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『マニャーナの法則』の完全版が出るってよ



大橋悦夫2008年あたりからこのブログでもくり返し取り上げてきていた『マニャーナの法則』の「完全版」が出るようです。Kindle版も同時発売ですね(上記キャプチャ画像は2009年3月の記事です)。


発売日はマニャーナ(manana;明日)ではなく、オイ(hoy;今日)10月22日(土)です。到着はまだですが、届き次第中身を改めたいと思います。

今回はシリーズドラマよろしく「Previously on マニャーナ」(前回までのあらすじ)ということで、「完全版」との読み比べのための軽いウォーミングアップです。

マニャーナとは何か?

マニャーナとはスペイン語で「明日」という意味です。「明日できることを今日やるな」が本書のキーメッセージなので、ここから取っているのでしょう。ちなみにスペイン語で「今日」はオイ(hoy)なので、「マニャれることをオイやるな」というわけです。

「未マニャーナ」な方は以下の記事がおすすめです(冒頭のキャプチャ画像の記事です)。

» 仕事と生活に余裕を持つために欠かせない3つのリスト

ちなみに「3つのリスト」とは以下です。

  • タスク・ダイアリー
  • デイリー・タスク・リスト
  • WILL DOリスト

この3つのリストは、それぞれに機能と役割が異なりますが、この3つを有機的に結合したものがタスクシュートということになります。この本を読んだときに、「直感的に作り上げてきたタスクシュートを理論的に解説してくれている人がいる!」と驚きと興奮を覚えたものです。

改めて、それぞれのリストの違いを確認したうえで「完全版」に臨みたいと思います。

クローズ・リストがカギになる

「既マニャーナ」な方にとって、注目すべきはやはり「クローズ・リスト」なので、以下の記事をどうぞ。

» 「クローズ・リスト」で仕事のやり残しを防ぐ




一度に実行できることは1つだけ。

やるべきこと、やりたいこと、やっておいたほうがいいこと。
それぞれに種類も重さも大きさも違う。

せいぜい、どれか1つか2つしかできない。
分かっていても、とりあえず全部やることにして、スタート。

ほどなくして、どれもできないうちに時間ばかりが過ぎていることに気づいて唖然とする。

やることがたくさんあっても、一度にできるのは1つだけ。
であれば、対策は以下のいずれか。

  • その1つしかできない状況に自分を追い込む
  • その1つしかできない状況を再現するツールを使う

カフェや会議室に籠もる。
Doingリストを使う。


というわけで、「完全版」のレビューはマニャーナ以降に。


原書(Kindle版)。