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堀 E. 正岳
ここ最近、「Evernoteをいかに使いこなすか」「Evernoteがいかに便利か」という記事が続きましたので、こうなるとちょっと偏屈な私などは時にはEvernote を使うのをやめてみてもいいのではないかと思うようになります。

もちろんEvernoteをやめて別のサービスやアプリを使おうという話ではありません。時にはキャプチャーすることから離れて、私たちをとりまく情報の流れについて意識してみるのも一興だと思います。

それがひるがえって「何をキャプチャーすべきか」という大事な視点を照らし出すことにもつながります。ちょっとEvernoteクライアントをとじて、私と一緒に町に出てみせんか?


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堀 E. 正岳
Evernote といえばクラウドサービスの代表例です。いつでもクラウドにアクセスして、パソコンの上であれ、iPhoneからであれ、記憶をいつでも引き出せるのが Evernote の最も基本的な使い方です。

ということは、Evernote の便利さはクラウドにアクセスできない場所では半減してしまうのでしょうか。実は今回、私は本業の関係で数週間船の上で過ごすことになり、この原稿も北緯75度、東経31度の海の真っ只中で書いています。

衛星通信を介したネット環境はあるにはありますが、細々としていてとてもクラウドとの同期はできそうにありません。そんななかでも果たして Evernote は便利に使うことができるのでしょうか? 実際にやってみました。

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堀 E. 正岳
今年の仕事も納めて、オフィスの、自宅の大掃除をしているという人も多いかもしれません。しかし箒にハタキを持っての伝統的な掃除だけでなく、最近は身の回りの紙類やハードディスクの中にたまったゴミのようなファイルも一掃してしまわなければ、なんだか片付いた気がしません。

もちろんそんなときでも威力を発揮するのが Evernote です。一見して捨てられるものは捨ててしまうとして、「いつか必要になるかわからない」というグレーゾーンのものは、クラウドのなかに投げ込んでしまいましょう。

本稿ではEvernote にいれてスッキリさせたい21種類のものを、実際の部屋の中のものと、ハードディスクの中のものにわけてご紹介します。

これだけのものを入れるとなるときっとプレミアム会員である必要がありますし、ScanSnap や Eye-Fi といった、Evernote へのデータ入力を楽にしてくれる装備もあったほうが楽でしょう。



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堀 E. 正岳

Evernote の強みの一つは情報のインプットがとても楽な点です。ウェブブラウザからボタンひとつ押すだけ、iPhone から写真を撮影するだけ、ScanSnapで書類をスキャンするだけでどんどんとノートがたまっていきます。

すると多くの場合、Evernote のノートの整理が追いつかなくなってデフォルトのノートブックにノートが大量にたまることになっていきます。私の場合、ざっとみてすべてのノートの半分近くがデフォルトのノートブックにたまっていることが多くあります。

Evernoteの検索機能を使えばこれでも情報を探し出すことは難しくありませんが、特定のテーマに基づいてノートを集約しておきたい場合にはノートブックにまとめておくほうが便利です。

今回は、Evernoteに加えられた新機能、ノートブック・スタックを援用しつつ、デフォルトのノートブックにたまったノートの処理方法をみていきましょう。



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堀 E. 正岳

Evernote に流れ込む膨大な情報を整理するには「ノートブック」あるいは「タグ」を利用します。この二つの使い分けについては以前ご紹介しましたね。

それでも「タグが理解できない」という意見はよく耳にします。それはタグが自由すぎるために、どの情報の粒度でタグ付けをすべきなのか、どのていど記述すべきなのかについて、不確定要素が大きいからでもあります。

一枚のノートをタグ付けするのにたとえば「小説」という大きなくくりにすべきなのか、それとも「推理小説」にすべきなのか、はたまた「小説」と「推理」という二つのタグにすべきなのか…。ちょっと考えるだけで混乱しそうです。

放っておくと、私たちはみな Evernote を使うのにオントロジー(存在論・本体論)を気にしなくてはいけなくなってきます。みんな気づけば哲学者というわけです。

幸い、Evernote のタグにはちょっとした工夫を加えるだけで概念が混じらないように整理して、見通しをよくするハックがあります。それが知る人ぞ知る、「疑似階層タグ」というハックです。

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堀 E. 正岳
Evernote の特徴の一つは、クライアントアプリケーションもマルチプラットフォームで開発されている点です。Windows 版、Mac OS X 版といったクライアントは Java のようなランタイムを利用して同じアプリを動かそうとするのではなく、それぞれが独立して開発されています。

すべてをブラウザでおこなうサービスも多い中、大きな苦労を追いながら負いながら Evernote がクライアントの開発に力を注ぐのはなぜでしょう?

