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ゲーム化戦略
仕事にゲーム感覚を取り入れて乗り越える
前回の「自分の一日の仕事をビジュアルに振り返る」では、以下のような発見があったことを書いたのですが、 改めて気づいたのは、タスク管理ツールという「司令塔」を中心に仕事を進めているということでした。1つ作業が終わるごとに終了時刻を入力し、次にやるべき作業を確認のうえ、開始時刻を入力して、再び作業に入る、というピストン運動が見て取れます。 この感覚というのは、要するにゲーム感覚に近いのだと思います。 -
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自分の一日の仕事をビジュアルに振り返る
以前、橋本大也さんのブログで紹介されていた、デスクトップのスクリーンショットを定期保存してくれるソフトを試してみました。 昨日の午後はずっとデスクワークだったため、5時間弱(12:46〜17:20)ほどの一部始終を1分刻みにキャプチャしてみました。274分なので274枚のキャプチャ画像ができました。 -
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仕事を楽しくしている人
少し前に勤めていた会社でご一緒していた方と数年ぶりにお会いしました。彼女は、ライターとして企業の発行するメルマガを書く仕事をしているのですが、当時はアルバイトとしてその会社に来ていました。自身はフリーランスとして、ほかにもライティングの仕事をしているようでした。 文章を書くのが何よりも好きという人で、現在はその「好き」という情熱と手腕を買われて、コンテンツ会社に誘われ、今はそこで働いている由。 いくら「好き」を仕事にできたとしても、フリーランスでいつづけるにはそれなりの覚悟が必要です。余程の売れっ子ライターでもない限り、待っていても仕事は来ないので、営業活動にも一定の時間を割かなければなりませんし、病気になれば途端に収入の道が閉ざされます。 そういったリスクと背中合わせになりながらでも「書く」ことにこだわり続けられるかどうか。 -
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一度に大量のやるべきことに直面した時の対策
目の前に種々雑多な「やるべきこと」が大量に押し寄せてきている時の人間の反応は、 1.とりあえず「うわー」と叫ぶ(声に出すのはオプション) 2.すばやく優先順位をつけて1つ1つ片付ける 3.現実逃避する のいずれかでしょう(ほかにもあるかも知れませんが…)。どれが良いとか悪いとかではなく、自分がどういう反応を返してしまうのかを知っておくことが大事だと思っています。 -
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「もうこれで大丈夫」ではまだ不十分
何事にも準備が大切ですが、どんなに準備に準備を重ねても「もうこれで大丈夫」ということにはなりません。本番になれば必ず1つや2つ「うわぁー、想定外!」な事態に打ちのめされるものだからです。 だからと言って手をこまぬいてもいられませんが、「やってみないとわからないこと」というものは、やってみないことにはわからないからこそ「やってみないとわからないこと」なわけで、残念ながら本番までは手をこまぬいているほか手がないということになります。 それにしても「もうこれで大丈夫」と安心して本番を迎えられるようになる日というのは来るのでしょうか? -
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苦情には気丈に向き合う
現在書店に並んでいる日経ビジネスアソシエの4月4日号でサイバーエージェントの藤田晋社長の連載記事「謝るならさっさと潔く」に以下のようなことが書かれていました。 相手の気持ちを静めるために「謝る」ことと「自分の正しさを認めさせる」ことを一度にやろうとすると必ず失敗します。目的がぶれるからです。謝罪の時は今この瞬間に一番大切な目的以外のことを考えてはいけません。 実は、つい最近、この「謝る」を迫られたエピソードがあります。 -
考える技術と書く技術
自分が書いた文章のリポジトリ化構想(妄想)
ソフトウェア開発の分野で、リポジトリという言葉があります。この言葉を直訳ではなく、その実態をざっくりと日本語で表現するなら、適材適所、ということになるのかなぁ、と、この言葉を見るたびに思います。 あるべきモノがあるべき場所に格納されていて、適時に取り出すことができるという理想的な状態を体現しているのがリポジトリという仕組みだと考えるわけです。 -
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思いついたアイデアに名前を付けて旅に出す
その昔、浪花のモーツァルトことキダタロー氏が「名前を付けると愛着が湧く、だからモノに名前をつけると遺失しなくなる」というようなことを言っていました。「だから、お金にも名前をつければ…」とも言っていましたが、これはまぁネタでしょう。 名前を付けることについては、以前も取り上げたことがあります。 問題を素早く解決するコツ 何かものを考える際に、対象を他と区別するために名前をつける必要があります。名前を付けて特定可能な状態にすることができて初めて思考の俎上に乗せられるからです。 特に自分で思いついたアイデアに名前を付けることによって、愛着が湧くのはもちろん次のような効果も期待できます。 -
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タスクリストの“常連さん”は「ダッシュ!」でやっつける
