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思い切ってやってみてよかったこと

金曜日の本日、起-動線の堀内さんが「黄金の金曜日」という企画を始められました。毎週金曜日に彼のブログ「発想七日!」より「お題」が出るので、これにトラックバック(もしくはコメント)で参加する、というもの。

というわけで、今日は遅れ気味ですが、さっそく参加してみます。

今週のお題は、これ。

「思い切ってやってみてよかったこと」

「思い切ってやってみてよかった!」と思っていることはありますか?
あるとしたら、それは何ですか?
もしやらずに過ごしたら、現在はどうなっていたでしょう?

小さなことでも大きなことでも構いません。

まず、言葉から入ってしまうのですが、「思い切る」ってどういうことでしょうか?

文字通り解釈するなら、「思い」を「切る」わけですから、STOP thinking and GO forward と考えられそうです。いくら考えてもやってみないとわからないことは沢山あるわけで、「思い切り」というのは未知を切りひらくためのキーワードの1つではないでしょうか。

で、僕自身が、思いを切ってやってみてよかったことは、会社を辞めたことです。

都合2回、会社員を経験していますが、1回目は身体を壊したことがきっかけだったので、「自ら思い切って」というよりは「思いを斬られて」の退社でした。2回目はつい最近のことで、今回は身体はぴんぴんしていました。

当然のことですが、やむを得ずの転機よりも、自ら招き寄せた転機のほうがずっとエキサイティングですし、少々の不安はあっても、まぁなんとかなるでしょ、とある意味開き直ることができます。

その場に身を置いてみて初めてわかることもあるわけで、そのためには「今」を脱がなければ始まりません。寒かったらどうしよう、このまま裸で過ごさなきゃいけなくなったらみじめだなー、という不安も当然あります。

でも、逆に言えばそういう不安という壁があるからこそ、そしてその壁は誰もが乗り越えられるわけではないからこそ、チャレンジのしがいやチャンスとしての希少性が高まるように思います。

スキマとしての壁。あるいは壁の一角にある突破口としてのスキマ。

“突き抜けた”多くの人(例えば成功本を書くような人々)は、自分は壁を乗り越えた、と言うかも知れませんが、実はこっそり開いていたスキマをするりとすり抜けただけかも知れません。そうであっても壁越えは壁越えです。

人間ならば必ずどこかにあるスキマ。といっても、何も他人のココロのスキを衝く、ということではなく、自分の中にあるスキマです。どんなに自分は完璧だと思っている人でも、必ず論理の欠陥があるもの。

言い換えれば自分の思いこみ。「なんだ、やってみたら意外とできるじゃん」という、自己の再発見は「思い切ってやってみてよかったこと」の1つです。

もしやらずに過ごしていたとしたら(タラレバはアレなんですが)、壁をずっと壁としてしか見られなかったかも知れません。その壁は次のステージへのジャンプ台かも知れないのに。。