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知的生産の技術書010『ワープロ作文技術』
今回は010を。デジタルツール・ライティングの嚆矢とも言える一冊です。 『ワープロ作文技術』(1993) -
知的生産の技術書012~015『アウトライナー実践入門』他
今回は、012から015を。前回までの流れで登場した「デジタルツールを使った知的生産」の一つの有り様を示した一連の著作群です。 『アウトライナー実践入門 ~「書く・考える・生活する」創造的アウトライン・プロセッシングの技 […] -
Scrapboxが生け簀になる理由
そもそも論がいつも気になる倉下です。 以下の記事を読みました。 Instapaperの「読み上げ」インプットからメモを保存してアウトプットするまでの流れ | シゴタノ! https://cyblog.jp/40 […] -
タイプライターからワープロへ、ブログからScrapboxへ
野口悠紀雄さんの『「超」文章法』にこんな比較があります。 パソコン以前の文章執筆は、「創造」であった。何も書いていない真っ白な原稿用紙を前にし、そこに一文字ずつ字を埋め込んで、文章を作り上げてゆく。 では、パソコン以降の […] -
アウトライナーで「ちゃんと」文章を書く
「ちゃんと」文章を書くのは難しいものです。 書くことや書きたいことはあっても、なかなかまとまった文章は書き上げられません。あるいは、書きたいことがありすぎるがゆえに、なかなか書けないという逆説的な状況も想像できます。なぜ […] -
『受験は要領』は大人になって、いつのまにか失われていた要領を取り戻すための一冊
以下の続きです。 https://cyblog.jp/23753 その後も、日記の探索を続けていたのですが、『ワープロ作文技術』よりもさらに前に「本師」があったことが分かりました。 この本については、長くなるのでまた改め […] -
その本にいつ出会ったのかを記録に残して折に触れてふり返る
昨日の「のきばトーク08」を聴いていてふと思いました。ある本にいつ出会ったのか、出会った当時の自分はどのような状況下にあったのか、その本から何を学んだのか、その後どうなったのか、といったことは時間がたてばたつほど重要性を […] -
ジャックとメモの木 〜いかにして本は書かれるのか〜
以下の記事を読んで、ふと疑問に思いました。本当だろうか、と。 『話すだけで書ける究極の文章法』、音声入力の使いどころとは? | シゴタノ! 極端にいえば「本を書く」といっても書くのはメモなのです。あとはメモを集め、まとめ […] -
執筆におけるアウトラインの位置づけ 〜アウトラインは二度作る〜
目次案がそのままの形で最終原稿の目次として残るのは、むしろきわめて稀なことである。 木村泉さんの『ワープロ作文技術』にある一文です。 自分の著作を思い返してみても、最初の目次案がそのまま最終稿の目次となったものはほとんど […] -
企画にはなるべく早めに手を付けて、お魚を網で囲い込む
新しい企画の話が出てきたら、できるだけ早く「手を付ける」ようにしています。 といっても、A.S.A.Pで原稿やスライドを完成させる、というわけではありません。そんなことをしていたら、依頼が入るたびにタスクの優先順位がぐち […] -
バックスペース恐怖症としこうさくご
photo credit: D Lich via photopin cc 何かを実行し終えた時に、「もっと、うまくやっておけばよかったなあ~」と思うことはよくあります。 注意していれば防げたミスにぶち当たったり、効率的に […] -
「書き出し」の書き出し方
photo credit: Stuck in Customs via photopin cc 「さて、何から書き始めたものか・・・」 文章を書く際に、頭を抱えがちなのが「書き出し」部分です。 さすがに原稿用紙をクシャクシ […] -
その方法の「名前」は何ですか? 〜ネーミング・トレーニング〜
知的生産についての本を読んでいると、「ほほぅ」と感心させられることがよくあります。 それは紹介されている技術やツールの便利さでもなく、体系立てられている方法論でもなく、膨大な知識量でもありません。 独自の「方法」を作り上 […] -
文章が書き始められない時の、二つの「とりあえず」法
01.11.06 / base2wave 「なかなか文章が書けないんです」 というお話をよく聞きます。たしかに受動的に情報をインプットする作業に比べて、能動的にアウトプットする作業は少しハードルが高いかもしれません。 ブ […] -
数年ぶりに紙のノートを使ってみて気づいた3つの利点
結論から言うと、次の3つです。 起動が早い 迷いが少ない カスタマイズ性が高い そもそも、なぜ数年ぶりに紙のノートを使ってみることになったかというと、以下の本に紙のノートがついてきたから(感謝)。 当ブログでは原則と […]