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新しい脳力を身につけるための2つの戦略
・雨だれが石を穿つように少しずつ変えていく ・一点集中で一気呵成に変える 脳は堅牢なシステム 脳の特徴というと、一言では言えないほどいろいろあるのですが、このお話の中では特に堅牢性というものについてお話ししたいと思います。脳の堅牢性というのは、例えば多様な入力の形式があるにもかかわらず、一定の出力に安定させることが出来るというようなことを言います。 -
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「良い習慣」を3ヶ月続ける方法
英語に限らず、およそ「技術習得の第一歩」を踏み出すために、とりあえず「3ヶ月続けなさい」とアドバイスしている本をよく見かけます。それらの著者の見解に従う限り、「3ヶ月間」というのは、少なくとも一定の成果を出すのに充分な期間と言えるのでしょう。 ただ、どうすれば3ヶ月続けることができるのか? これは問題として残ります。「3ヶ月くらい、とにかく続けろ!」という意見もあるかとは思いますが、世に「三日坊主」という言葉があるくらいですから、「3ヶ月間」は容易い継続期間とは思えません。 私はそういう疑問を抱いたので、とりあえずいくつかの「継続系」の本をあさって、その考え方を調べてみました。 -
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今月読んだ本
久しぶりに、今月読んだ10冊の本を紹介いたします。今月はいろいろな意味で、収穫の多い読書月間でした。こういう月が続くことを祈ります。 -
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脳科学者からの提案「柔らかく成長する」
ゆらぐ脳池谷 裕二 Amazonで詳しく見る by G-Tools 池谷裕二さんの『ゆらぐ脳』(文藝春秋)はとても変わった本です。最大の特徴は、テーマと展開がはっきりしないように見えること。とは言え対談ともエッセイとも違うので、なんとも不思議な読み物です。 共著でありながら、事実上、池谷裕二さんの論旨だけが展開されているのも、面白い特徴です。優れたインタビュアー兼ライターが、脳科学の専門家に質問し、そのやりとりの中で、脳科学の知見を解説しつつ、有益な情報を開陳するというつくりなのですが、前面に出てきているのは池谷さんだけです。 このような特徴の本書からはまるで、池谷裕二さんの「脳に関する独り言」が、一冊にまとまったような印象をうけます。 -
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挫折しないためのたった1つの方法
私たちは、目標達成のためのタイムスケジュールとか、カリキュラムというものに、何か間違ったイメージを抱いているような気がします。 典型的なのが、「三ヶ月もアメリカで暮らせば、英語が話せるようになる」というようなものです。誰かが統計をとったり、これといった根拠も示されないまま、「期間」が区切られています。 こうした例は実にたくさんあって、三週間続ければ習慣に変わるとか、免許は一ヶ月もあれば取れるとか、その期間内でできなかった人たちの心に、不要な影を落としています。 実際には、運転技術の習得や、スキーが滑れるようになるのに、必要な日数など誰にも言い切れるものではないはずです。また、他人がカリキュラムの日程を立てたからといって、その日数をこなせば目的が達成できるという保証も根拠もないはずです。 -
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同化と調節の2つの視点で今月読んだ本をふり返る
心理学には、「同化と調節」という概念があります。 「同化」とは、道具を自分に合わせること。自分にしっくりくる道具、手に馴染む道具を使いこなすことを指します。 「調節」とはこの反対に、自分を道具にあわせること。すぐには使いこなせないが、使えるようになると生活まで一変させるほどの道具が、この世にはあります。自動車がそうですし、ピアノも同じです。 100%同化の道具とか、100%調節が必要な道具というものは、この世の中にはありません。ベテランドライバーは自動車を同化的に運転できますが、それでも「自動車に自分をあわせている」部分がゼロにはならないでしょう。それに、どれほど使うのが難しい道具でも、最初は全く何もできないというのでは、手で触ることもできないことになります。 (ピアノに生まれて初めて触る子であっても、音くらいは出せます)。 本を読んでいるときにもときどき思うのですが、本には「同化的な本」(読んでいてすぐにしっくりくる本)と、「調節的な本」(内容についていったり馴染むのが容易ではない本)とがあります。今月は少しそういった視点を頭に置きつつ、5冊紹介していきたいと思います。 -
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日経WOMANの「続ける」技術!
