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やるならとことんやる、それが無理なら一切やらない、というスタンス



大橋悦夫昨日の記事で書き忘れたことがあったので補足です。ひと言で言うと、「やると決めたならとことんやる、それが無理なら一切やらない」というスタンスです。

どんなことにでも当てはまるわけではもちろんなく、当てはまるのは「楽しみ」とか「ストレス解消」につながるアクティビティにおいて、です。

まず、昨日の記事は、以下のパーソナルトレーナーの安藤ひろゆきさんの記事を引きながら書きました。

↓昨日の記事

» まずは「取りかかりのハードル」を下げることに注力する | シゴタノ!

↓安藤ひろゆきさんの記事

» カロリーを気にせずに食べられるポテトチップスで罪悪感から解放される? | パーソナルトレーナー安藤ひろゆきのブログ

この安藤さんの記事の中で、以下のくだりが印象に残っていました。

罪悪感を軽くするためにいわゆる嗜好品であるポテトチップスの内容を気するくらいなら、普段の食生活を気をつけて、嗜好品は思いっきり楽しむ!って方がよっぽど楽しいし、ダイエット的にも効果が高いです!

(中略)

我慢して、このポテトチップスを食べているなら、普通のポテトチップスを食べて、他で工夫しましょう!

身体と心を同時に満たす

「ポテトチップスを食べたいけど、一袋全部食べるのはさすがにマズイ…」という罪悪感を抱きつつ、「ちょっとだけ食べるのでは物足りない」という不足感もある状態。

もちろん、一袋全部を一気に食べるより、「ちょっとだけ食べて袋に封をし、残りはまた後日」という分割方式のほうが、ダイエットの観点ではベターでしょう。

でも、身体と心は不可分なので、たとえ身体には良くても心が満たされなければ、そう遠くない将来、その“残党”たちによる返り討ちにあうかもしれません。

「やっぱりもっと食べたい!」という食欲の暴発に見舞われて、抑えた分以上に食べてしまうのです。

このような暴発を防ぐには、将来に禍根を残すような過剰な“節約”を避けること、そのために身体と心を同時に満たすことだと思います。

“代用品”では逆効果になることも

時間の使い方にも同じことが当てはまると感じます。

たとえば、本当は心ゆくまで好きな映画を観て過ごしたいのに、状況がそれを許さないというなら、それはストレスになります。

このストレスを解消するために、2時間以上かかる映画は難しいので、45分で済むドラマで手を打つ、という方策もあります。でも、本当はしっかりと時間をとって映画を観たいはずです。

本当に観たい映画の“代用品”として、さほど観たいわけでもないドラマで妥協しようとするのは、油で揚げたおいしいポテトチップスの代わりにノンフライ製法で焼き上げた“ヘルシー”なポテトチップスでしのごうとするようなものです。

↓映画とドラマについては以下の記事でも書いていました。

» 時間がないわけじゃないのに、なかなか仕事に取りかかれない理由と対策

たいていの映画は2時間前後ですが、ドラマは1話あたり45分~1時間程度。

時間があまりないときは、映画ではなくドラマを1話だけ消化しよう、ということでドラマを観ることが多いです。

ここで、ふと気づきます。

本当は長編映画をじっくり楽しみたいのです。
なのに、時間がないからドラマで妥協している。

でも、ドラマはドラマで面白くて1話で済まずに、2話、3話と続けて観てしまうこともしばしば。

そうなると、映画を観たのと同じかそれ以上の時間消費になってしまいます。

安藤さんの記事にも、以下のようなくだりがあり、まさに同じことが起きていることが分かります。

僕が食べた感想は、「これはかなり危険だ。。。」ということです。

どういうことかというと、このカロリーを気にせずに食べられるポテトチップスは、脂質が少ない分、非常に軽いんです!

(これをポテトチップスと呼んでいいかも微妙な感じです。。。)

何が言いたいかというと、1袋をあっという間に食べることができちゃうんです!!

しかも食べた感覚が軽く、カロリーも気にしなくていいとなれば、

『もう1袋たべちゃおうかなー』

という悪魔のささやきが聞こえてきてしまいます。

実際に3袋を同時に開けたののですが、1度に3袋全て食べられそうな勢いでした。

もし3つの味を全て食べたら、炭水化物量は70gを超えるので、大盛りごはんくらいの炭水化物になります。

確実に炭水化物取りすぎです。。。

実際、時間を“節約”しようと思って、観たい映画の代わりにドラマを1話だけのつもりで観始めたら続きが気になり、結局ずるずると何話も観続けてしまう。結果、もはや映画と同じかそれ以上の時間をつぎ込んでしまうことはよくあります。

映画であれば2時間で完結して、心も満たされてスッキリしていたかもしれないところを、ドラマの場合は数話で終わることはなく「まだ続きが気になるのに、もう時間は使いきってしまった…」という、むしろストレスを増幅させる結果になりかねません(嗚呼…)。

まとめ

つまり、

  • 好きなことには心おきなく時間を使う。
  • そのためにも、仕事を時間内にきちんと終わらせる。

ということです。

書いてしまえば至極当たり前のことのように思えます。が、どうにも「こうすれば時間の節約ができる」という“香り”には強烈な吸引力があります。よくよく注意しなければと感じているところなので、自戒も込めて書きました。

↓ちなみにここ最近は、マーベル映画を心おきなく鑑賞中です。現時点でHuluで観られる13作品のうち11作品目(「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」)まで観終えました。

» マーベル映画に学ぶ、「短期集中志向」より「長期継続志向」を選ぶ理由

  • 01. 「アイアンマン」(2008年)
  • 02. 「インクレディブル・ハルク」(2008年)
  • 03. 「アイアンマン2」(2010年)
  • 04. 「マイティ・ソー」(2011年)
  • 05. 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)
  • 06. 「アベンジャーズ」(2012年)
  • 07. 「アイアンマン3」(2013年)
  • 08. 「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」(2013年)
  • 09. 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)
  • 10. 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)
  • 11. 「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)
  • 12. 「アントマン」(2015年)
  • 13. 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)
  • 14. 「ドクター・ストレンジ」(2017年1月公開)
  • 15. 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017年5月公開予定)
  • 16. 「スパイダーマン/ホームカミング」(2017年8月公開予定)
  • 17. 「マイティ・ソー3/ソー:ラグナロク」(2017年10月公開予定)
  • 18. 「ブラック・パンサー」」(2018年公開予定)
  • 19. 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年公開予定)
  • 20. 「アントマン2/アントマン&ザ・ワスプ」(2018年公開予定)
  • 21. 「キャプテン・マーベル」(2019年公開予定)
  • 22. 「アベンジャーズ4」(2019年公開予定)

この後にもタイトル未定ながら公開予定の決まっている企画もあるようです。

※上記の作品のうち、01~13までの13本は現時点でhuluで観られます。

↓現時点でHuluで観られるマーベル作品(ほとんどが5月25日まで、ですが…)