タイトルで説明しきっていますが、今年書いた「R25世代の知的生産」の記事セレクションです。
外部評価が高かったものと、自分なりのオススメをピックアップしてみました。
読み逃した記事があれば、年末にでもまとめてお読みください。
はてブ賞
先週のエントリーが、今年一番はてなブックマークを頂いた記事でした。
役に立つ本を読んだからといって、即座に役立てられるかどうかはわかりません。やはり実践がナンボです。それでも、実践の方法がわかりやすく提示されている本であれば、取りかかりやすいでしょう。
Pocket賞
シゴタノ! Evernoteを使い始めた人がよくぶつかる3つの問題とその解消法
「あとで読む」系サービスのPocketに一番入れて頂いたのが、こちらの記事。Evernoteを導入したばかりの人が陥りやすい状況と、その対策をまとめた記事です。
はてブ数のトップ=Pocket数のトップとならないのが面白いですね。
マイセレク賞
以降は、自薦でのセレクションです。テーマで分類し、各テーマで3記事ずつ選んでみました。
発想術部門
一日二日で発想力を10倍にすることはできませんが、毎日ちょっとしたことを心がけるだけで、いろいろなことに気がついたり、思いついたりするようになります。ありふれた言葉ですが、あとはそういうことをやるか、やらないかだけの差しかありません。
読書術部門
ネットで情報が大量に手に入るようになった時代ですが、やはり「本」というか読書の価値は高いものです。もちろん、読む本に依るところはありますが、それ以上に読み方が大切ですね。
あと、電子書籍が盛り上がっていますが紙の本を売る書店の役割もまだまだ無くなっていません。単純な利便性以外のところで、差別化している書店さんがもっと増えていけば、個人的に嬉しい限りです。
Evernote部門
シゴタノ! Evernoteで発想術(1) 〜刺激語法を使ってみる〜
Evernoteのユーザーもきっと増え続けていることでしょうが、それ以上に「かなり使い慣れてきた」人も多くなっているでしょう。今後はそういう人向けに、マニアックな情報なんかも載せていきたいと思います。
電子書籍部門
シゴタノ! 自前の電子書籍を作ったときに、使った3つのツール
電子書籍については、来年以降もいろいろ書いていきます。これまで「R25世代の知的生産」のアウトプット先は、ほぼブログしかない状況でしたが、そこにセルフパブリッシングも加わったのが2013年です。
じわじわと、新しい流れが生まれてきそうな雰囲気を感じますね。
さいごに
今年初めてやった試みでしたが、なかなか面白かったです。
ちなみに当記事を書くために、全てのエントリーをスプレッドシートに入れてみました。
これを眺めていると、「いろいろ書いてきたな〜」という実感が得られます。一年に一回ぐらいなら、こういうことをやってみるのもよさそうです。
▼今週の一冊:
先に読み終えていたら、間違いなく「2013年に読んだ、役立ち本ベスト7冊」という記事のタイトルが「2013年に読んだ、役立ち本ベスト8冊」に変わっていたでしょう。
説明の技術について書かれた本です。
説明とは何か。どういう説明が成功し、どういう説明が失敗するのか。効果的な伝え方の戦略とテクニック、そしていかに説明を提示するのか。そうした事柄が説明されています。なぜかわからないけれど自分の説明がうまく行っていない、と感じている人は、得るところが多い本でしょう。
▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。