月刊誌、日経WOMANの8月号の特集は「続ける」技術! この話題ではおなじみの石田淳さんを初め、築山節さん、本田直之さん、佐藤可士和さんなどが、「続ける技術」についていろいろな側面から語っています。 -
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シゴタノ!ランチオン第1回〜nomicoさん
今日から毎週一回お届けする、シゴタノ!ランチオン。 大橋さんと佐々木が日頃からお話ししたいと思っている人と、ランチがてらインタビューさせていただき、そこでの話題をもとにこちらで記事としてお届けするという企画。 第一回は、works4Life season Vやgihyo.jpの実践!GTD〜一歩先の仕事管理で活躍中の、nomicoさんにお話を伺った。 -
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退屈しやすさテスト
退屈傾向スケール 以下28の設問は、「退屈しやすさテスト」という心理テストです。 ●「たしかにそうだ!」なら、7点 ●「まったく違う」なら、1点 ●「どちらとも言えない」ものには4点 を、それぞれ付けて加算します。 ただし、*のマークが末尾に付いていたら、逆にしてください。 とは言え、そんなに厳密にやらなくてもよくて、多くがあてはまっているなら「退屈しやすい」と言えますし、あてはまっていなければ「退屈しづらい」と言えます。*マークは逆の意味になります。 ではどうぞ。 -
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速読術を学ばずに本を素早く読む6つの方法
1.タイマーで時間を区切る 2.黙読する 3.目的を確認してから読み始める 4.事前に内容を知っておく 5.英書を一段落読んでから読む 6.とにかく速く読む ビジネス書が山のように出版され、「本を読むこと」の意義が著名人によって強調されている最近だけに、「多読」するかどうかはともかくとしても、興味深そうな、ためになりそうな本があれば、とりあえず手に取ってしまいます。 -
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シゴタノ!ツール選 2008年6月下旬号
今回のテーマ:メモの管理を万全にする 今月イチオシのツール 手書きメモをそのままデータにするMVPen MVPenテクノロジーズ MVPen(エムブイペン) MVP-1MVPen ( 2008-04-22 )おすすめ度: […] -
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6月に読んだ5冊
恒例の「今月読んだ本」シリーズですが、今月から「5冊」に減らしました。厳選するためです。なおリストをご覧いただくと分かりますが、佐々木が今月読んだ本のリストなため、「最新刊」から「今さら刊」まで時間の幅があります。 -
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論理的に思考して、気分を変えられるか?
