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タスクシュート時間術
目標達成のために頑張るのは「よい」ことではないし、サボるのも「悪い」ことではない
「がんばったんだから、ちょっとくらいごほうびがなくちゃ」とみずから正当化しているのです。そんなふうに自分を甘やかすことが、往々にして失敗の原因になります。気晴らしをすることが自分自身のよい行動に対する最高の見返りだと思う […] -
タスクシュート時間術
やりたいことをやるよりも、やるべきことをやるよりも
やりたいことをやるべきだ、というのは自分の属している業界ゆえんか、もうずいぶんと聞きました。いまだにそうしたい、とは思いません。もともと血の気の薄い人間だからかもしれません。 しかしだからといってやるべきことをやって生き […] -
タスクシュート時間術
時間は死ぬまでなくならない
時間は死ぬまでなくなりません。 実際、時間がなくなる時間とは、なんでしょう? 寝ているときにも時間はありますし、納期が1秒後に迫っていたとして、納期を過ぎたとしてもやっぱり時間はあります。 こんなことを言ってもバカげてい […] -
タスクシュート時間術
【タスクシュートでGTD】 タスクシュートからインボックスを空にして回る
前回に引き続いて、GTDをタスクシュートで実践していこうという記事になります。 » タスクシュートでGTDを実践する https://cyblog.jp/27036 これをやろうとしたとき、すぐに中核に現れ、維 […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートでGTDを実践する
Getting Things Done(以下GTD)は米国発のもっとも有名な仕事術の1つ、といってもいいすぎではないでしょう。 その方法論の中でも有名なのは「気になることを書き出す」に始まるテクニックです。 その後に刊行 […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートには若干の我慢が必要
タスクシュートには「軌道に乗ってくれば毎日、ほぼ現実的な内容としてのリストが上がってくるが、その軌道に乗せるまで、リストを組むこと自体に納得がいかない」という特徴があるようです。 あるようです、という変な言い方になってし […] -
タスクシュート時間術
タスク管理することで、仕事をもっと管理しやすい形にできる
時間「管理」でもタスク「管理」でも同じことですが、何かを「管理したい」と思うのは、その対象が「管理しがたい」「ままならない」からです。 仕事はままならない。 時間もままならない。 だから少しでもそれをうまく「扱う」ために […] -
タスクシュート時間術
時間の使い方を考え続けてきた中での現時点のまとめ
これはまだ仮説段階なのですが、時間を使うという行為は、エネルギー消費になぞらえることによって、その使い方を変えるための指標が得られるのではないか、と考えています。その時間の使い方は大きく分けて2つ。随意と不随意です。 時 […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートはタイムトラベル
Apple Watchには「タイムトラベル」という機能がついています。面白い機能で、時計の側面についている「デジタルクラウン」を回すと、Apple Watchの文字盤の様々な情報が、過去/未来の時間に即した内容に変化して […] -
タスクシュート時間術
「がんばれば何とか今日中に終えられるくらいの、ほどほどの長さのタスクリスト」を目指す
夕方近くにありがちな追い詰められた心境に次のようなものがあります。 到底今日中に終えられない長いタスクリストを前に、どれ一つとして先送りの決断を下せず、すべてを抱えたまま「何かのはずみでコンプリートできるかもしれないし」 […] -
タスクシュート時間術
朝一番に取りかかる順番を決めたら、可能な限りこの順番に沿って仕事を進めるのが最短ルートになる
毎朝、その日に予定しているタスクすべてに目を通し、取りかかる順番に並び替えるようにしています。このタスクリストに沿って、上から順に書かれているタスクを1つとして飛ばすことなく実行していくと、その結果は「その日に予定してい […] -
タスクシュート時間術
時間の使い方の記録を続けていると、速く前に進むことができる
お金の使い方の記録を続けていると、早くお金が貯まるのと同様に、時間の使い方の記録を続けていると、速く前に進むことができる、と考えています。「時間あたりのできること」が増えることで、結果としてスピードがアップするからです。 […] -
タスクシュート時間術
仕事に早いうちに手をつけられないのは、余裕がないから
» いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)posted with ヨメレバセン […] -
タスクシュート時間術
「通知」や「メール」をタスクリストにしない
最近ではあまり聞かなくなりましたが、「メール」の受信トレイを「仕事場」にしてしまうという仕事術がけっこう流行ったことがありました。 受信トレイをタスクリストにしてしまうわけです。 そうすれば、人からの依頼が自動的にたまる […] -
タスクシュート時間術
「割り込み」の通知は最小限に抑えないと時間とMPのロスになる
指定した時刻にアラームやポップアップによって、忘れてはいけないことを思い出させてくれる通知機能(リマインダー)は便利ですが、数が増えるとひっきりなしに「割り込み」を受けることになるため、目の前の仕事が進まなくなるという弊 […] -
タスクシュート時間術
繰り返したくないリピートタスクは登録されていますか?
