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時間管理術を理解して、時間を確保する



佐々木正悟 タスクシュートなどの仕事術は「考え方こそが大切」なのであって、なんのツールをどう使うかは、最重要事項ではない、というようなことはよくいわれます。

原則としてはその通りで、この言い方自体に反論はしづらいのですが、だとしてもタスクシュートの「考え方」を、「たすくま」か「TaskChute」を使う以外に「理解する」のはほぼムリです。

傍目からつぶさに観察していても、やってみないと絶対に理解できないことというのが、世の中にはいくらもあります。

自転車に乗る、ということひとつとっても、そうです。自転車などというのは見た目も実に単純な乗物であり、あれに乗ったらどんな感じがするのか、どういう原理で前に進んでいるのか、改めて考えるまでもないくらい「わかりきった」乗物です。

しかし自転車に乗れない、一度も乗ったことのない人が、見ただけで「自転車に乗ることなんてわかりきったことだ」と思っていても、その人には理解できてないことがたくさんあります。

タスクシュートは「わかる」ことが何よりです。考え方を反映しているツールを使ってみて初めて、なぜ時間管理ができるのかがわかるのです。そもそもどういう事が「時間管理であるか」も、ツールを使ってみて初めてわかるはずです。

私はタスクシュートをする以前から、それこそGTD、手帳、電子手帳、PIM、「超」整理手帳、Excel方式、短眠法などなど、数え切れない「時間管理術」をためしてきています。

最初は4歳の時から幼稚園で、その後小学校で、中学校で、高校で、予備校で、塾で、大学で、アメリカの大学で、アメリカの大学院で、派遣社員として、アルバイト時代に、あまたの「時間管理術」を試してきているのです。

しかしタスクシュート以外の「時間管理術」では「時間管理」が、できなかったのです。わかったのはただ、「時間がないということ」でしかなく、「急がなければいけないこと」でしかなく、「いつが〆切であるのかリスト」や「時間割」を確認していただけでしかなかったのです。

「時間管理」というのは、縦軸に時間が書かれていて、そのサイドにやるべきことが書いていれば良い、というようなものではないのです。それを見ていれば「時間管理していることになる」ものではありません。

「時間管理とは何か」が「タスクシュート」をすることによって理解できます

▼編集後記:
佐々木正悟



今月末に長野で実施するセミナーにて、やることを4つに決めました。

  1. 挫折しないタスク管理(GTD)
  2. いつかやりたいことをやる方法
  3. デジタル情報整理のコツ
  4. 書籍企画の作り方と出し方(おまけ)

以上の4本です。
よろしくお願いいたします。

3月26日 ライフハック@長野(3/26)