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R25世代の知的生産
3つの読書活用スタイル ~デジタル編~
前回はアナログでの読書メモの取り方について紹介しました。メモの取り方は人それぞれあるでしょうし、読書の目的によっても変わってくると思います。完全にアナログツールを使う方法もあるでしょうし、デジタルツールと併用する方法もあ […] -
R25世代の知的生産
4つの読書メモスタイル ~アナログ編~
知的生産におけるインプットでは「読書」は欠かせない存在だと思います。単に読むだけではなく、書いてあったことを活用するために「読書メモ」や「読書ノート」を書いておられる方も多いのではないでしょうか。逆にメモを取りたいと思っ […] -
書評
「変われない」を変えよう
チップ・ハース&ダン・ハースが送る『スイッチ!』は、前著『アイデアのちから』のアップデートバージョン。『アイデアのちから』は人の記憶に焼き付くアイデアの組み立て方がメインテーマでした。本書はその「変化」に焦点を合わせた内容になっています。テーマは「ちょっとした工夫で、変化を容易にする方法」 -
Evernoteの育て方
知的生産におけるEvernoteの使い方
先日、Evernoteのデータ消失が日本のニュース記事になっていました。話がやや大げさに伝わった感はありますが、記事として取り上げられていること自体、Evernoteの知名度が上がっているという事なのでしょう。 様々な使 […] -
R25世代の知的生産
問題の本質を取り逃がさないための一冊
マルコム・グラッドウェルのコラム集第二弾です。第一弾は「尖った人」をテーマにコラムが集められていましたが、今回は「問題設定」について。7つのコラムから読み取れるのは、「問題の解決がうまくいっていないときは、前提から疑え」 […] -
R25世代の知的生産
一人ブレストの技法 ~実行に至る道~
アイデアに関する工程は「準備」「思考」「選別」「実行」の4つがある、ということを「一人ブレストの技法 ~アイデアの4ステップ~」のエントリーで書きました。今回は最後の「実行」について。 この工程では、自分のアイデアを外に […] -
R25世代の知的生産
一人ブレストの技法 ~アイデアを「選別」する~
前回はいくつかの発想法を紹介しました。慣れてくれば、アイデアを生み出すことはそれほど難しくないはずです。 「発想は、既存のアイディアの組み換えで生じる。模倣なくして創造なし。」 これは、野口悠紀雄氏の『「超」発想法』の第 […] -
R25世代の知的生産
知識労働者のための『ドラッカー流勉強法』
近頃はドラッカーがプチブームになっています。書店で特設コーナーを見かけることも珍しくなくなってきました。こういう状況になると「タイトルにドラッカー付ければ売れるだろ」的な本が散見されるのですが、一瞬この本もそんな「とりあ […] -
R25世代の知的生産
クラウド時代に、知的生産はどう変わったのか
2010年7月3日に梅棹忠夫氏が死去されました。この連載の骨格とも言うべき『知的生産の技術』の著者です。私だけではなく、多くの方がこの本を参考に知的生産について考えられてきた事でしょう。 今回は『知的生産の技術』が書かれ […] -
R25世代の知的生産
一人ブレストの技法 ~発想法の4つの型~
ひと口にアイデアと言っても、それを生み出すための方法は一つではありません。古今東西さまざまな発想法が生み出され、そして改良を加えられています。 あまりにもたくさんの発想法が存在するので、これからそれを学ぼうと考えている人 […] -
R25世代の知的生産
マス・マーケティングの死骸の上に何を築くのか?
モノがありふれている時代で、消費されるだけの物の価値は下がり続けています。その代わりに、「体験」や「経験」に価値の重心が移動している、というのが現代の特徴です。 -
R25世代の知的生産
一人ブレストの技法 ~問題設定のための基本ツール~
さて、前回はアイデアに関わる4つのプロセスを紹介しました。今回はそのファーストステップでもある「準備」に注目してみたいと思います。準備というのは、言い換えれば「問題設定」とも言えます。適切な問題設定がなされれば、発想は大 […] -
R25世代の知的生産
一人ブレストの技法 ~アイデアの4ステップ~
前々回ブレストについて書きましたが、いつでも人を集めてブレストができるとはかぎりません。アイデアの性質によっては一人でじっくりと考えた方がよいこともあるでしょう。一人ブレストの方法、つまり一人でアイデアを出すための方法も […] -
R25世代の知的生産
「発想スポット」、お持ちですか?
