-
Journal
今日からすぐできる集中力を高める時間術
だいぶ前(2005/3/28)の記事ですが、それが約1年後(2006/4/10)に43Foldersで話題になり、その広がり具合が興味深かったです。元記事自体も邦訳があり、こちらもけっこう盛り上がっているようです。 ●元記事:Why can’t you pay attention anymore? ●43Foldersの記事:ADT & the catch-and-release distraction program ●元記事の邦訳:マルチタスクで人間の知力が低下する?–情報化時代のアイロニー 43Foldersの記事やこの記事に寄せられたコメントの中で紹介されていた、「おお、これはすぐにできる」と感じられた“時間ハック”をご紹介します。 -
Journal
見切りを付けて定時に帰れるようにするには
必ずしもすべての人に当てはまるとは思えませんが、心がけておいても良さそうな、あるいは、一部は日々の仕事に取り入れても良さそうな、アイデアです。 Geek to Live: Control your workday – Lifehacker この記事の筆者が事前に行った読者投票によると、 ●25%以上の人が、思っていたよりも遅い時間まで残業している ●13%の人は、はなから定時退社を諦めている という結果が出ているそうです。特にはなから諦めている人というのは、「みんなが帰ってからようやく自分の仕事を始められる」人たちです。 -
Journal
忙しい割に仕事がはかどらない理由
最近読んで興味深く感じた、「TIME」の“Help! I’ve Lost My Focus”という記事は以下のような問いで始まっています。 Do the devices that make it possible to do so many things at once truly raise our productivity or merely help us spin our wheels faster? 「一度にたくさんのことが同時にこなせるようにするツール類というのは、本当に我々の生産性向上に寄与しているのだろうか? それとも単に目の回るような忙しさを助長しているだけなのか?」 この記事を、気になった部分を抜粋しながらご紹介します。 -
考える技術と書く技術
考えてから書くか、考えながら書くか
文章は、頭のなかで完成させてから書くべきか(発想七日!) 僕は典型的な「書きながら考える」派です。とにかく書き出して、それから切り貼りをして文章を整えます。書き終えた後には、使われなかった断片が文章の下に大量に発生しています。今のところそれで困っているわけではありませんが、もう一段いい文章を書くために何をしたらよいか、漠然と考えておりました。 僕自身も「書きながら考える」派です。 でも、ある程度長い文章を書く場合は、こちらでご紹介した「MindManager」というソフトで、いったんマップを描いて、マップ上で文章の構成を考えながら盛り込む要素を足したり引いたりして、「こんなところかな」というところまで行ってから、テキストエディタに向かうようにしています。 この方法のメリットとしては以下のようなことが挙げられます。 -
発見の記録
流れてきた情報に対する4つの「操作」|手元に置いておきたい情報について考える(まとめ)
手元に置いておきたい情報をあとで活用できるようにする上でキーとなるのは、「手元に置いておきたい」、すなわち「あとで活用したい」と思ってクリップする瞬間にあると考えられます。 つまり、流れている情報を、 1.キャッチせずスルー 2.キャッチしてプッシュ&ポップ 3.キャッチしてリリース 4.キャッチしてキープ という4種類の「操作」を瞬時に選択するための見極めです。 -
Journal
みんなで毎朝1時間早く出社してみる
11月8日(水) 19:00?、渋谷にて下記セミナーを開催します。 仕事に活かすLifeHacks勉強会 日時:2006/11/08(水) 19:00?21:00 場所:渋谷 参加費無料 あすなろBLOGを運営するパソナテックさん主催のイベントです。 内容については紹介ページをご覧いただくとして、今回は舞台裏について少しご紹介します。 -
発見の記録
情報のラベリングと露出管理|手元に置いておきたい情報について考える(4)