それは、クリッピングや、ウェブカメラによるノートの作成、スキャナーとの連携など、Evernote が提供する機能の多くはクラウドの向こうではなく、ユーザーに近い場所に置かなくてはいけないということを開発者が理解しているからです。

一方、そうした開発スタイルは Windows 版と Mac OS X 版との間に差を生み出すという副作用もありました。実際、Evernote の開発者の多くが Mac OS X (そして Chrome)を利用しているということもあって、Windows 版の開発が少し立ち後れていたのは否めませんでした。

そうした状況を払拭すべく、すべてが新しく開発された Evernote Windows 版 4.0 がリリースされています。

ふだんは Mac OS X つかいの私ですが、さすがにこのリリースはちょっと気になります。いくつか気になる点をピックアップしておきましょう。

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堀 E. 正岳

ツイッターのつぶやきは一瞬一瞬の「瞬間」を捉えたものです。そして Evernote は Ever という言葉からもわかるように記憶を「永遠」に留めておくためのものです。一見この二つは交わらないようにみえますが、永遠とて瞬間の積み重ね、二つをつなげてみることで思わぬ活用方法があります。

ツイッターのタイムラインをブログ状にしてログを表示したり、CSV データとしてダウンロードしたり、特定のメールアドレスに送信するという機能を提供するサービス Twtr2src にこのほど Evernote 連携機能が追加されました。

一見地味にみえるこのサービスから、「自動でノートを作成してゆく」という Evernote のもう一つの楽しみ方が見えてきます。
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堀 E. 正岳

ブログに Facebook の「いいね!」ボタンや、ツイッターの Retweet ボタンをつけるのが最近の定番ですが、Evernote からまったく方向性のことなる価値をブログやウェブサイトに付け足してくれるサイトメモリー機能が発表されました。

サイトメモリーをつかえば、ブログやウェブサイトの本文をボタンひとつでクリッピングできますので、読者にとっては便利です。しかしコンテンツを提供する方としてはどんなメリットがあるのでしょう?

今日は5分でできるサイトメモリーの設定の仕方と、さらに踏み込んだ使い方、そしてサイトメモリーを使う上でのアイディアについてご紹介します。

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堀 E. 正岳
複雑な計算問題があっても計算用紙があれば、単純な手続きに変えることができます。計算用紙は私たちの脳にまかない切れない「記憶の負荷」から開放してくれる仕組みなのですね。それでは、ナレッジワーカーがデスクワークで利用する「計算用紙」は何でしょう?

複数の情報や検討すべきポイントを頭の中でお手玉の要領でめぐらせながら仕事をするのは、お手玉の数が少なければ問題ありませんが、数が数個以上になったり、あるポイントが別のポイントと対立していたりすると、途端に難しくなります。

こんな時に、お手玉の場所を Evernote のような外部に移すだけで、急に扱えるお手玉の数が増えて、それまでは不可能だった複雑な思考ができるようになります。一度コツがつかめると頭がよくなったような効果があるので作業が楽しくなってきます。

Evernote が便利なのはウェブのクリッピングだけではありません。Evernote が記憶のシステムであることを意識すると、このようにデスクワークの「計算用紙」としても活用できるようになります。

本連載も話題が一巡した気がしますので、さらに上級者向けのテクニックに向けてステップアップしていきましょう。今回は以前触れた「仕事のワークベンチ」としての Evernote for iPad の話題をより具体化して、Evernote を使った仕事における計算用紙の作り方について触れたいと思います。

