Evernoteのショートカットキーに「クリップボードから貼り付け」があり、頻繁に使っています。
文字列でも画像でも、クリップボードに入るものであれば何でもEvernoteに「貼り付け」ができます。
貼り付けるたびに新規のノートが作成され、そこにクリップボードの中身が転記されます。
これに加えて、もう1つ新規作成の方法があります。
それが「選択部分をコピー」です。
「選択部分をコピー」はクリップボードを使いたくないときに便利
例えば、すでに別のアプリに貼り付ける予定の内容がクリップボードに入っているときに、ふと「これはクリップしておきたい!」と思える文章なり画像なりに出会ったら、すかさず選択したうえで、「選択部分をコピー」のショートカットキーを押します。
この操作をしておけばとりあえずEvernoteに取り込めますので、安心して元の作業に戻ることができます。
ちょうど、両手が塞がっている状態で音声指示でタイマーをセットする感覚に近いです(伝わるか!?)。
もちろん、クリップボード履歴が取れるアプリを入れていれば、クリップボードを上書きしてしまう心配はないのですが、履歴を辿る手間は増えます。
できることならクリップボードは「汚さずに」済ませたい。そんなときに「選択部分をコピー」が役に立つわけです。
▼設定でショートカットキーを変更できます。
なお、Windows10になってから(だと思いますが)、以前の「選択部分をコピー」のショートカット「Win+A」が「アクションセンターを開く」ショートカットに奪われてしまったため、改めてぶつかりそうもない「Win+Shift+E」に変更しました。
クリップボードを経由することなく、アプリケーションで選択している範囲をクリップできるので、何かと便利です。