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現実ベースでスケジュールを立て直す

タスクをリストアップして、それぞれのタスクに必要と思われる時間を割り当てて仕事をスタートしたとしても、途中で「これでは終わらない」という現実に直面することがあります。そんな場合は、それが分かった時点で改めてスケジュールを立て直す(リスケ)する必要があります。

昨日は、途中までしか書けなかったので、その続きを。

例えば、本日中に仕上げる予定だった「報告書作成」というタスクが完了しなかった場合、これを完了させる上で必要な作業を洗い出し、翌日以降に展開します。

右の図は、「A社サイト構築」というタスクに2.5時間を割り当てていたものの、実際には3時間を投入しても当初想定していたような完了に辿り着けなかったことを表しています。

そこで、とりあえずこのタスクを複製したのがこの図の状態です。

次にやるべきことは、3時間をかけて消化できたのはどのような作業なのかを明らかにすること。続いて、完了に至るために必要な残作業を漏れなく洗い出し、それぞれをタスクとして追加していきます。それが右の図です。

その結果、残作業に必要な時間は1.75時間ということになります(セルを選択すると画面下部に表示される合計値で確認できます)。

単に「A社サイト構築」というだけではタスクのくくりとしては大まか過ぎたことがわかります。それゆえ2.5時間という見積もりは「えいや!」で決めたものであったことがわかります。どうしても「今日中に終わらせたい!」という気持ちが強かったりすると、冷静に作業レベルに分解するのが面倒になり、「えいや!」の誘惑にかられやすくなるものです。

でも、そういう時こそ、ぐっとこらえて現実的なスケジュールを引くことが結果的には早道になることが少なくありません。

ちなみに、これまで触れ忘れていましたが、「Project」という列を追加していますが、これはあとでプロジェクト別に稼働時間を集計する際のキーとして使うことを想定しています。