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見切りを付けて定時に帰れるようにするには

必ずしもすべての人に当てはまるとは思えませんが、心がけておいても良さそうな、あるいは、一部は日々の仕事に取り入れても良さそうな、アイデアです。

 Geek to Live: Control your workday – Lifehacker

この記事の筆者が事前に行った読者投票によると、

 ●25%以上の人が、思っていたよりも遅い時間まで残業している
 ●13%の人は、はなから定時退社を諦めている

という結果が出ているそうです。特にはなから諦めている人というのは、「みんなが帰ってからようやく自分の仕事を始められる」人たちです。

 ●メールチェックやミーティングやトラブル対応などで
 ●一日など簡単につぶれる

このような状況で、やろうと思っていた仕事を(できれば定時内に)片付けるためのアイデアが5つ紹介されています。

 1.朝出社したら、メールチェックする前に一仕事片付けてしまう
 2.“MIT”を慎重に見極める
 3.やるべきタスクの流れを一本にする
 4.「アフターファイブ」に予定を入れてしまう
 5.多段階「帰る時間だよ」リマインダーをセットしておく

1.朝出社したら、メールチェックする前に一仕事片付けてしまう

 ●朝出社したら最初の1時間はメールチェックをしないでおく
 ●代わりに1つ仕事を片付ける(できればクリティカルなタスク)
 ●“ゲート”の外で一仕事終えているという達成感・安心感が大事

最初の1時間というのは、できれば始業時刻の1時間前が良さそうです。他のメンバーが出社してくるまでの1時間は邪魔されない時間ですから、この1時間を濃く使うことができるからです。

さらに、始業時刻になって“スクランブル”が始まる前に仕事が1つ片づいていれば(しかも今日中に終えるべきタスクであれば)、精神的なゆとりが生まれるでしょう。つまり、あちこちから“通常オーダー”が殺到する前に前日までにオーダーされている“特注品”をこなしてしまうわけです。

ちなみに、「みんなで毎朝1時間早く出社してみる」でご紹介した実験プロジェクトですが、今のところ順調に進んでおり、テスターの皆さんは全員がほぼ欠かさず毎朝8時に出社して、どんな仕事をしたら1日の仕事を効率よくこなせるかの試行錯誤に取り組んでいます。

2.“MIT”を慎重に見極める (MIT = Most Important Tasks)

 ●どんなに大量のタスクを抱えていても、
 ●最重要と判断できるタスク(MIT)は1つか2つのはず
 ●そこで、
 ●毎週金曜日の退社前にMITを1つ選び、
 ●そのタスク名を大きめの付箋に書いてキーボードの上に貼っておく
 ●月曜日の朝は、万難を排してそのタスクから取りかかるようにする

月曜日の朝にタスクリストを眺めることから始めるよりも早くスタートダッシュを切ることができるでしょう。

3.やるべきタスクの流れを一本にする

 ●一日の初めには時間がたくさんあるように見える
 ●やるべきことは数え切れないほどある
 ●しかし、あなたの時間は明確に数値化できる(決してたくさんではない)
 ●一日の終わりになってMITが手付かずという状態が慢性化したら
 ●一日の仕事をすべて洗い直して、優先順位を付け直す必要がある

このサイト(LifeHacker)では、しばらく前まで、「読者からの問い合わせメールには漏れなく返事を書く」というポリシーを貫いていたそうですが、問い合わせメールは増加の一途を辿り、ついには本来の業務である「記事を書く時間」を浸食し始めるに至って、このポリシーを諦めることにしたそうです。

<関連エントリー>
タスクのシーケンシャル管理の効用

4.「アフターファイブ」に予定を入れてしまう

 ●子供の保育園の迎え
 ●デート
 ●ジム
 ●映画
 ●食事

(昔からよく言われている)良いアイデアだと思うのですが、個人的には別のストレスを生み出しそうな気がするので、今回はスルーします。

5.多段階「帰る時間だよ」リマインダーをセットしておく

 ●18:00に帰ると決めたら、
 ●17:00,17:30,17:45,17:55、と多段階にリマインダーをセットしておく
 ●こうすることで心の準備ができる
 ●少なくとも「アレッ、もう18:30!? 過ぎてるやん!」
 ●という事態は避けられる

そうですね。。

後半(4,5)はやや「焼け石に水」的な印象なので、やはり前半(1?3)で紹介されている「朝が勝負」的なアイデアで挑むのが良いのではないかと思いました。

原文はこちら