-
R25世代の知的生産
KJ法におけるグループ化の進め方
前回では、考えをカードに書き出してそれをグループ化していく、というKJ法の中心的なプロセスを紹介しました。 もしかしたら、このグループ化が一番難しい作業と言えるかもしれません。ある程度慣れていないと違和感を感じることもあ […] -
R25世代の知的生産
10/30(日)情報発信のスタイルについて解説します
表題の通り10月30日にセミナーでちょこっとお話させてもらうことになりました。場所は大阪、テーマは「伝え方」についてです。 私以外にも二名の方がトークされます。 ※詳しくは下記リンク。 スタートとしてのブログ 今のところ […] -
R25世代の知的生産
構造化はブレストのあとで 〜KJ法のエッセンス〜
前回に引き続きKJ法についてです。 KJ法というと「カードを使う」イメージが強いかもしれませんが、それ自身は本質的な特徴ではありません。 KJ法のプロセスにおいて本質的とも言えるのが、発想をボトムアップで組み立てて行く、 […] -
R25世代の知的生産
KJ法の有効性あるいは凡人のためのアイデア整理と発想法
「KJ法」をご存じでしょうか。 最近では、発想法と聞くと「マインドマップ」を想起される方が多いかもしれません。一昔前ではそれが「KJ法」だったと思います。 はっきり断言できないのは、私も「最近では」側の人間だからです。な […] -
R25世代の知的生産
「読書をしたつもり」から脱却する「ケンカ読法」
「仕事をしたつもリーマン」からの脱却を提案する海老原嗣生さんの『仕事をしたつもり』という本があります。 仕事をしたつもり (星海社新書)posted with ヨメレバ海老原 嗣生 講談社 2011-09-22 Amaz […] -
R25世代の知的生産
何かを説明する時の、二つの「たとえ」
文章を書く上で「わかりやすさ」を意識するのは大切なことです。これはブログに限らず、他の人に向けて書かれた文章であれば何であれ共通しているでしょう。 どれだけ頑張って書いても、読まれなければ意味はありません。そして、わかり […] -
R25世代の知的生産
「クラウド時代のハイブリッド手帳術」:新刊発売のお知らせ(9月23日)
タイトルの通り、9月23日に新刊が発売になります。 テーマは「手帳術」。 Evernoteにガンガン情報を詰め込んでいる人が、アナログツールをどう使っているのかを紹介した内容です。 クラウド時代のハイブリッド手帳術pos […] -
R25世代の知的生産
記録を続けることで得られるフィールドワーカーの視点
モレスキン 人生を入れる61の使い方posted with ヨメレバ堀 正岳 ダイヤモンド社 2011-09-09 Amazon楽天ブックスブックオフ 本書をぱらぱらとめくると、彩り鮮やかなページが目に入ります。掲載され […] -
R25世代の知的生産
大きな蓄積を生んできた、二つの方法
前回のエントリーでは、「自分にもアイデアが生み出せる」という認識の重要性を紹介しました。 私自身は、「自分なんかアイデアを思いつけるはずがない」とか「文章を書くのは手に負えない」といった感覚は持ち合わせていません。でもっ […] -
R25世代の知的生産
アイデアを生み出すために、最低限必要なもの
Idea Bulb / qisur 「アイデアを生み出す人にとって、必要なものは何か」 資金?時間?高級なノート?万年筆?新製品のガジェット?・・・ いろいろな答えが考えられそうです。でも、何か一つをあげろと言われれば、 […] -
R25世代の知的生産
ブログをアップする前に「プチ推敲」を
Check Writing / CarbonNYC ブログ用の文章を一通り書き上げたら、魅力的なタイトルを付けて、すぐに「公開」のボタンを押したくなるかもしれません。書き上げた後は、高揚感に包まれているので、すぐにアップ […] -
R25世代の知的生産
ブログの書き出しで、基本となる3つの「型」
Waiting for the gates to open / quinn.anya 前回のエントリーで、文章の書き出しに使える「脱兎文」と「龍頭文」の二つを紹介しました。 これらを「つかみ」にして読者の気持ちを文章に引 […] -
R25世代の知的生産
とっつきやすい「書きだし」の二つの型
Once Upon a Time / garlandcannon 昔々あるところに… みなさんはこんな事態で困ったことはありませんか ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき 上の3つは一体なんでしょうか […] -
R25世代の知的生産
文章が書き始められない時の、二つの「とりあえず」法
01.11.06 / base2wave 「なかなか文章が書けないんです」 というお話をよく聞きます。たしかに受動的に情報をインプットする作業に比べて、能動的にアウトプットする作業は少しハードルが高いかもしれません。 ブ […] -
R25世代の知的生産
Evernoteでブログのネタ管理
以前のエントリーの中で佐々木正悟さんが、次のように書かれていました。 以前から気になっていることがあります。ネタをEvernoteに集め、それを「熟成」させてブログにアウトプットする、というやり方です。 もちろんそれも一 […] -
R25世代の知的生産
発想は、ラクガキから生まれ得るのか?
