-
Journal
ちょっとした空き時間を有効活用するコツ
人は「考える葦」であると同時に「忘れうる葦」でもあるので、メモが欠かせません。でも、メモして終わりでは意味がないので、これを実際の行動に活用することになるのですが、その際に役に立つのがリストです。 「知りえたことを行動に移すコツ」というエントリで以下のように書きましたが、 「なるほど!」と思ったことは、なるべくその後の自分の行動に落とし込めるほうが良いわけですが(=知行合一)、この知りえたことを行動に移すコツは、「リスト形式にまとめる」ことだと思います。 「なるほど!」を再現するためには、何と何と何をやればいいのかをポイントを絞って箇条書きにしておきます。そして、そのリストに沿って身体を動かすだけで、自動的に「なるほど!」に辿り着けるようにするわけです。 リスト形式にまとめるだけでは十分ではありません。リストの内容を実際の行動に落とし込んでいくために、日々のスケジュール(カレンダー)に割り当てていく必要があります。 それが「安心して「今」やるべき仕事に没頭するコツ」でご紹介した、「タスクをカレンダーに割り付ける」という習慣です。 1.タスクリストを作る 2.各タスクをカレンダーに割り付ける 1は誰もがやっていることだと思いますが、大切なことは2の「カレンダーに割り付ける」というステップだろうと思います。この「割り付け」のための時間をきちんと確保し、タスクを一列に並べてから仕事に入る、という習慣がカギになりそうです。 でも、必ずしもカレンダーに割り当てられるようなリストばかりではありません。例えば、「いつか観たい映画リスト」とか「読みたい本リスト」などなど、予定していなかったけど、ぽっかりと空いてしまった時間を有効に活かすための“控え”タスクがあると、「今は時間がとれないけど、いつか!」という過去の自分からの先送りに応じることができます。 -
Journal
自動化するか手作業のまま続けるかを見極めるコツ
コンピュータは人の手作業を自動化させるツールであって、人そのものを代替するものではないと考えています(当たり前か。でもSFの世界ではコンピュータが人そのものを代替して乗っ取る、というストーリーが多いですね)。なので、ある仕事にコンピュータを活用するかどうかを迷ったときは、 1.人が手作業でやったらエライことになることが明らかかどうか 2.手作業でやるよりも精神的ストレスと物理的コストが軽減されることが明らかかどうか という視点で判断をすればよいと思います。というわけで、これが自動化するか手作業のまま続けるかを見極めるコツです。以上、おしまい。 ・・・と、ここで終わってしまうのもアレなので、ちょっと拡張します。 -
Journal
安心して「今」やるべき仕事に没頭するコツ
今、私はいったい何をすればいいんだろう? 複数のプロジェクトを同時並行して進める立場にある人が頻繁に口にする言葉ではないでしょうか。どれも優先順位が高く、今すぐにやってしまいたい。でも、たくさんあるタスクのどれか1つをピックアップして取りかかってしまうと、必然的に残りのタスクは後まわしになります。悩ましい! でも、直面しているタスクのいずれもが高い優先順位を持っていたとしても、その中で多少なりとも優劣はつけられるはず。 1.1分後にやり終えたい(やり終えるべき)こと 2.1時間後にやり終えたい(やり終えるべき)こと 3.午前中にやり終えたい(やり終えるべき)こと 4.夕方までにやり終えたい(やり終えるべき)こと 5.なんとか今日中にやり終えたい(やり終えるべき)こと 6.最悪明日でも大丈夫なこと 7.まぁ今週中でもいっかなーということ(今日はもう飲みにいっちゃえ?) こうして優劣をつけて、それに従って粛々と仕事を進めればいいものを。。 人は欲張りなので、たとえ「今週中でも大丈夫」なタスクであっても、それが「1分後にやり終えたい」ことや「午前中にやり終えたい」ことと一緒くたになっているととたんに判断に迷いが生じます。 「いやいや、今週中とはいえ今日できたとしたらクライアントに喜ばれるんじゃないか?」 という誘惑です。その結果、本来すべき作業のための貴重な時間が消費されていき、自ら首を絞めることになります。 では、どうすればいいか? -
先送り・先延ばし対策