今では、一部を除いてあまり知られなくなってしまいましたが、かつて心理療法に、新しい流れをもたらした「論理療法」というものがあります。 この「論理療法」は、見ようによってはとても常識的な考えですが、当時隆盛を誇っていたフロイトの「精神分析」と真っ向から対立する発想だったため、心理学界では恐ろしく「非常識な」考え方とみなされました。 -
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シゴタノ!ツール選 2008年6月上旬号
今回のテーマ:移動の予定をクリアにする -
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6ステップで生活を改善する
1.「怒りノート(ブログ)」を用意する 2.怒り(凹み、苦悩)を感じたときに「自分の夢」を書き留める 3.「怒りノート(ブログ)」に書いた「自分の夢」を検証する 4.「自分の夢」を実現するために明日できることをリスト化する 5.リストを「Checkpad」などに書き込む 6.次に腹が立ったときは、2に戻る inspired by 『幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学』 幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学熊谷 淳子 Amazonで詳しく見る by G-Tools -
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仕事が素早くなる3秒の技術
中山真敬さんの『たった3秒のパソコン術』には、少なくとも3通りの使い方があります。ショートカットキー中心に、「ワザ」がコンパクトにまとめられた、とても便利な本です。 1.自分で基本的な知識を確認 2.他人に聞かれたときに即答 3.他人に貸して啓蒙 -
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情報を一元管理するための管理ツール2点
今回紹介するツールは2つありますが、本当は1つでなければいけないところです。情報を一元管理するのに、管理ツールが2つあるというのはおかしいからです。 しかし私は、絞りに絞って現行は2つのツールを使うことになっています。理由は、 ・パートナーと情報を共有するための共有ツール ・自分の情報管理ツール とに分かれざるを得ないからです。 使い分けている2つのツールは、以下の通り。 diigo【情報共有ツール】 EVERNOTE【情報管理ツール】 -
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シゴタノ!ブックス 5月に読んだ本ベスト10
初夏などと言いますが、なにやら真夏のように暑い五月がもうすぐ終わります。今年の「梅雨」はちゃんと来るのでしょうか。 恒例の「今月読んだ本ベスト10」ですが、改めて見直してみると、今月は「仕事術」を読みあさりつつ「脳の本」を当たっていたことが分かります。読書については、自分らしい月だったとも言えそうです。 -
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情報を一元化する時に注意する7つのチェック項目
1981年(昭和56年)生まれの奥野宣之さんが書いた、『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」』は面白い本です。マニアックに「100円ノート道」を追求するアイデアや姿勢も面白いのですが、私より八歳年下ながら、私より二十歳くらい年上のような考え方にも、強い興味を抱きました。 著者の奥野さんは、「100円ノート」を使いこなすことに、本心から愛着を感じているのだと思います。ですから、この本さえ読めば、この方法を安心して実行できます。 しかし、今ひとつしっくりいかないようでしたら、自分なりのやり方を模索しましょう。それが見つかったら、本書で指摘されている「100円ノートを使わないことの不都合」を、自分のやり方で解消可能かどうか、チェックするために使いましょう。以下に本書からの「情報一元化のためのチェックリスト」をまとめてみました。 -
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心の傷を癒す。または予防する4つの方法
「心が傷つく」という心理現象は、以下の4つの心的機能のせいで発生する、と考えられます。 1.サンクコストの過大視 2.損失回避性 3.後悔回避性 4.ピーク・エンドの法則 参考図書『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学マッテオ モッテルリーニ 泉 典子 Amazonで詳しく見る by G-Tools -
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脳を整理して仕事に取りかかるための6つの心得
1.「五歩先に解決がある問題」の一歩目を見つける 2.大変な仕事をするときには「助走」がいる 3.同じことを続けすぎない 4.不完全であっても答案用紙は必ず出す 5.前日の夜のうちに、「明日すること」を書いておく 6.「その日の私」「そのときの私」に仕事を割り振る 参考図書『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書 250)』(築山節著) 脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める (生活人新書 250)築山 節 Amazonで詳しく見る by G-Tools -