今回は、紙ツールのご紹介。 » IDEA PAPER これが、なかなか面白いツールです。 基本的には、A4サイズ、5mm方眼、罫の色は薄めのグレーのノートパッドです。枚数は50枚。なかなか坪量も多めな印象の紙質 […] -
R25世代の知的生産
シンプルに使えるiPad付箋アプリ3選
アナログノートのお供的文房具と言えば、筆頭に上がるのが「付箋」でしょう。アナログツールが不得意なデータの移動や編集といったものを可能にしてくれます。ご愛用の方も多いでしょう。 その付箋をモデルにしたアプリが、パソコンやi […] -
R25世代の知的生産
発想補助に役立つiPadアプリの3つのジャンル
購入以来、いつでも持ち歩くようになったiPad2。たくさんのアプリがあるので、使い方もまた多様です。 ある人はパソコンの代わりに作業メインで、ある人は画面の大きいiPod Classicとしてビュアー代わりに、と導入する […] -
R25世代の知的生産
メモを見返すようになるための、3つの仕組み作り
先日、五藤さんがライフログについてのエントリーを書いておられました。 その記事の旨は、”ライフログは「見返してなんぼ」”ということです。確かにどれだけ膨大な記録を残しても、それを一度も見返さなければ、記録した意味は薄れて […] -
R25世代の知的生産
アイデアの泥沼にはまり込む前に、試してみたい3つの変化
「ッ!!」と、アイデアが閃くのはなかなか心地よいものです。関係性のないものに道筋を付けたり、あるいは全体をまとめる視点を見いだせたときに、独特の心地よさ(あるいは快感)を感じることがあります。 何かについて考えたときに、 […] -
R25世代の知的生産
情報発信のバックグラウンドを見極める&新刊のお知らせ(5/31)
以前「ビジネスパーソンにとって、知的生産はなぜ必要か?」というエントリーで、知的生産のスキルを磨いていく理由の一つとして「セルフブランディング」を紹介しました。 例えば、自分の関心あるテーマについて情報を集めて新しい視点 […] -
R25世代の知的生産
ノートリンク機能を使ったEvernoteでの「読書ノート」
先日Mac版のEvernote(ベータ版)にノートへのリンク機能が追加されました。ベータ版なので通常バージョンには未だ追加されていませんが、おいおい追加されると思います。 このリンク機能は複数の可能性を秘めていますが、そ […] -
R25世代の知的生産
なんにもしらないことはよいことだ
記事タイトルは、『梅棹忠夫のことば』という本の中でトップバッターにあげられている「ことば」から持ってきました。 梅棹忠夫のことばposted with ヨメレバ梅棹 忠夫 河出書房新社 2011-03-16 Amazon […] -
R25世代の知的生産
ネタはあるけどなかなか書けない、の3つのパターンとその対策
私はこのシゴタノ!以外にも自分のブログを毎日更新していたり、毎週発行されるメルマガの原稿を書いたりと、一日の間にどこかしら「文章を書く」という作業が発生しています。 基本的に「文章を書く」という作業が好きなので、苦痛とい […] -
R25世代の知的生産
ウメサオタダオ展に行って、ちょっと考えたこと
先日、国立民族学博物館(民博)で行われている「ウメサオタダオ展」に行ってきました。数々の展示物や、梅棹先生の言葉に触れたことで、改めて「知的生産の技術」についていろいろと思いを巡らせることができました。 今回は、それにつ […] -
R25世代の知的生産
「発見の手帳」の流儀からみる素材蓄積法
『知的生産の技術』の中で「発見の手帳」というものが紹介されています。ダ・ヴィンチがいつも手帳を持ち歩き、なんでもかんでもそれにメモしていたというエピソードにならって、自分たちも同じように手帳を持ち歩き、そこに日々の「着想 […] -
R25世代の知的生産
メモ帳を装備するために必要なこと(下)
前回のエントリーでメモ帳を使う習慣__メモ帳を「装備」することについて紹介しました。自分の脳内に「頭の中に気になる事が浮かんだら、メモをとる」という仕組みが出来ていないと、いくら「メモ帳を使おう!」と考えてもうまくいかな […] -
R25世代の知的生産
メモ帳を装備するために必要なこと(上)
以前の記事「アウトプット元年に向けた、3つのアドバイス」でアウトプット力を引き上げるために持った方が良い3つのものを紹介しました。一つは「メモ帳」、もう一つは 「アイデアノート」、最後が「連載」です。 なかでも「メモ帳」 […] -
R25世代の知的生産
カフェだと作業がなぜ進むのだろうか?
