毎年恒例になりつつありますが、「R25世代の知的生産」で今年書いたエントリーの振り返りです。
よく読まれた記事と、自分なりのオススメ記事をピックアップしてみました。たくさんありますので、お暇なときにでもご覧くださいませ。
では、どうぞ。
Most はてブ賞
ドルルルルルルゥ~~(謎のドラムロール)。
今年一番はてなブックマークをいただいた記事はこちら。
ドネラ・H・メドウズさんの『世界はシステムで動く』を紹介した記事です。堂々の100はてブ越え。ちなみに、今年のエントリーで100を越えたのはこの記事だけでした。
Most Pocket賞
最も多くPocketに追加していただいた記事はこちら。
800オーバーのPocket数。佐々木正悟さんの『Evernote仕事術』を紹介した記事ですね。自分のEvernote本の記事でないのが少しもの悲しいところではありますが、これでEvernoteに親しむ人が増えてくれれば幸いです。
ちなみに……
一番はてなブックマーク数が少なかったのが「7」で同率タイがたくさんあります。
・柔軟にアイデアを広げる ~Idea Arts その4~
・『発想法の使い方』でアイデアと身近になってみる
・脳を整える ~Idea Arts その7~
Pocket数では、「114」が一番低い数字。
こういうのも分析しておくと、タイトル付けの勘所が見えてくるかもしれませんね。
マイセレク賞
では、テーマ別のセレクション。すべて自薦です。
セルフ・パブリッシング部門
・セルフパブリッシングでプロモーションを行うこと
・著作権で困ったことになる前に読みたい一冊
・出版企画募集に応募するために、本の企画案を考える4ステップ
今年一年も、私もセルフパブリッシングに大いに取り組んできましたし、一部の本では結構な売上げも作りました。徐々にではありますが、今後もこういう動きは拡大し、より認知が広まっていくことでしょう。
その際は、どういう企画を作ればいいのか、という考え方や、著作権についての理解も必要になってくるかと思います。
執筆術部門
・大型の文章は、コメント・ライティングで
・執筆の前段階で役立つ4つのツール
・ライターズ・ブロックに負けないために
執筆前と執筆中に関するテクニック。特に「ライターズ・ブロック」はなかなかやっかいな問題なので、うまく回避したいところです。
考具部門~アナログ~
・一人ブレストの考具は、付箋か、カードか
・メモ・ノートの技法が俯瞰できる一冊
・フローティング・ユニットとしての付箋 [知的生産の道具箱]
付箋やノートについての話題です。これだけデジタルツールが身近になっても、やはりアナログツールは欠かせませんね。
考具部門~デジタル~
・アウトライン・プロセッシングの三要素
・Evernoteに「あのノート」を作ってみる
・連載をWorkFlowyで書いてみる
私の中でデジタルツールの二大巨頭となりつつある「Evernote」と「WorkFlowy」。特に最近はWorkFlowyが熱いですね。今年になって始めたnoteの連載は、すべてWorkFlowy上で書いております。
発想術・思考術部門
・位相の異なるインプットを心がける ~Idea Arts その1~
・『0ベース思考』に学ぶ「ヤバい考え方」
・「思考力」を身につける書き方
「Idea Arts」シリーズで展開した内容は、その後『超メモ術』というムック本の中で「アイデアの習慣」にまとまりました。こういうこともブログを書いているとよくあります。
「知的生産の技術」部門
・知的生活のスタートしての「自分をごまかさない精神」
・知的生産に興味を持ち始めたときに読みたい一冊
・知的生活2.0に必要なもの
拙著の告知も混ざっていますが、「そもそも知的生産とはなんぞや?」を考えるのも、なかなか面白いものですし、方向性を見極める上で役にも立つでしょう。
さいごに
今年も全エントリーをスプレッドシートにまとめてみました。
今年から、ツイート数が表示されなくなったので、項目は一つ減りました。まあ、はてなブックマーク数とPocket数だけでもいろいろ面白いものが見えてきます。
えっ? スプレッドシートを見てみたい? どうぞ、こちらからご覧ください。
▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。
» 知的生産とその技術 Classic10選[Kindle版]