「ノマド」という言葉がビジネスでも馴染むようになってきました。ビジネスパーソンのオフィスはIT機器の高機能化・低価格化、ネットインフラの整備などによって変化し続けています。 第一の変化はPCの導入によるOA化。第二の変化 […] -
R25世代の知的生産
「効果の上がらないブレスト」から抜け出すための5つのルール
「アイデアが必要? じゃあブレストしよう!」 あちらこちらから聞こえてきそうなフレーズです。確かに複数の人間が集まってアイデアを出し合えば良いアイデアが出てきそうな気がしますね。 『その科学が成功を決める』(リチャード・ […] -
R25世代の知的生産
ノートをうまく使えるようになるための3つのコツ
最近ノートの使い方に関する本が人気になっているようです。それは裏を返せばノートの使い方に困っている方が多くいらっしゃる、ということなのでしょう。今回は『知的生産の技術』を引きながら、ノートをうまく使えるようになるコツを紹 […] -
R25世代の知的生産
さあ、「才能」を捨て去ろう。
ある人々にとっては希望の、また別の人々に取っては絶望の一冊になるかもしれません。 究極の鍛錬ジョフ・コルヴァンサンマーク出版 ( 2010-04-30 )ISBN: 9784763130365 原題は「Talent Is […] -
R25世代の知的生産
ビジネスパーソンにとって、知的生産はなぜ必要か?
1969年に出版された『知的生産の技術』(梅棹忠夫)には以下のような文章があります。 p12 社会には、大量の情報があふれている。社会はまた、すべての人間が情報の生産者であることを期待し、それを前提としてくみたてられてゆ […] -
R25世代の知的生産
知的生産力をいかに高めるか?
「どうすれば知的生産力を高められますか」という質問を仮定した場合、それに答えるのは少々難しいと言わざる得ません。おそらく期待されているような「奇術のタネ」はまったく無いからです。 それは「知的生産力を高める事ができない」 […] -
R25世代の知的生産
セルフパブリッシング時代に書き手が意識すべき事
電子書籍の話題を続けて書いていましたが、その発端となったのが、この一冊。 電子書籍の衝撃佐々木 俊尚ディスカヴァー・トゥエンティワン ( 2010-04-15 )ISBN: 9784887598089おすすめ度: こ […] -
R25世代の知的生産
文脈を飛び越える本との出会い方
皆さんはどのようにして読む本を選んでおられるでしょうか。 今までは書籍は本屋で購入するのが当たり前でした。最近ではAmazonなどのネットショップが勢力を伸ばしてきています。そして電子書籍が徐々に普及しつつあります。そん […] -
R25世代の知的生産
効果的に読書を進める方法と電子書籍のメリット
「もっとも効率よく読書するにはどうすればいいか?」 この問いには実は明確な答えがあります。それは 「読みたいときに読みたい本を読む」 というもの。非常にシンプルですね。ではなぜそうなるのか、ということについてすこし考えて […] -
R25世代の知的生産
仕入れとしての読書、電子書籍の読書
知的生産を一つの作業工程として捉えた場合に、仕入れにあたる「インプット」。手段は様々ですが「読書」はその大きな部分を占めていると思います。 iPhoneアプリとして読める書籍や、PDFファイルでの電子書籍といった存在が徐 […] -
R25世代の知的生産
不慣れ?じゃあ始めてみよう。
独立やノマド、新しいチャレンジをしたいと考えられている方には絶好の「エール」となる一冊です。著者は自分のビジネスを作りたいと考えている人に以下のようなメッセージを送っています。 p24 一つのアイディアと、少しの自信と、 […] -
R25世代の知的生産
整理の整理 〜システム・レビューの必要性〜
著名人が使っている整理システムを運用してみたが、どうにもしっくりこない。あるいは、最初完璧に見えた整理法がいつの間にか機能しなくなっている、という事はありませんか。 整理は理をもって整えることです。しかし、どうもそれだけ […] -
R25世代の知的生産
知的生産における情報の整理
前回は「モノ」と「情報」における整理について考えました。今回は「情報」の整理について、もうすこし詳しく考えてみたいと思います。 情報といってもさまざまな捉え方がありますが、今回は「アウトプットのために利用するもの」に限っ […] -
R25世代の知的生産
「モノ」と「情報」の整理の差
前回は整理についての基本を考えてみました。 整理は、きわめて簡単にまとめれば 「必要なもの」を「最適な場所」に置く。 という形を作り上げる事が目標になります。 今回は「モノ」はどのように整理すべきなのか、について考えてみ […] -