先日の五藤隆介さんの記事「カフェーではかどるオサレノマドワーカーになる」を読みました。私もMacBook Airを入手して以降、かなり本格的なノマドワーカーになっています。 朝から日中までは家で作業して、夕方から夜までは […] -
R25世代の知的生産
文章執筆前の3つのアプローチ
いよいよ4月。仕事、職場、といった自分の周りの環境が変わるシーズンでもあります。あるいは新年度からブログを始めてみようと思い立つかもしれません。そうした環境の変化で、今まであまりやってこなかった「文章を書く」という作業が […] -
R25世代の知的生産
リンボウ流の知的生産術
知的生産において、材料となるのは情報です。しかし、情報だけあればそれで十分かというとそうでもありません。それ以外に何が必要かというと、「時間」です。 情報を集める時間、考える時間、アイデアが発酵するまでの時間、実際に手を […] -
R25世代の知的生産
二つの領域での「未読本」管理
私は俗にいう本の虫で、3度の飯より本が好きで、本を読む時間が人生のおける最優先事項といっても過言ではありません。もちろん、読書中に声を掛けられることもあまり好んでいません。 ※元ネタはこちら 読みたい本はどんどん買ってい […] -
R25世代の知的生産
読書中の赤ペンの使用事例
先週のエントリーで、読書の際は「気になった箇所に再アクセス」できるようにしておくのが重要と書きました。私はこのための手段として赤ペンを常用しています。いまでは、ペンなしで読書をするのが落ち着かないほど「訓練」されている状 […] -
R25世代の知的生産
学びのための読書時に気をつけたいこと
先週のエントリーで「手術ノート」を紹介しました。内容を思い出しながら、ノートに記入することで体験を自身に深く刻み込んでいく、そんな使い方が「手術ノート」です。これはもちろん「手術」だけに限定されるものではありません。さま […] -
R25世代の知的生産
体験の経験値を引き上げる「手術ノート」
心臓血管外科医の山本晋さんが書かれた『心臓外科医の覚悟』の中で「手術ノート」というものが紹介されていました。Evernoteだけではなく、アナログノート好きの私としては興味津々なところ。 心臓外科医の覚悟 角川SSC新書 […] -
R25世代の知的生産
情報発信するためのEvernoteの使い方&新刊のお知らせ(2/26発売)
2月26日に新刊が出ます。前著『EVERNOTE「超」仕事術』に続く2冊目となります。 タイトルは、『Evernote「超」知的生産術』。 まさにこの連載「R25世代の知的生産」にご興味のある方向けに書きました。 EVE […] -
R25世代の知的生産
「情報を記録する装置」としてEvernote
以前のエントリーで「Evernoteってすごい」と感じる理由をいくつか書きました。その中の一つとして、さまざまな使い方ができることをあげたわけですが、それが逆に「どう使ったらいいのか」という疑問を作り出してしまうのも確か […] -
R25世代の知的生産
Evernote+αでクラウド版「プロジェクト・ノート」を作る
前回のエントリーでは執筆を進めていく上で活用したA5ノートの使い方を紹介しました。 今回は、そのEvernoteアレンジの紹介です。私は結構、アナログツールで実際にやってみて、それをデジタルに置き換えるにはどうすればいい […] -
R25世代の知的生産
A5ノートで「プロジェクト・ノート」
私はデジタルとアナログの両方のツールを使っています。いわゆる「デジアナ派」。全体の効率で見ると、ほぼデジタルだけで進めるほうが良いのでしょうが、個人的には両方の長所をうまく使い分ける手法を模索し続けています。 こういう「 […] -
R25世代の知的生産
私が感じる、Evernoteというツールのスゴさ
私は、あまりツールに依存するのが好きではありません。適当にその時の好きなツールを使い分ける方が好みです。エディタも「これでないと文章は書けない」なんてものはありませんし、OSもWindowsやMacのこだわりもなく使って […]