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モレスキン・ラージをこんな風に使ってきた・形式編

倉下忠憲一年半ほど前に購入したモレスキン・ラージがそろそろいっぱいになりそうです。

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本当にゆっくりとですが、ジワジワと記入量を増やしてきました。手帳を除けば、これぐらい長い期間記入しているノート系ツールは私の中では珍しい存在です。

今回は、「どんな風に」このノートを使ってきたのかを簡単にご紹介します。


使い方・形式編

最初の数ページは空けておく

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ノートの「インデックス」を作成するために、最初の3ページは空白にしてあります。

今のところ、全ページを埋めきってはいないので、ここは空白のままです。

最初の方に見返しページを

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時折見返したい内容については、最初の方のページにその場所を作り、そこに書き留めておきます。

時間が経てば内容が変わるようなものは、紙に書いて貼っておくとよいですね。

基本は見開き

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実際のページ内容はこんな感じ。

  • 見開き2ページで、1つの内容について書く
  • ページの下には数字を振って、ページ数がわりに
  • 右ページの右上には内容の「タグ」として、方眼マスをカラーペンで塗る

「タグ」の運用は、たとえばEvernote系の内容だったら、マスを緑色に塗る、といったことです。

付箋で仮置き

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「これについて書きたいな~、でもちょっとまだ素材不足・・・」

という時は付箋に記入して、ぱぱっと貼っておきます。後でじっくりと「調理」ですね。

時には切る

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一つの内容が見開きページでも収まりきらない場合は、ページの頭を切ります。

こうすれば同じページタイトルを何度も書く必要がありませんし、一目で「同じコンテンツのページ」ということがわかります。

さいごに

今回は、「どんな風に使ってきたのか」という形式についてご紹介しました。ノートの使い方としてはごく基本的なものばかりと言えるでしょう。

次回は「何を書いてきたのか」__つまり内容編__をお送りする予定です。

▼今週の一冊:

ひさびさに読み返してみたんですが、やはり面白いです。グラッドウェルの文章は、ググッと引き込まれるような力がありますね。

本書で紹介されている話は、現代のソーシャルネットワークを考える上でも役に立ちます。

» 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則(ソフトバンク文庫)


▼編集後記:
倉下忠憲



夏バテなのか何なのか、微妙に疲れ気味です。ブログ、メルマガ、書籍、と毎度の仕事を進めながらも、ボチボチと新企画を考案中。セミナーなんかもできたらいいですけども。


▼倉下忠憲:
新しい時代に向けて「知的生産」を見つめ直す。R-style主宰。