昨年6月に書いた「タスクリストの“常連さん”をやっつけろ!」以来、折に触れてその対策を検討している「先送り」ですが、久々に新しいテクニックのご紹介です。 -
記録の取り方と活かし方
本を1冊書くのにかかる時間を「見える化」する
ドラッカーは『プロフェッショナルの条件』で以下のように述べています。 われわれは、どのように時間を過ごしたかを、記憶に頼って知ることはできない。 ときどき、自分が時間をどう使っていると思うかを記憶自慢の人にメモしてもらい、そのメモを何週間か何か月かしまっておいてもらう。その間、実際に時間の記録をとらせる。彼らが思っていた時間の使い方と実際の記録は似ていたためしがない。 ある会社の会長は、時間を大きく3つに分けていると自分では思っていた。3分の1は幹部との時間、あとの3分の1は大切な客との時間、残り3分の1は地域活動のための時間だった。6週間にわたって記録をつけてもらったところ、これら3つの活動はいずれに対しても、ほとんど時間を使っていないことがわかった。それらは、割くべきであると考えられていた時間にすぎなかった。例によって都合のよい記憶なるものが、実際にそれらの仕事に時間を使っているように思い込ませていたのだった。 昨年10月末から昨日にかけて、1冊の本の執筆に取り組みました(4月末に刊行予定;詳細は別途お知らせします)。 ★http://cyblog.jp/amazon.php?asin=4798111023 思い込みと現実との間には深い溝が横たわっています。「まぁ、1時間もあれば終わるだろう」と踏んで始めた仕事が半日経っても終わらなかったり、「始めたら数時間はほかのことができないから今はやめておこう」などと言って先送りを繰り返していた仕事が、やってみたら1時間足らずで終わってしまったりとか。 そんなこともあり、1冊の本を書くのにいったいどれくらいの時間がかかるものなのかを数字として把握しておくために、例によってタスク管理ツールで記録している、今回の執筆に要した時間を取り出してみました。 -
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満足度の高いブログを長く続けるコツ
前回に引き続き、ブログにかけた時間の「見える化」について。 今回は、 1.書いた時間帯 2.かかった時間 3.満足度(ただし、あくまで自己満足) の相関を見てみようと思います。 -
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ブログに使っている時間を「見える化」してみる
昨日の「見える化」につられて最近のブログにかけている時間を計算してみました。 -
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「見える化」の実践から見えてくるもの
現在書店に並んでいる日経ビジネスアソシエの3月21日号の特集テーマは「見える化」。昨日の「タスクを“色別”する」とシンクロするところが多いため、少し深掘りしてみます。 -
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タスクを“色別”する
タスクの数が増えてくると見通しが悪くなります。例えば、今後どんなタスクが控えているのかを知る場合などに視認性が落ちます。 そこで、タスクの行をProjectによって色分けするようにしてみます。 -
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先送りしたタスクを確実に拾う仕組み
今日はちょっとタスク管理ツールからは少し離れて、久々に先送り対策について。 -
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毎日のルーチンタスクは自動的に登録される
前回、繰り返しタスクの時間指定リピート機能を追加しましたが、その際に以下のように書きました。 この機能は、繰り返しタスクが多ければ多いほど効果を発揮します。その詳細についてはまた次回。 そこで、具体的な事例を紹介します。 -
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繰り返しタスクの時間帯指定リピート機能を追加
昨日は繰り返しタスクの自動登録機能を追加しましたが、自動登録されたタスクは元のタスクが完了した時間帯を引き継ぎます。例えば、「メールチェック」というタスクは本来は朝と夕方に行いたいタスクであったとしても、実際に完了したのが午後だったり夜だったりすると、次回のタスクもその時間帯になってしまうわけです。 後で本来の時間帯に変更する必要が生じます。これはたいした手間ではありませんが毎日のこととなると無視できない無駄な作業となります。そこで、時間帯を指定できるようにしてみます。 -
TaskChute2活用法
毎日繰り返し行うタスクの登録を自動化する
日々のスケジュールを作っていると(=やるべきタスクをリストアップして作業する順番に並び替えていくと)、毎日繰り返し行うタスクがあることに気づきます。 例えば、メールチェックは、どんなに忙しくても行うものですからタスクリストには必ず入れておきたいタスクと言えます。であれば、わざわざ毎日登録しなくても、自動的に登録されるようになっていれば便利なのではないか、と考え、その機能を追加してみました。 -
予定を守るためのヒントとアイデア
現実ベースでスケジュールを立て直す
タスクをリストアップして、それぞれのタスクに必要と思われる時間を割り当てて仕事をスタートしたとしても、途中で「これでは終わらない」という現実に直面することがあります。そんな場合は、それが分かった時点で改めてスケジュールを立て直す(リスケ)する必要があります。