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即効性のある心理ハック10選
以下の10選を、すべて試す必要は全くありません。これは私自身がとりあげた中でも、有効程度の高い「心理ハック」集だとおもいますが、要不要、効果的かそうでないか、個人差があって当然です。「使えそう」なものを1つでも選び、お試しいただければと思います。 -
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脳を本当に鍛えるための6つのトレーニング
表題の「本当に」に引っかかりを覚える方が、当然いらっしゃると思いますが、これは「主に前頭葉を」という意味です。このことと関連して、「無意識の領域をトレーニングする」ことは、この記事では排除しました。これから上げるリストはすべて、実行すれば「意識に食い込んでくる」ものです。 ですから、少々精神的に疲れを感じることになります。無意識的なところの「脳トレ」は、ある意味快感で、慣れれば決して苦痛はないはずですが、意識的な部分の「トレーニング」は「苦痛を意識する」羽目になります。したがって、疲れたら休むことも必要です。 -
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「やって見せてあげる」ためのツール3種
デスクトップを録画するためのツールは、最近になって、新しいツールのマニュアルを用意する目的で、非常によく使われるようになってきました。 文章で説明したり、口頭で伝えるのに比べ、操作の実録は、一度録画しておけば視覚的・直感的に理解できるうえ、何度でも、誰もが理解できるといったように、メリットがたくさんあります。 -
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シゴタノ!ブックス ベスト10 2008年3月編
今月も早いもので、月末になりました。 恒例の「シゴタノ!ブックス ベスト10」です。 -
ビジネス心理
ブログで情報発信する6つの利点
1.情報を整理する習慣がつく 2.インプットする情報を自然と絞ることができる 3.考えがまとまる 4.大事なことが記憶に残る 5.容易にアウトプットできる 6.読んでもらえる -
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6人の達人が語る知的整理法
1.奴隷を使える国では産業革命は生じない(野口悠紀雄) 2.本から「肝」を抽出する(梅田望夫) 3.語り合うことが大切(外山滋比古) 4.獄中で会得した記録法(佐藤優) 5.情報発信、まずはブログから(勝間和代) 6.「真水」を増やす(茂木健一郎) 中央公論 2008年 05月号 [雑誌] 中央公論新社 2008-04-10売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools -
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「直感力」を発揮するための4つの知識
1.脳は直感している 2.脳の直感は身体へ出力される 3.身体の反応は人によって異なる 4.身体反応は知覚できる できる人の直感力―あなたの潜在能力が目覚める30のメソッド佐々木 正悟 ビジネス社 2008-04 by G-Tools -
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無理せずに貯金する5つのステップ
1.口座に入金された給与などを一度全部引き出す 2.公共料金など、決まって出ていく支払いのための口座に入れる 3.生活などに使うお金を3つに分けて十日ずつ使う 4.2と3であまったお金をおろしにくい「未来口座」に入れる 5.3で10日後に残ったお金を「お楽しみ口座」に入れる 貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術池田 暁子 文芸春秋 2007-12 by G-Tools -
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しっかりと記憶したい人のための5つの質問
1.覚える努力をした後に、よく寝ているか? 2.覚える努力をしている時に、ドキドキしているか? 3.覚える努力をする時間が、長すぎないか? 4.覚える努力をした後に、復習しているか? 5.思い出すときに、リラックスしているか? 参考図書『記憶と情動の脳科学』(ジェームズ・L・マッガウ著(大石高生・久保田競監訳) 記憶と情動の脳科学 (ブルーバックス)L.J. マッガウ 久保田 競 大石 高生 講談社 2006-04-21 by G-Tools -
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「明日やる」ために役立つツール3点
3月も終わりということで、佐々木がふだんから使っているツールを紹介して参ります。キーワードは「明日必ずやる」。 なんでも「今すぐ」「今日中に」やろうとすると、一日が百時間あっても足りなくなります。ですから、ネットブラウザもRSSチェックも、そこそこで切り上げて、「続きは明日」に回さなければならないのが現実です。 これを最も巧みに実現してくれるのは、「リマインダー」です。「しかるべき時」にやるべきことを先送りするかわり、その時が来たら、無意識のうちに先送りしたものが目に触れるようにしておけば、非常にスムーズに仕事や生活が回ります。 -
