続・タスクリストの“常連さん”をやっつけろ!

仕事をするうえでは欠かせないタスクリストですが、その中で「イヤイヤタスク」(=先送りされ続けるタスク)をやっつける方法について以前書きました。

 1.タスクリストの“常連さん”をやっつけろ!

ここでは、イヤイヤタスクについて「どうしてそれがイヤだなーと思うのかを改めて考えてみる」という攻め方でしたが、新しい攻略法を発見したのでご紹介します。

先送りの達人が見つけたその“突破口”

Draw up a little piece of paper like the one shown below. Start taking notes.

On the left you write in your current tasks (the tasks you’re blocked with)

In the right column you etch in anything you’re worried about, any fears you have, and anything that’s gonna stuff up when you try to do the things in the Action list.

Start anywhere.

You’ll find that writing one action will lead to related anxieties. And writing down an anxiety will lead to actions that overcome this.

In the action column you can write big goals or tiny little tasks. Your aim is to end up with at least one task small enough that you can get on with it.

In the anxiety column you can write big over-riding fears, or small concerns, problems, worries. Your aim is to get down to at least one problem that is small enough to be solved.

Both Actions and Anxieties are fractal in nature, recursively-composed of smaller and smaller versions of themselves. Identifying the components is the true battle for the mind-locked geek.

 1.紙切れを用意する
 2.真ん中に線を引き、左側にイヤイヤタスクを書く
 3.右側には、そのタスクについてイヤだなーと思っていること(そのタスクに取り掛かろうとするたびに襲われる不安や恐怖など)を具体的に書き出してみる。

書き終えたら、そのリストを眺めてみると、

 1.1つタスクから複数の不安が生じている
 2.その不安を書き出すことは、これを克服するためのタスクを書いていることになる

ということがわかる。

タスクの大小にとらわれず、ただひたすら内なる不安を書き起こす。そして、少なくともイヤイヤタスク1つから、すぐにやっつけられるぐらいの小さなタスクを切り出せればそれで上出来。

イヤイヤタスクと不安とは一定の法則で結びついている。大きな不安でも小さく分解していくことで、1つ1つはたいした不安でもないのだが、気づかないうちに少しずつ凝集・膨張していき、気づいたら雪だるまのように巨大に成長していて、もはや手がつけられなくなってしまう。

だから、細かく分解することが有効な突破口となる。

fractal(フラクタル)という言葉がこういうコンテクストで使われているのを初めて見ました。数学(というか算数!)が苦手で、理系科目はアレルギーな僕にとっては、難しいことはよくわかりませんが、ちょっと調べてみて出会った以下の説明には、なるほど、と納得。

自然界のデザインにはどこか共通したものがある。自己相似性という原理だ。これを数学的に表現しようというのがフラクタルだ。つまり同じ式の繰り返しから自然界のデザイン生成をしようというものだ。

今回ご紹介したイヤイヤタスク攻略法は、前回のものと似ているところはありますが、より具体的かつ実践的なものだと思います。

さらにアカデミックな裏付けまであって、ちょっとシビれます。

不安を言葉で明示して、白日の下に晒すことで初めて具体的に何をしたらいいかを考えられる段階に移れます。もやもやさせたままだとますます不安になって、堂々巡りになってしまうからです。

わけがわからなくなったらとりあえず再起動!、というワザが使えるコンピュータと違って、現実世界は、こんがらがってきたら、1つ1つほぐすしかありません。

ところで、今回ご紹介の記事の後半に以下のようなくだりがありました。

There are causes of geek-block/writer’s block/procrastination that won’t be helped by the ActionAnxiety list. If you can identify one of these causes, then address it directly (rather than addressing the symptomatic mental-blockage)

* Depression
* Hunger/Thirst
* Tiredness/Exhaustion/Insomnia
* Sexual Frustration
* Low blood-sugar
* Substance abuse (e.g. cravings or hangovers)
* Illness
* Meetings
* Other. That damned other.

生身の人間である以上、どうしようもないこともある、ということで無理せず発散しましょう、と。ちょっと救われる思いです(笑)。

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