「手元に置いておきたい」と思った情報を後から活用する上では、必要な時に必要な情報が目に入ってくるような仕組みがあれば良いのではないか、と考えています。 「必要な時に必要な情報が目に入ってくる」ようにするためには、あらかじめ適切な「環境ドリブン」が起こるようにしておくと良いでしょう。「環境ドリブン」というのは造語で、外部環境の変化がきっかけとなって行動を起こす場合で、これに対して自ら意図的に行動を起こす場合を「自分ドリブン」としました。要するに、外発的か自発的かという対立構造です。 -
発見の記録
環境ドリブンを意図的に活用するには?|手元に置いておきたい情報について考える(3)
手元に置いておきたい情報を有効に活用するにはどうすれば良いか、というテーマで書いているのですが、第1回では対象となる情報をしかるべき条件で振り分けること、第2回では、自分のモードをシフトさせて情報に向かわせるようにすること、についてそれぞれ書きました。 自分のモードをシフトさせる方法としては、「環境ドリブン」と「自分ドリブン」の2種類がありそうなことも確認できました。 主体的に行動を起こす「自分ドリブン」に対して、「環境ドリブン」は文字通り外部環境の変化がトリガー(きっかけ)となって行動を起こすことになるため、確実性の面で不安が残ります。 -
発見の記録
「自分ドリブン」と「環境ドリブン」|手元に置いておきたい情報について考える(2)
前回は、何か情報に触れたとき、「手元に置いておきたい」と感じるのは「あとで活用したい」という動機があるからであり、活用する上でしかるべき場所とタイミングと自分のモードがすべて一直線に並ぶ瞬間を意図的に作り出すか、あるいはそれが訪れるまで待つ必要がある、と書きました。 場所−タイミング−自分のモード その上で、活用の対象となる情報を「相手」とみなして、その相手の状況に応じて情報を振り分けたのですが、いくら相手が“アイドル状態”になっていても、「自分」が“ビジー状態”であればマッチングは成立しなくなります。 そこで、自分のモードを着手可能なモードにシフトさせるにはどうすればいいかについて、考えてみます。 -
発見の記録
活用タイミングを想定して振り分ける|手元に置いておきたい情報について考える(1)
例えば、 ・Webを見たり、 ・メールをチェックしたり、 ・本を読んだり、 ・テレビを見たり、 ・人から話を聞いたり、 ・ふと思いついたり、 といった情報を前にした状況で、「これは手元に置いておきたいな」と感じる場合があります。言うまでもなく、これは「あとで活用したい」という動機があるからと考えられます。 でも、一口に「あとで」と言っても実に様々な「あとで」があります。「活用したい」にしてもそのシーンは無数にあるでしょう。 そう考えると、単に「あとで活用したい」というだけでは「手元に置いておきたい」という動機としては不十分であることに気づきます。 -
Journal
メール中毒を克服するには(4)
そういえば、こちらのシリーズは途中で放り出したままだったので、今回で完結させます。 「メール中毒を克服するには(1)」では、「Why email is addictive (and what to do about it)」という記事に書かれている、中毒傾向に歯止めをかけるための対策を以下のように整理しました。 1.あえてレスポンスを悪くする ・受信ボタンを押してから実際にメールを確認するまでの間にタイムラグを作る ・ご褒美を与えるタイミングを遅らせる 2.強化を抑制する ・アラート方法をランダムに変える( ← ムリがあるのではないかと…?) 3.敷居を高める ・オフラインで過ごす ・メーラーを終了させる ・ペナルティを課す 4.代替行為を強化する ・メールチェックをしなかったらご褒美を与える ・やることを弱化させるより楽 (禁止は得てしてうまくいかない) 今回は、「3.敷居を高める」と「4.代替行為を強化する」をまとめて。 -
Journal
飽きと闘う術
仕事においても生活においても、日々直面するのは、飽きとの闘いです。 どんなに楽しい仕事でも、夢中になれたゲームでも、そしておいしく食べられた料理でも、いつかは必ず飽きがやってきます。それを知った瞬間から飽きのプロセスがカウントダウンを始め、しかるべきタイミングが来ると、突然「何でこんなことがおもしろいと思ったんだろうか?」「これのどこがおいしんだろう?」という疑問が次々と去来します。 飽きとの闘いと言っても、まともに闘える相手ではないので結果として、逃げるが勝ちということでひたすら逃げ続けることになります。逃げるすべとなるのが新たな刺激。