先送りを繰り返さないようにするコツ
仕事につきものなのが「先送り」です。「先送り」対策については、これまでも何度か取り上げていますが、その中で総集編と言えそうなのが以下のエントリです。 仕事をサクサク進めるための12のコツ 1.優先順位を決める 2.タスクを小さな作業に分解する 3.手ごろで具体的な達成目標を立てる 4.少しずつ確実に進める 5.立てた目標が達成されるたびに自分にごほうびを進呈 6.スケジュールを立てる 7.作業にかかる時間を正確に見積もる(見積もれるように訓練する) 8.置くべきところに身を置く 9.頼める仕事は人に頼む 10.すぐ、始める 11.達成してきたことを時折振り返る 12.現実に目を向ける で、今回はその実践編として、実際にやってみて気づいたところなどをご紹介させていただきます。 -
Journal
プレゼンの終わりにやってはいけないこと6箇条
仕事にはつきもののプレゼンテーション。自分の考えていること、あるいは提案したいことを相手に確実かつ魅力的に送り届けるシーンでは、さまざまなテクニックや心構えがあります。 その中で、「プレゼンの終わりにやってはいけないこと6箇条」という記事を見つけたのでご紹介します。「どんなに素晴らしいプレゼンテーションでも、終わりの3秒で台無しになりうる。この最後の3秒間の言動次第でそのプレゼン、ひいてはあなたの印象が決まってしまう」そうです。 -
Journal
かばん持ちをするなら・・・
1週間、かばん持ちをさせてもらえるなら誰のかばんを持ちたいか? というのが今週の「発想七日!」のお題。 今日はサクッといきます。 -
Journal
ブログをサクサク書くための4つのコツ
継続は力なり、とわかっていても、ブログを毎日続けるのはなかなか大変です。ネタを収集し、モチベーションを維持させ、日々の書く時間を捻出するという複数のタスクをバランスよくかつ効率よくこなす必要があります。 中でも「バランス」は意外と大切だと思っていて、時間ばかりあっても、ネタやモチベーションが足りなければ何も書けずに過ぎていきますし、ネタがあってもやる気がなければやはり時間を無為に過ごしてしまいます。 で、よく存じ上げないのですが(すみません)、Steve Pavlina さんという人がインタビューの中で「ブログをサクサク書くコツ」を語っていますので、勉強させていただきます。 -
Journal
最小の努力で最大の効果を生み出す5つのコツ
どんなにやるべきことがたくさんあっても、実は全部をやらなくてもいいんですよね。もし全部できたとしたら、それはそれで素晴らしいことですが、やるべきことのいくつかができただけでも十分満足、ということがままあります。 ということは、その「十分満足」のための「いくつか」だけに集中して取り組んだほうが全部を相手にするよりも断然ラクです。そもそも周りの人たちだって全部なんてとてもやっていないでしょう。全部やっている人がいたとしてもそれはほんの一部で、大半の人はできてないはず(たぶん)。 戦争でも、すべての局地戦に勝たなくても、いくつかの重要な闘いを制することができれば勝利を収めることができます。 仕事も、すべての仕事をこなすことができなくても、ある一部の仕事さえできていれば会社が大きく傾くことはないでしょう。 問題は、その「いくつか」とか「ある一部の」を見極める方法です。 -
Journal
ど忘れした「ナントカ」はGoogleに聞く
文章を書いているときに、あるフレーズが頭に思い浮かんだものの、部分的に欠落があって悶絶することがあります。“脳”力が衰えてきたここ数年ではそれこそしょっちゅうです。 例えば、「ど忘れ禁止法を××したい」というフレーズを探したいとき、通常は ど忘れ禁止法を したい と、スペースで区切って指定することで検索できますが、この代わりに、 ど忘れ禁止法を*したい と、スペースの代わりに半角のアスタリスク(*)を使うことで検索結果をググッと絞り込むことができます。 まぁ、アスタリスクがなくても目的の結果は得られるのですが、よりスマートに検索できる、というところでしょうか(弱気)。 他に思いついた検索は「東京は世界一××な街」というフレーズ。 東京は世界一 な街 と 東京は世界一*な街 とではやはり検索の精度に違いが出ます。より目的に沿った結果が得られるような気がします。 -