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堀 E. 正岳
Trunk というと、旅行用の大きなトランクを思い出されるかもしれませんが、Evernote のロゴは象ですので、ここではなんでも器用に拾うことができる象の鼻(英語ではやはり Trunk)のことを指しているのかもしれません。

7月に Evernote が Trunk 機能を公開したとき、なぜクライアントやサービスに対する大きな機能追加ではなく、iTunes App Store みたいな機能をここまで大きく宣伝しているのだろうかと思ったものでした。

しかし Trunk の公開から1ヶ月が経って、さまざまなサービスが追加されるにつれて、これが「Evernote のプラットフォーム化」という次の進化であることが見えてきました。今日はこの Evernote Trunk のもつ意味と、Trunk で見つけた有用なアプリ・サービスについてご紹介します。
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堀 E. 正岳
Evernote の育て方のコツは「いかにして Evernote にいれて忘れられるか」という点にあります。でもノートが 1000 個近くなってくると、忘れるどころか、何が入っているのか混乱してくるかもしれません。

そこである時点で、Evernote のノートを整理して利用しやすくしたくなる瞬間がでてきます。

今日はそんな Evernote のリファクタリングについて、自分が四苦八苦しているところを中心にご紹介したいと思います。

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堀 E. 正岳
Evernote にすべてを記録しましょう、というときの「すべて」はもちろん「Evernote に出来うる限り」のすべてです。文字通りの「すべて」ではありません。

Evernote に限らず、多くのデジタルツールを利用する際に陥りやすいのが「これは非常に便利なツールなので、文字通りすべてをこのうえでやってしまおう」と考えてしまう罠だといえます。

どんなツールにも不得意な分野がありますので、ある一つのツールを使っていると必ずその部分が手薄になります。Evernote の場合、それがアナログな記録の管理です。

私はふだんのメモに Evernote for iPhone とモレスキン手帳の両方を利用しています。ときどき、どうしてそんなアナログとデジタルの両方のツールを使えるのかと聞かれますが、ちょっとしたルートづくりに注意しておけばうまい具合にお互いの欠点をカバーできるスタイルが作れるのです。

今日はそんな、Evernote と iPhone とモレスキン手帳のワルツについてご紹介したいと思います。
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堀 E. 正岳
Evernoteはウェブページや画像など、忘れたくないと思っていることのすべてを格納するための場所です。Evernote という外部のシステムにこうした情報をいれることで、私たちは脳でそれを覚える必要がなくなって、頭を楽にできるわけです。

ところで仕事術の世界でも同じように「忘れずに外部のシステム」に預けるという手法をとっているものがあります。「ストレスフリーの仕事術」として有名な Getting Things Done です。

Evernoteにはタスクを管理するシステムの機能は最低限のものしかありませんが、それでも工夫をすることで GTD をある程度まで実践することができます。多くの人にとっては、Evernoteが提供する機能でそれなりに満足がいくことでしょう。なにより、無料で作れるのですから!

今回はEvernote ハンドブックのなかでも紹介した Evernote GTD システムのセットアップについて、詳しく紹介してみようと思います。ここでは GTD の考え方や用語についてはある程度基礎知識をもっているものとして話を進めますので、詳細については『はじめての GTD ストレスフリーの整理術』をご覧ください。


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堀 E. 正岳
ノマドワーキングという言葉ばかりがバズワードとして飛び交うようになっていますが、現実感をもって「いつでも」「どこでも」仕事をしているという人はそれほど多くはないかもしれません。

しかし、ただしいツールと、その取扱い方を会得すると、バスにのっている一瞬、ミーティングが始まる前の数分といった、「非活性時間」を「活性時間」に変えることができます。

iPhone がそうした近道を作るデバイスであることは「iPhone 情報整理術」で紹介しましたが、iPad もその独自のしかたで近道を産み出してくれます。

そしてそのパートナーに Evernote がつかえるのです。


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堀 E. 正岳
いくら情報をすべて Evernote にいれておくにしても、それを思い出せなくては意味がありません。前回紹介した属性情報による絞り込みや、最近少しずつ動作し始めている画像検索は、すべてこうした「情報の取り出し」を支援するための機能です。

