※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

2015 「R25世代の知的生産」エントリー大賞

By: daveyninCC BY 2.0


倉下忠憲毎年恒例になりつつありますが、「R25世代の知的生産」で今年書いたエントリーの振り返りです。

よく読まれた記事と、自分なりのオススメ記事をピックアップしてみました。たくさんありますので、お暇なときにでもご覧くださいませ。

では、どうぞ。

Most はてブ賞

ドルルルルルルゥ~~(謎のドラムロール)。

今年一番はてなブックマークをいただいた記事はこちら。

» 世界をシステムとして捉えるための一冊

ドネラ・H・メドウズさんの『世界はシステムで動く』を紹介した記事です。堂々の100はてブ越え。ちなみに、今年のエントリーで100を越えたのはこの記事だけでした。

Most Pocket賞

最も多くPocketに追加していただいた記事はこちら。

» 「Evernote活用 10の原則」を検討する

800オーバーのPocket数。佐々木正悟さんの『Evernote仕事術』を紹介した記事ですね。自分のEvernote本の記事でないのが少しもの悲しいところではありますが、これでEvernoteに親しむ人が増えてくれれば幸いです。

ちなみに……

一番はてなブックマーク数が少なかったのが「7」で同率タイがたくさんあります。

柔軟にアイデアを広げる ~Idea Arts その4~ 
『発想法の使い方』でアイデアと身近になってみる 
脳を整える ~Idea Arts その7~ 

Pocket数では、「114」が一番低い数字。

『作家の収支』から、これからの作家について考える 

こういうのも分析しておくと、タイトル付けの勘所が見えてくるかもしれませんね。

マイセレク賞

では、テーマ別のセレクション。すべて自薦です。

セルフ・パブリッシング部門

セルフパブリッシングでプロモーションを行うこと 
著作権で困ったことになる前に読みたい一冊 
出版企画募集に応募するために、本の企画案を考える4ステップ 

今年一年も、私もセルフパブリッシングに大いに取り組んできましたし、一部の本では結構な売上げも作りました。徐々にではありますが、今後もこういう動きは拡大し、より認知が広まっていくことでしょう。

その際は、どういう企画を作ればいいのか、という考え方や、著作権についての理解も必要になってくるかと思います。

執筆術部門

大型の文章は、コメント・ライティングで 
執筆の前段階で役立つ4つのツール 
ライターズ・ブロックに負けないために 

執筆前と執筆中に関するテクニック。特に「ライターズ・ブロック」はなかなかやっかいな問題なので、うまく回避したいところです。

考具部門~アナログ~

一人ブレストの考具は、付箋か、カードか 
メモ・ノートの技法が俯瞰できる一冊 
フローティング・ユニットとしての付箋 [知的生産の道具箱] 

付箋やノートについての話題です。これだけデジタルツールが身近になっても、やはりアナログツールは欠かせませんね。

考具部門~デジタル~

アウトライン・プロセッシングの三要素 
Evernoteに「あのノート」を作ってみる 
連載をWorkFlowyで書いてみる 

私の中でデジタルツールの二大巨頭となりつつある「Evernote」と「WorkFlowy」。特に最近はWorkFlowyが熱いですね。今年になって始めたnoteの連載は、すべてWorkFlowy上で書いております。

発想術・思考術部門

位相の異なるインプットを心がける ~Idea Arts その1~  
『0ベース思考』に学ぶ「ヤバい考え方」 
「思考力」を身につける書き方 

「Idea Arts」シリーズで展開した内容は、その後『超メモ術』というムック本の中で「アイデアの習慣」にまとまりました。こういうこともブログを書いているとよくあります。

「知的生産の技術」部門

知的生活のスタートしての「自分をごまかさない精神」 
知的生産に興味を持ち始めたときに読みたい一冊 
知的生活2.0に必要なもの 

拙著の告知も混ざっていますが、「そもそも知的生産とはなんぞや?」を考えるのも、なかなか面白いものですし、方向性を見極める上で役にも立つでしょう。

さいごに

今年も全エントリーをスプレッドシートにまとめてみました。

screenshot

今年から、ツイート数が表示されなくなったので、項目は一つ減りました。まあ、はてなブックマーク数とPocket数だけでもいろいろ面白いものが見えてきます。

えっ? スプレッドシートを見てみたい? どうぞ、こちらからご覧ください。

▼編集後記:
倉下忠憲



この原稿を書いている日は、ちょうどスターウォーズの公開初日なんですが、フォースを覚醒させる間に、進捗を改善しないといけません……。


▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。

» 知的生産とその技術 Classic10選[Kindle版]