Journal
あってもいいオンラインサービス
パソコンとインターネットなしには仕事が成り立たなくなって久しい今日この頃、よく使うサービスがどんどんネット上でも使えるようになってきて、とても便利な世の中になったものだなーと思います。その半面、人と言葉を交わす機会が減ってきているのがちょっと気にはなりますが。。 で、今週の「発想七日!」のお題は「あってもいいオンラインサービス」。 「あってもいいと思う(のにまだ存在しない)オンラインサービス」 はありますか? 既存のサービスのオンライン版。 ネットならではの新しいサービス。 発想が許す限りワガママにいきましょう。 いくつでもOKです。現在の技術では無理っぽくても可。 存在しないことを確認する必要はありません。自由にどうぞ。 まずは、「オンライン」と「サービス」に分けて考えてみます。 -
Journal
仕事を楽しくする5つの相づちの打ち方
コミュニケーションが何よりも大切です。自分の思い通りに仕事をするためのコツ(1)でも以下のように書きましたが、 仕事は人と人との対話から生まれるものなので、対話のないところに仕事は成立しないでしょう。そうなると仕事をするうえでは対話の巧拙が重要になってきます。 巧く対話、すなわちコミュニケーションを行っていくためには、いくつかのコツがあると思っています。 その1つが、相づち。 -
Journal
習慣を継続させるための10のコツ
仕事においても生活においても、毎日の習慣が大切です。「心は行動となり、行動は習慣を生み、習慣は人格を作り、人格は人生を決する」という言葉がありますが、意識しなくても体が勝手に動く(=行動できる)ように、プログラム化、すなわち習慣を根付かせることができれば、後に続く人格形成や人生改革にもつながっていきます。 でも、習慣を変えるのはたやすいことではありません。従来からある習慣が邪魔をするからです。 そこで、習慣を変えるコツとして、新たな習慣を“インストール”し、古い習慣を“アンインストール”するという記事をご紹介します。 Installing a new habit and breaking an old one そもそも習慣ってナニ? というところから始まって、習慣を根付かせるためのノウハウや失敗しないためのコツなどが丁寧に解説されています。 -
Journal
相手の「気がかり」を解消するちょっとしたコツ
はてなは何でもオープンにする会社。先日参加したLifeHacks EXPOで事例を交えて紹介されていました(はてなCTOの伊藤直也氏による)。 百式・田口氏が推奨!ストレスをなくすデジタル仕事術/Tech総研 例えば、2つ3つ情報を書きます。こういう機能を作りたいけど、この仕様がわからないといえば、誰か書き込んでくれる。はてなアイデアでは、ユーザーが情報を教えてくれる。また、会議をPodcasting(インターネットラジオ)で流すこともやります。僕らが考えていることをオープンにしたくて始めましたが、毎日3000?4000回ダウンロードされています。 なぜここまでオープンにするのか。はてなのサービスはアウトプットのあるところに集まるという法則があるのです。隠さなくていいことは隠したってしょうがない。「隠蔽体質」になるくらいなら「露出狂」になったほうがいいと思ってます。 この「公開主義」に倣って、自分の日々の仕事に取り入れた習慣があります。 -
Journal
終わりなきタスクリストにピリオドを
やるべきことを一箇所にリストアップして、これを参照しながら仕事をすれば迷うことなく進められる、というのがタスクリストの“効用”ですが、そうなるとすべての「やるべきこと」がタスクリストに押し寄せることになります。 当然の結果として、タスクリストの長さはどんどん伸びていきます。それを優先順位や期限に応じて並び替えながら、上から何件かをピックアップしてこれを本日のタスクリストとするのですが、それにしてもやるべきことが多すぎです。 以前も以下のようなことを書きましたが、 今後ますます「副業的な働き方」が盛んになってくると、 1.自分がいま何をやっていて 2.どれをいつまでに仕上げなければ行けないか、 3.