» 「あれだよ、あれ。ああ思い出せない」という時に利用できる Evernote の属性絞り込み機能 

 
しかし普段から意識的に整備しておくことで格段に情報を取り出すスピードを上げることができる機能が「保存された検索」の機能です。

Evernote で検索を実行すると、そのたびにクライアントの上では「保存」というアイコンが表示されます。ここでこのボタンをクリックするとその時点での検索条件を名前をつけて保存することができますので、繰り返し利用する検索をクリック一つで呼び出せます。

しかし実際には繰り返して行う検索というものはそれほどありませんので、なんとなくこの機能を使っていない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は誰でも用意しておくことで情報検索に近道を用意できる「保存された検索」の使い方についてまとめておきます。
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堀 E. 正岳

Evernote ハンドブック」の前書きで Evernote CEO の Phil Libin 氏が興味深いことを書いてくださっています。

もちろん、私たちはまだ完璧な「第 2 の脳」を作るには至っていませんが、毎日そこにむけて進歩を重ねています。(ただし)運の良いことに、Evernote が便利であるにはそれが完璧である必要はありません。

いくら Evernote でも完璧なツールであるわけではありません。たとえば 画像認識はまだ日本語を認識しませんし、英語であっても図案化されたフォントなどは認識できないことが多くあります。それ以外にも、Evernote にはまだ改善の余地のある部分がたくさんあるのですが、だからといって Phil の言うとおり、その有用さが減るわけではありません。

その理由は、Evernote の情報ツールとしての強みが膨大なメタデータから来ているからです。こうしたメタデータがあるかぎり、検索に近道を作り出すことは可能で、Evernote の「第2の脳」としての価値はなかなか減らないのです。

今日は Evernote 中・上級者への近道である、メタデータの話題と、それを検索するための属性絞り込みの話題についてまとめておこうと思います。

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堀 E. 正岳
「Evernote と Dropbox はどのように使い分ければいいのですか?」この質問をこれまでに何度かいただいたことがあります。

Dropbox はいわゆるクラウドのなかのストレージですが、手元にもコピーが残っている点が特徴的です。私は自分のホームフォルダをまるごとクラウドのなかで管理するために利用しています。

この、「どんなファイルでも入れられる」「複数のパソコンと携帯電話で閲覧できる」という点が、Evernote、とくにプレミアム会員になっていてどんなファイルでも添付できるかたには使い方の違いがわからなくてまぎらわしいようです。

しかし、二つのサービスの決定的な違いを意識すれば、両者を使い分ける必要はなくなります。それぞれの強みを生かした「クラウド情報整理」の高みにさらに近づくことができるのです。

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堀 E. 正岳
前回紹介した三つの習慣で少なくとも毎日十数個のノートができるようになったと思います。これまでウェブページをブックマークしていた方は、Evernote にクリッピングしてしまえば、元サイトにいかなくても、オフラインでも情報にアクセスできることに新しい自由を感じる事ができたかもしれません。

しかし、最初は勢いがよかったのに、「情報を入れても、あとで見つけることができないのではないか」という不安が先に立ってしまい、しだいに Evernote を使うハードルが高くなるような気がするという人も多いでしょう。

そんな人はそろそろ、簡単なタグとノートブックを作るべき段階にきています。今日は Evernote で一番質問の多いタグとノートブックの使い分けについて、例を使って解説したいと思います。

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堀 E. 正岳
みなさん、Evernote 使ってますか?

最近話題をさらっているこの情報管理ツールはカジュアルな利用の仕方もできる一方で、ビジネスマンの仕事の強力な援軍にも、学者の知的生産の秘密道具にもなる、大きな可能性を秘めています。

Evernote はいま私が最も気に入っている、思い入れが深いアプリです。愛情が有り余って「Evernote ハンドブック」という本まで作ってしまったことでもわかると思います(笑)。そしてさらに今週から隔週で「Evernote の育て方」という連載をこちらで行いたいと思います。

「いまいちつかいこなせていない気がする」「どうも日常に組み込むことができない」という声もきかれる Evernote について、初心者から中級者のヒントになるような話題についてじっくりと解説できればと思ってます。


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