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「私に少しでもおごりや過ちがあれば必ずいさめてほしい」



大橋悦夫大河ドラマ『青天を衝け』の第4回(3月7日放送)で、徳川慶喜が小姓としてやってきた平岡円四郎に対して「私の諍臣になってほしい」と伝えるシーンが目に留まった。

諍臣(そうしん)とは主君に過失があったときに、これを諫める臣下を指す。

このシーンでは「諍臣は必ずその漸を諌む」という『貞観政要』の言葉が字幕に現れた。

調べてみると「漸(ぜん)」とは「兆し」の意味で、過失が起こる前の兆しの段階で諫めるべし、ということらしい。

独立してからの日々をふり返ってみると「諍臣」的な人たちに折に触れて助けられてきたことに気づく。

たとえば、独立5年目、仕事はそこそこに株式投資に夢中になっていたとき、同じフリーランスの仕事仲間のKさんにこれまでにない厳しい口調でまさに「諫め」られた。

ここでKさんに諫められなければ、そのまま本気でデイトレーダーを目指していた。

もちろん、その道で成功する可能性もあったかもしれないが、そうなったら今のような仕事はしていなかったはず。

Kさんにはたまたまタイミング良く「一日諍臣」になってもらえたが、個人で仕事をしているなら「専属諍臣」のような存在が必要なのではないかと思う。

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