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自分の一日の仕事をビジュアルに振り返る

以前、橋本大也さんのブログで紹介されていた、デスクトップのスクリーンショットを定期保存してくれるソフトを試してみました。

昨日の午後はずっとデスクワークだったため、5時間弱(12:46〜17:20)ほどの一部始終を1分刻みにキャプチャしてみました。274分なので274枚のキャプチャ画像ができました。

●やっていて感じたこと

基本的に一人で仕事をしているのですが、1分ごとに自分がやっていることがキャプチャされているかと思うと監視されているような気分になって、良い意味でプレッシャーになりました。なるべく無駄なことをしないようにしようという抑制が働きます(例えば、mixi渉猟とか意味もなくメールチェックとか…)。

●60倍速で見て初めて見えてくること

1分刻みのため、コンビニの監視カメラのようにぎこちない動きではあるのですが、ちょうど5時間弱の一部始終を60倍速で見ているような感覚です。

例えば、よく使うアプリケーションや画面切り替えの頻度がよくわかります。作業をしている最中はあまり気にならないですが、改めて俯瞰してみると「なんか無駄な動きが多いような…」という気がしてくるものです。

まぁ、必要だからやっていることもあるので、一概にそうとも言い切れないところもあるのですが、カイゼンのためのヒントが得られるような気もします。

もう少し観察のレンジ(期間)を広げれば、ちょうど、地上を歩いていたら土の色の違いでしかなかったものが、はるか上空から飛行機で見下ろしてみたら、そこにナスカの地上絵が浮かび上がった、というようなこともありそうな気がします。

改めて気づいたのは、タスク管理ツールという「司令塔」を中心に仕事を進めているということでした。1つ作業が終わるごとに終了時刻を入力し、次にやるべき作業を確認のうえ、開始時刻を入力して、再び作業に入る、というピストン運動が見て取れます。

ドラッカーは、「最低でも年2回ほど、3,4週間記録をとるべきである」と言っていますが、こういった自分の仕事のビジュアル化も定期的にやってみるといろいろな発見があって、役に立ちそうです。

●スポーツ選手に限らず…

学生時代にダンスをやっていたのですが、よく自分の踊りをビデオ撮影してもらい、繰り返し観ては「自分で思った以上この動きはダサいな! もうちょっとこう変えるか」というようなカイゼンをしていたのを思い出します。

スポーツ選手にしても、自分の泳ぎや走りや演技をビデオで確認して、役立てていることを考えると、仕事をしている人も、自分の仕事ぶりを客観的に振り返ってみてもいいのではないかと思います。

※一部、お見せできないショットを除いたものを公開します。サイズが小さいので文字は読み取れないと思いますが、何をやっているのかはおぼろげにわかるようになっています。ちなみに、主にやっていた作業は、以下の通りです。

 1.某サイトのコラム執筆と関係者とのメールやり取り
 2.某サイトのコンテンツ作成と関係者とのメールやり取り
 3.格言日記の更新(17:12?17:19)

#全部で229ショットあります。