱い、弱いなら鍛えればいい、でも鍛え方がわからない。 このように「○○をするために××をしたいのだが、××の方法がわからない」という現実に直面するシチュエーションというのはよくあることだと思います。 -
Journal
「見える化」したら「見えなくする化」
先日、「メールの返信タイム」のことを書いたところ、「4行日記」実践中のTさんから質問をいただきました。 -
人間関係の科学
メールの「返信タイム」
日々の仕事でもはや欠かすことのできないツールの1つにメールがあります。仕事上のやり取りでは電話やFAXを上回る頻度で日々活発に使われているコミュニケーション手段と言えるでしょう。 そんなメールですから、うまく使いこなすことができるかどうかで仕事のスピードや品質が大きく変わってくるはずです。メールがビジネスで当たり前のように使われ始めてからもう10年はたつと思いますが、メールを取り巻く周辺技術はもちろん、使う側のリテラシーの面でもまだまだ発展途上の段階にあると感じています。 -
Journal
「仕事が多すぎて、いつも終わらないんです」
「最近、仕事はどうですか? 前回は企画を8本抱えていたとうかがっていましたが…」 「いやぁ、相変わらず忙しいです。今は9本同時に進めてます」 「増えてるじゃないですか!」 「まぁ、全部が同じフェーズにあるわけじゃないので、やりくりして何とかうまくやってます」 -
とらえなおす
「思考停止語」を「行動促進語」に変換する
前回は「がんばれ」を取り上げましたが、これに加えて「難しい」も要注意ワードです。 -
Journal
「がんばれ!」と言う前に
壁にぶつかって落ち込んでいるような時、身近にいる人から「すぐに結果が出なくても、倦まず弛まず続けていれば、きっといつか花が咲く」というように励ましてもらえることがあります。でも、逆の立場で、へこんでいる人がいても(個人的には)このような言葉はあまりかけないようにしています。 -
Journal
考えてもみなかったことが実現する
仕事をしながら、いつも不思議に思うのですが、やってみる前に思い描いていたことと、実際に達成できたこととの間には非常に大きなギャップがあります。 立てたスケジュールから著しく逸脱したり、実際にかかった費用が見積もり金額から大きく乖離したり、というレベルのことではなく(そういうこともありますが)、ここで取り上げたいのは、もう少し上の次元にあることです。 -
タスク管理
続・やろうと思っていることを確実に実行する仕組み
前回は、やろうと思っていることを確実に実行するために、メールチェックしなくても、オフラインでいる時でも、必要なタイミングになれば、割り込んできて教えてくれるタフなリマインダーをご紹介しました。 これと似たようなことをすでに実行している方もいらっしゃるでしょう。でも、1つ問題があります。 -
タスク管理
やろうと思っていることを確実に実行する仕組み
「これをやろう」「あれをやろう」という比較的ロングスパンな展望を抱えながらも、目の前にある小さなタスクに追われている毎日ですが、小さなタスクが増えてくるとどうしても「これ」も「あれ」も視界から吹き飛んでしまいがちです。 「これ」や「あれ」の実現に少しでも近づくためには、日々ちょっとずつでもいいからその進捗に寄与するアクションを実行に移すしかありません。 -
Journal
続・適正な仕事量を考える
前回の続き。 攻められてから追放するという事後(リアクティブ)ではなく、事前(プロアクティブ)にしかるべき準備をして、迎え撃つくらいの体制を築きたいものです。 プロアクティブはリアクティブの残像です。 自分がこうなるだろうと思ってやったことは、「こうなるだろう」と思っているがゆえに何らかの結果を生み出すのですが、その結果に客観性を割り当てることはほとんど不可能です。なぜなら、視界から残像というバイアスを取り去ることができないからです。 -
Journal
適正な仕事量を考える
何事もバランスが大切ですが、ではいったいどういう状態がバランスが取れている状態なのかを客観的かつ明確に表現できるほどバランスは甘くありません。バランスを崩したときに初めてバランスを取れていなかったことに気づくという、暗中模索なところがあります。 -
ゲーム化戦略
仕事にゲーム感覚を取り入れて乗り越える
前回の「自分の一日の仕事をビジュアルに振り返る」では、以下のような発見があったことを書いたのですが、 改めて気づいたのは、タスク管理ツールという「司令塔」を中心に仕事を進めているということでした。1つ作業が終わるごとに終了時刻を入力し、次にやるべき作業を確認のうえ、開始時刻を入力して、再び作業に入る、というピストン運動が見て取れます。 この感覚というのは、要するにゲーム感覚に近いのだと思います。 -