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3月に読んだ本10選
今月は、色々な本をリスト形式でまとめつつ、シゴタノ!で紹介しました。リスト形式だと後からでも思い出しやすく、時間がない時にも一瞥できるので、便利かと思います。 では月末恒例の「読んだ本10選」です。 -
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「ノー」とは言わせない状況にする5つの話し方
1.「イエス」と言う理由を示す。 2.「イエス」としか答えられない質問をする 3.質問は「あなた」という言葉から始める 4.どちらを選んでも、答えが「イエス」となる二者択一の質問をする 5.相手が「イエス」と答えると、確信をもって質問し、そのときあなたが「イエス」という返事を確信していることを、相手に知らせる 『チャンスがやってくる15の習慣』(ダイヤモンド社)より一部改訂 -
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「ゆっくりと動きながら高速でこなす」ための5項目
1.リラックスする 2.1つのタスクに十分な時間をかける 3.1つのタスクに適切な労力をかける 4.淡々と最後まで作業する 5.先送りタスクを発生させない エントリのタイトルにある「ゆっくりと動きながら高速でこなす」は、Lifehacking.jpさんからの引用です。 -
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楽しく自分を変えるための3つのリストアップ
1.仕事上でやったミスを全部リストアップする 2.仕事に関してイライラすることをすべてリストアップする 3.仕事に関してやっているあらゆることをリストアップする 『仕事は楽しいかね?』より この本は、シゴタノ!で一番人気の本ですから、ご存じの方が多いでしょう。それでも、このリストをまとめておく価値はあると思います。 -
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やるべきことをやるための7つのステップ
1.立ち上がって水を一杯飲む 2.求められているゴールを明確にする 3.ゴールに至るまでのプロセスをできるだけ分割する(最低4分割) 4.最初のプロセスをさらに2つ以上に分解する 5.最初のプロセスを終わらせるまでの時間を見積もる 6.タイマーをセットする 7.スタートする やるべきことになかなか取りかかれず、無為に時間を過ごしてしまったり、不本意ながらほかのことに手を出してしまったりと、先送り問題はなかなか撲滅しがたいものですが、上記の7つのステップを踏めば、少なくともこの悩みは半減させることができるでしょう。 -
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シゴタノ!ツールズ 2008年2月佐々木編
2月も終わりということで、佐々木がふだんから使っているツールを紹介して参ります。キーワードは「同期」。 大橋さんは一台のノートパソコンをいつでもどこでもで使い倒していますが、佐々木は仕事場ではデスクトップ、自宅ではノートパソコンと、2台のPCを併用しているため、自動同期が欠かせません。 なぜなら、同期というのはトラブルの元です。思わぬデータが同期されていなかったりするなど、意識的にやっていては面倒が避けられません。 -
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シゴタノ!ブックス ベスト10 2008年2月編
今月も、色々な本をシゴタノ!で紹介して参りました。書籍はやはり、たった1つのテーマについて1人以上の人が最低でも2ヶ月かけて作り上げた成果であり、読んで得られるものは大きいと感じます。 私が良いと思う本が、他の人にそのまま当てはまるとは、もちろん言えないでしょう。けれども、10冊のリストがあれば、1冊くらいはみなさんにもピンと来るものがありそうです。そうした発見が、小さくても新しい変化のきっかけとなることを祈りつつ。 -
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「いつも締めきり間際」の悪循環から抜け出すハック
私はだいぶ以前から、ちょっと分からないことがありました。 それは、仕事でもテスト勉強でも、先送りにすると不安が募っていくくせに、不安が強いときほどギリギリまで手がつけられないという心理です。 そのことについて、先日大橋さんと話し合っていたのですが、ふと疑問が氷解しました。不安から仕事を先送りするのは、当然なのです。なぜなら、仕事を先送りするのは、失敗することに対する不安があるからで、それが強くなれば先送りするしか方法がないとすら思えてくるからです。 -
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自分の「客観的な価値」を知る方法
私はパレートの20-80の法則という法則を、野口悠紀雄さんの『「超」整理法』を読んで知りました。たぶん中学生の時です。当時私は、あふれかえるろくでもない中間試験のテストだの、学校から配布されるプリントの山などを抱えていたので、どうにかして「有効な整理術」というものが知りたかったのでした。 野口悠紀雄さんは本の中で、必要な書類の80%は、全体の20%の中にあるという事例を説明するために、このパレートの法則を紹介していました。