2021年に観た映画・ドラマのうち、印象に残った作品ベスト10です。
- 浅草キッド(2021)
- トゥルーノース(2020)
- 呪怨:呪いの家(2020)
- 東京マグニチュード8.0(2009)
- こんな夜更けにバナナかよ(2018)
- ファーザー(2021)
- マザー(2020)
- 凪待ち(2019)
- 1917 命をかけた伝令(2019)
- 罪の声(2020)
「機会があればもう一度じっくり観たい」と思える順です。
以下のツイートに返信する形のためNetflix縛りになっていますが、一部の作品はAmazonでも配信されています(有料の場合もあり)。
「Netflix、一か月だけ加入するなら、これ観とけ」的おすすめが知りたい年頃。
— 倉下 忠憲 (@rashita2) December 29, 2021
以下、それぞれの作品の、
- 尺
- ひとこと感想
- 概要ページ
- 予告編動画
を掲載しています。
浅草キッド(2021)
- 2時間3分
- 「笑われんじゃねえぞ、笑わせるんだよ」という一言が突き刺さる。座して評価を待つのではなく、評価してもらうにはどう動けばいいか?
- Netflix公式ページ
トゥルーノース(2020)
- 1時間33分
- 極限の状況だからこそ本性が問われる。人を助けることに対する見返りの“射程”が長い。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
呪怨:呪いの家(2020)
- 2時間53分(全6話合計)
- 最初から一気に引き込まれ、気が抜けず、飽きさせることなく、最後まで巻き取られる。Wiredの記事「Netflixの「呪怨:呪いの家」は、かくして“本物”のJホラーを世界に発信する」を読むともう一度じっくり観たくなる。物語の構造を同じくする『残穢』のリコメンドで知ったので合わせて観たい。
- Netflix公式ページ
東京マグニチュード8.0(2009)
- 4時間13分(全11話合計、OP/EDをスキップすれば3時間30分)
- 東日本大震災発生前に制作されたアニメ。いつ大地震が起きても、いつ身内や自分自身が死んでもおかしくないはずの現状をどこかで否定していることに改めて気づかされる。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
こんな夜更けにバナナかよ(2018)
- 2時間
- 「自分はこちら側にいる」という線を引いていることに改めて気づかされる。そして「自由」とは何かについて考えさせられる。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
ファーザー(2021)
- 1時間36分
- 3年前にアルツハイマーで父を亡くしたが、残された母も、あるいは妻も、それ以前に自分自身も、いつかはこうなるのかもしれないのかと思うと…。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
マザー(2020)
- 2時間6分
- 実話をもとにした作品。母親役の長澤まさみが息子を怒鳴りつけては使い走りや最終的には悪事までやらせていて、息子としては大好きな母には逆らえず、ためらいつつも粛々と指示に従う姿が痛すぎて辛すぎる。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
凪待ち(2019)
- 2時間5分
- 人はなぜ見栄を張るのか。見栄が張れなくなったら逃げ出したくなるものだが、そもそも本性はとっくに見抜かれているのかもしれない。つまり、本性からは逃げ切れない。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
1917 命をかけた伝令(2019)
- 1時間58分
- 全編ワンカットで描かれる、言わば“戦場ミステリーツアー”のような作品。対面して直接伝えるしかない状況に追い込まれるのだが、通信手段があっても対面しなければ伝わらない情報があることを思い出させられる。時代は違うが『プライベート・ライアン』をもう一度観たくなった。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
罪の声(2020)
- 2時間21分
- 原作を先に読んでいたのだが、めちゃくちゃ原作に忠実で、読んでいたときに脳内に思い描いていたビジュアルがほぼそのまま再現されていてたいへん驚いた。
- Netflix公式ページ
- Amazon Prime Video
最後に
今年はまだ3日あるので、上記はあくまでも2021年1月1日~12月28日までのベスト10ということで。
Netflixで配信されていない作品や劇場で観た作品もありますが、そちらはまた改めて。