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自分の一日の仕事をビジュアルに振り返る
以前、橋本大也さんのブログで紹介されていた、デスクトップのスクリーンショットを定期保存してくれるソフトを試してみました。 昨日の午後はずっとデスクワークだったため、5時間弱(12:46〜17:20)ほどの一部始終を1分刻みにキャプチャしてみました。274分なので274枚のキャプチャ画像ができました。 -
Journal
仕事を楽しくしている人
少し前に勤めていた会社でご一緒していた方と数年ぶりにお会いしました。彼女は、ライターとして企業の発行するメルマガを書く仕事をしているのですが、当時はアルバイトとしてその会社に来ていました。自身はフリーランスとして、ほかにもライティングの仕事をしているようでした。 文章を書くのが何よりも好きという人で、現在はその「好き」という情熱と手腕を買われて、コンテンツ会社に誘われ、今はそこで働いている由。 いくら「好き」を仕事にできたとしても、フリーランスでいつづけるにはそれなりの覚悟が必要です。余程の売れっ子ライターでもない限り、待っていても仕事は来ないので、営業活動にも一定の時間を割かなければなりませんし、病気になれば途端に収入の道が閉ざされます。 そういったリスクと背中合わせになりながらでも「書く」ことにこだわり続けられるかどうか。 -
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一度に大量のやるべきことに直面した時の対策
目の前に種々雑多な「やるべきこと」が大量に押し寄せてきている時の人間の反応は、 1.とりあえず「うわー」と叫ぶ(声に出すのはオプション) 2.すばやく優先順位をつけて1つ1つ片付ける 3.現実逃避する のいずれかでしょう(ほかにもあるかも知れませんが…)。どれが良いとか悪いとかではなく、自分がどういう反応を返してしまうのかを知っておくことが大事だと思っています。 -
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「もうこれで大丈夫」ではまだ不十分
何事にも準備が大切ですが、どんなに準備に準備を重ねても「もうこれで大丈夫」ということにはなりません。本番になれば必ず1つや2つ「うわぁー、想定外!」な事態に打ちのめされるものだからです。 だからと言って手をこまぬいてもいられませんが、「やってみないとわからないこと」というものは、やってみないことにはわからないからこそ「やってみないとわからないこと」なわけで、残念ながら本番までは手をこまぬいているほか手がないということになります。 それにしても「もうこれで大丈夫」と安心して本番を迎えられるようになる日というのは来るのでしょうか? -
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苦情には気丈に向き合う
現在書店に並んでいる日経ビジネスアソシエの4月4日号でサイバーエージェントの藤田晋社長の連載記事「謝るならさっさと潔く」に以下のようなことが書かれていました。 相手の気持ちを静めるために「謝る」ことと「自分の正しさを認めさせる」ことを一度にやろうとすると必ず失敗します。目的がぶれるからです。謝罪の時は今この瞬間に一番大切な目的以外のことを考えてはいけません。 実は、つい最近、この「謝る」を迫られたエピソードがあります。 -
考える技術と書く技術
自分が書いた文章のリポジトリ化構想(妄想)
ソフトウェア開発の分野で、リポジトリという言葉があります。この言葉を直訳ではなく、その実態をざっくりと日本語で表現するなら、適材適所、ということになるのかなぁ、と、この言葉を見るたびに思います。 あるべきモノがあるべき場所に格納されていて、適時に取り出すことができるという理想的な状態を体現しているのがリポジトリという仕組みだと考えるわけです。 -
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思いついたアイデアに名前を付けて旅に出す
その昔、浪花のモーツァルトことキダタロー氏が「名前を付けると愛着が湧く、だからモノに名前をつけると遺失しなくなる」というようなことを言っていました。「だから、お金にも名前をつければ…」とも言っていましたが、これはまぁネタでしょう。 名前を付けることについては、以前も取り上げたことがあります。 問題を素早く解決するコツ 何かものを考える際に、対象を他と区別するために名前をつける必要があります。名前を付けて特定可能な状態にすることができて初めて思考の俎上に乗せられるからです。 特に自分で思いついたアイデアに名前を付けることによって、愛着が湧くのはもちろん次のような効果も期待できます。