R25世代の知的生産
整理を始める前に考えたいこと ~汝自身を知る~
国内文房具大手メーカーのコクヨのウェブサイトに「コクヨのヨコク」という面白いページがあります。その中にある「「整理」と「整頓」の違いを考えることから掃除は始まる」というページから少し引用してみます。 「整理」とは理をもっ […] -
R25世代の知的生産
完全記憶(トータル・リコール)がもたらすもの
非常に刺激的な一冊。まずはそう評価するべきでしょう。 序文をあのビルゲイツが書くこの本は「ライフログ」を先駆的に実践する著者が自らの体験とともに「ライフログ後」の世界の可能性について言及されています。 帯には、 「見聞き […] -
R25世代の知的生産
新しい時代における「インプット」「アウトプット」
40年前と比べて、私たちを取り巻く「情報環境」は大きく変化しました。情報を入手するのは新聞・書籍や論文からだけ、という時代からネットを介する事で一個人がほぼ無料に近いコストで様々な情報にアクセスできるようになっています。 […] -
R25世代の知的生産
文章力のシンプルな鍛え方
「どうすれば文章力をあげることができますか?」 と、私が誰かに尋ねられたとしたら次の二点をあげます。 読むように書く事 書くように読む事 すでに文章を書いている方には当たり前のことかもしれません。しかし、こ […] -
R25世代の知的生産
ブログを書く上で知っておきたい文章の心得
知的生産と「文章」の関係はたいへん深いものです。 知的生産において情報を仕入れる場合は、文章からのインプットがメインになります。 書籍、論文、新聞、これらはほとんどが文章から成り立っています。逆に言うと、誰かにインプット […] -
R25世代の知的生産
現代版ギルド社会とそこで生き抜くための術
この本はフリーランスの先輩が示してくれた、これからの社会で生き残るためのアドバイスがつまった一冊です。それはこれからフリーランサーとして働きたい人も、すでにフリーランサーとして生計を立てている人も、企業で働いているビジネ […] -
R25世代の知的生産
情報に押し流されないための基本的なテクニック
溢れかえる情報に押しつぶされそうになっていませんか? 毎日受信箱に溢れるメールにウンザリ。ウェブサーフで面白そうな情報を見つけるけど記憶には残らない。いったい何のための情報なんだか・・・ もし、そんな感覚を覚えておられる […] -
R25世代の知的生産
教わる「整理術」から、確立する「整理術」へ
知的生産にとって「情報」とのお付き合いは切っても切れないものです。 もし、あなたが「完璧な整理術」を身につければ全てがコントロールできる、と考えておられるならばぜひこの一冊を読む事をおすすめします。 グーグル時代の情報整 […] -
R25世代の知的生産
思考を整理する「メタ・ノート」習慣を始めよう!
メタ・ノートの手法と、それをデジタルアレンジした手法を考えてみました。このメタ・ノートの手法の特徴は、着想を全て書き付ける作業と、それを見返してメタ化していく中で自分自身の関心を明確にしていくことです。その軸さえ外さなければ他のアレンジでも同様の効果があると思います。 -
R25世代の知的生産
年末は情報の大掃除を!
12月も最後の週です。そろそろ大掃除の準備をされている方も多いでしょう。1年分の汚れや埃を払い落として、新しい気持ちで新年を迎えるというのが年末の大掃除の意義です。できれば家の掃除だけではなく、一年分の「情報」や「思考」 […] -
R25世代の知的生産
知的生産の定義とそこから見えてくる「心がけ」
さて、三回目の連載です。いまさら、という感はありますが、「知的生産」の定義と、そこにどういった意味が込められているのかを合わせて考えてみたいと思います。 すでに一般的に使われている言葉ですが、定義だけでなく、そこに含まれ […] -
R25世代の知的生産
知的生産の各工程と、テーマの重要性
さて、二回目です。今回は知的生産における「行程」について考えたいと思います。 知的生産において、どのような行程があるのかということに加えて、その行程において参考になる文献をいくつか紹介していきます。知的生産のマッピングと […] -
R25世代の知的生産
「新しい時代」における知的生産の持つ意味
みなさん、初めまして! 本日より「シゴタノ!」の日曜日に連載を書かせてもらうことになった倉下忠憲です。R-sytleというブログで仕事術、知的生産、働くこと、などについて書いています。 私がこの連載で書かせてもらうテーマ […]