たとえばネットサーフィン。 とにかくネットサーフィンがやりたくて、1時間ネットサーフィンをやるということがきちんとタスクリストに登録されていて、開始時刻に終了時刻も記録して、満足して終わる、というのならOKです。どうぞ続 […] -
タスクシュート時間術
優先順位は2つしかない
私は、優先順位は2つしかない、と思っています。 緊急事態と、超緊急事態です。 これの他に「重要度」という軸を設けるべきだという意見が一般ですが、個人的には受け入れられません。 と言うのも、物事は切迫すると、重要度も増して […] -
タスクシュート時間術
大事なことが予定どおりに行かなかったときこそ記録としてのタスク管理が生きる
2016-11-20(日)、第16回目となる東京ライフハック研究会で、ゲスト講師として登壇してきました。 およそ2年ぶりの復活だそうで、それにしては40名以上の満席となった盛況ぶりで、少し緊張してしまったくらいです。 私 […] -
タスクシュート時間術
『マニャーナの法則・完全版』、18のキーワードで精通レベルをチェックする
あの「マニャーナ」が完全版としてリニューアルしました。 » 仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版[Kindle版] 仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版[Kindle版]posted w […] -
タスクシュート時間術
『マニャーナの法則』の完全版が出るってよ
2008年あたりからこのブログでもくり返し取り上げてきていた『マニャーナの法則』の「完全版」が出るようです。Kindle版も同時発売ですね(上記キャプチャ画像は2009年3月の記事です)。 仕事に追われない仕事術 マニャ […] -
タスクシュート時間術
時間を2%だけ節約する
出典を記憶していないのが恐縮ですが、以前「2%節約法」というような方法論を見聞きしたことがありました。 要するに、支出を2%だけでも節約すれば、たとえば月収50万円の人であれば、毎月1万円ずつ節約することが可能だ、という […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートの実態は「自分にとってベストなテンプレート」を作ること
スパイ映画などで、よくこういうケースが出てきます。 ウレタン製の分厚いシートがケースに詰まっていて、予めそこに入れるべきガジェットやらウェポンやらが、そこにすっぽり収まるようにくり抜いてあるという、言ってみればモノを収め […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートは「レパートリータスク方式」
レパートリーキャストという言葉をご存じでしょうか。 この言葉を初めて知ったのは、「アメリカン・ホラー・ストーリー」というシリーズドラマにおいてです。 » アメリカン・ホラー・ストーリー: 呪いの館 シーズン1 […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートなあなたは記録派? 計画派?
私がタスクシュートを最初に触れたのは、「やるべきだと思っていることを生活の中にどんどん組み入れたら、いったいどんな時間を過ごすことになるんだろう?」と実験したかったからでした。 これはしかし、開発者の大橋悦夫さんがTas […] -
タスクシュート時間術
時間を作るためには優先順位を間違わない
これはなんでしょう? やらざるを得ないこと 今日中にやるべきこと 締め切りのあるやるべきこと 明らかにやったほうがいいこと 答えは、タスクの優先順位とその基準です。 タスクシュートを除くほとんどのタスク管理においては、上 […] -
タスクシュート時間術
TaskChute CloudとTaskChute2とたすくまをどう使い分けるか?
TaskChute Cloudがスタートしました。 今回、クラウド版の登場で、上記の問題が一気に解消します。 TaskChute Cloudはウェブベースで動作しますので、Windows、Mac、Android、iPho […] -
タスクシュート時間術
TaskChute Cloud 動画デモ:記録からスタートする手順&記録をもとにルーチン化する手順
TaskChute Cloud ではじめてタスクシュートを始める方むけに、最初にやることの手順を動画にまとめました。 TaskChute Cloud・TaskChuteともに、プロジェクトやモード、セクション、評価などた […] -
タスクシュート時間術
TaskChute Cloud(タスクシュート・クラウド)をリリースしました!
