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「自分らしさ」のエキス

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一つのことが万人にあてはまりはしない。めいめい自分にふさわしい流儀を求めよ。
─ゲーテ


ある人がある方法でうまく行ったとしても、それはその人が置かれた状況があったからこそうまく行ったという可能性があるため、一般化には注意が要る。

「置かれた状況」とはその人が意識的にせよ無意識的にせよ、継続して積み上げてきた結果である。

以前、「続・適正な仕事量を考える」という記事で以下のようなことを書いていた。

そう考えると世の中にあふれる「こうすれば仕事はうまくいく」の類のほとんどには疑問符がつけられる可能性があります。いずれも「こうすれば」の拠り所は直感でしかないからです。つまり、客観データで注意深く構築された自然科学の数式では仕事術を割り切ることができないのです。


また、建築家の安藤忠雄氏は、日本経済新聞(2002年1月7日・夕刊)で、以下のようなことを述べていた。

国際コンペでは勝利の数の何倍もの敗北も味わってきた。だが「負けも勉強になる」と負けを気にしない。それどころか、コンペでの負けっぷりを「連戦連敗」と題した本にまとめた。「人の成功物語なんか聞いても面白くない。人生うまくいかないから面白い」


上記はいずれも自分のEvernoteから発掘した記事だが、一人ひとりのEvernoteの中身もまた「自分の置かれた状況」であり、とりもなおさず「自分らしさ」のエキスといえる。

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