そのために必要な人にはどこに行けば会えるか 4.事前にやっておくべき作業は何か などなどちょこまかと発生する派生小タスクを毎日モレなく遅滞なくこなしていくスキルが必要になってくるでしょう。 スキル以前に物理的に不可能なところまで来ている気がしてなりません。 そして、同じように感じている方は世界中にいらっしゃるようです。 A vacation from the endless lists LET’S FACE IT, we all have far too much to do. But the only reason this is so is because of the proliferation of productivity tools that respond to our insane lust to be “productive.” Driving this insanity is the To-Do list which is, being limitless, is unlimited in its ability to drive us insane. It’s time to stop the To-List insanity. Toss all you’ve previous To-Do Listing Systems you’ve got out ? paper and/or electronic ? and convert to this new, improved certifiably not-insane system. これは The “Not Insane” To-Do List @ AMERICAN DIGEST という記事を元にしたエントリで、上記の引用も元記事のものですが、とにかく「効率アップ!」に邁進しすぎてヒートアップした結果、疲弊感が募っている現状が窺えます。わかりますわかります。 そこで、もうとにかく今日やるべきコトは3つに絞っちゃいましょうよ、というアバンギャルドな提案がなされているわけですが、その内容の評価はさておき、このエントリに寄せられているコメントがおもしろいです。 -
Journal
ルーチンワークを楽しくするコツ
仕事には大まかに分けて2つの種類があります。 1.やれば終わる仕事 2.やってみないと終わるかどうかわからない仕事 「やれば終わる仕事」は、文字通りやり方を熟知していて、始めればほとんど迷うことなく一直線に終えることができる、いわゆるルーチンワークとよばれる仕事です。 ・その仕事を始めてから終えるまでのステップが詳細かつ具体的にイメージできる状態になっている、 ・手順を体が覚えていて、あまり考えることなくサクサクと進めることができる、 ・勘所や間違えやすいポイントを熟知している といった特徴があります。 一方、「やってみないと終わるかどうかわからない仕事」は、やっかいです。上記の「やれば終わる仕事」の特徴をいっさい持っていない、つまり、 1.どんなステップがあるのかイメージできない 2.どんな情報が必要なのか見当がつかない 3.どんなワナがあるかわからない からです。 従って、なかなか手がつけられません。それよりも、慣れ親しんだ「やれば終わる仕事」ばかりに目が行ってしまい、「やってみないと終わるかどうかわからない仕事」はますます先送りされるという悪しきスパイラルに陥りがちです。こうしてイヤイヤタスクが生まれるわけです。 でも、「やれば終わる仕事」にも問題はあります。 -
発見の記録
仕事の中に「あるある」探す
最近はめっきり本や雑誌からよりもブログから情報を仕入れることが多くなってきました。いや、本は読まないといけないと思っているのですが、 1.編集の手を介さない、荒削りながらも素材そのままの味わい 2.コメントやトラックバックを辿ることで得られる立体的な楽しみ 3.取ろうと思えば直接その書き手とコンタクトを取れる魅力 4.目線の近さからくる「あ?、それあるある」という共感 といったブログならではのおもしろさに引き寄せられているのだと思います。本もブログで紹介されているのを見て買うことが多くなりました。 それにしても人はなぜ「あるある」という感覚に弱いんでしょうか?(弱くない人もいるかも知れませんけど)