TaskChuteのクラウド版、その名も「TaskChute Cloud(タスクシュート・クラウド)」を本日、8月5日(金) 20:00にリリースしました。 » TaskChute Cloud -
タスクシュート時間術
「空いた時間にやるべき大事なこと」を考えていては、いつまでたっても時間管理はうまくいかない
少し前にいただいた拙著の書評記事なのですが、あの本には必死になって書いた事が、どうしてもなかなか呑み込んでいただけないので、またしても書いてみます。 最近佐々木さんのTaskChute本を読んでるのだけど、これが実に面白 […] -
タスクシュート時間術
時間の上手な使い方は、シミュレーションしないと見えてこない
認知心理学の実験などに、いかにも認知的なゲームを用いることがよくあります。たとえば「テトリス」などがそうです。 スキマなく並んだ行は消すことができるけれど、そうでないとブロックがどんどん積み上がっていき、やがてゲームオー […] -
タスクシュート時間術
大事なことを先送りし続けないために「ちょうどよい自信」を持つ
京都でセミナーを開催してきました。 こうしたセミナーにいらっしゃる方は、総じてリアリストということもあり、「いつかやりたいこと」といってもそれは、「10億円儲けてウハウハしたい」というようなことではなく「仕事で任されてい […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートが行動を改善してくれる究極の理由
脳が深刻なダメージを受けていても、きっかけ → ルーチン → 報酬のループを身につけることは可能なのだろうか? スクワイアは考えた。この大昔に生まれた神経のプロセスによって、ユージンが近所を散歩したり、キッチンにあるナッ […] -
タスクシュート時間術
自由時間というものは存在しない。では、どうするか?
社会心理学の指摘によると、私たちは目についた他人の行動はその人の意志によるものだと考えるが、同じような自分の行動はやむを得ない事情によるものだと考えがちだそうです。 たとえば、スーパーのカゴにたくさんのビールが入っている […] -
タスクシュート時間術
たすくま・TaskChuteに登録する一日あたりのタスク数を適正にすると仕事が進み始める
たすくま・TaskChute(総称してタスクシュート)に登録する一日あたりのタスクの数は何個くらいが適正か? 仕事内容によりけり、といってしまえばそれまでですが、「これは少なすぎる(粗すぎる)」と「これは多すぎる(細かす […] -
タスクシュート時間術
時間管理術を理解して、時間を確保する
タスクシュートなどの仕事術は「考え方こそが大切」なのであって、なんのツールをどう使うかは、最重要事項ではない、というようなことはよくいわれます。 原則としてはその通りで、この言い方自体に反論はしづらいのですが、だとしても […] -
タスクシュート時間術
家計簿をつけている人はタスクシュートをうまく使えるかもしれません
家計簿をつけている人はタスクシュートをうまく使えるかもしれません。タスクシュートに残っていく「明細」はまさに家計簿の見た目にそっくりだからです。 ただし、家計簿と違って「収支」ではなく「支出」のみです。何にどれだけの時間 […] -
タスクシュート時間術
タスクシュートで割り込みをきちんと処理する
タスクシュートを使っている原稿を書いている最中に、電話がかかってきたとします。 すると、 10:10 原稿書き開始 10:33 原稿書き中断(割り込み処理) 10:33 電話対応開始 10:45 電話対応終了 10:45 […] -
タスクシュート時間術
なぜやるべきことを書き出したリストが減っていかないのか?
10年前までは、談合事件も起きるなど道路公団は非効率的な建設手法を採っていました。その債務は年々膨らんで40兆円近くに達しており、いずれ“第二の国鉄”になるのは確実といわれていました。 しかし現在は、道路公団の民営化によ […] -
タスクシュート時間術
時間の使い方を最適化するには? それによって得られることは?
TaskChuteを自作して使い始めた1998年8月より分単位で日々の行動記録をとり続けています。 なぜ記録をとり続けているのか? それは、自分の時間の使い方をふり返り、より良い時間の使い方に改めるためです。 時間の使い […] -
タスクシュート時間術
「今日は時間はたっぷりある」という過大評価を避けるために
以下は、先月とある旅先のホテルでとった朝食ビュッフェの写真です。 少しずつ、たくさんの料理を楽しむことができ、それでいて腹八分目で収まり、トータルで満足度の高い食事となりました。 翌日、同じホテルに連泊したので、朝食は同 […]