昨日は、自分の思い通りに仕事をするためのコツ(2)として、
1.スケジュールを立てる際にどの時間帯にどれくらいの時間をかけてやるのかをあらかじめ決めておく
2.それぞれのタスクをこなしながら、実際にかかった時間を記録していく
というようなことを書きました。そして、
とは言え、
1.そうそう自分の思い通り(=自分の事情や都合通り)にはいかないだろう
2.“デッサン”にこだわるあまり、よりよい選択を見逃してしまうのではないかといった反論もあるかも知れませんね。
とも書いたのですが(今のところ反論はいただいていないのですが)、今日はこの対策をご紹介します。
といっても、たいしたことではありません。毎日の予定として、各時間帯に「予定外作業/リラックスタイム」というタスクを入れておくだけです。それぞれ15分ずつ。時間帯は、3時間区切りの以下の6セクションです。
A: 6:00〜 9:00
B: 9:00〜12:00
C:12:00〜15:00
D:15:00〜18:00
E:18:00〜21:00
F:21:00〜24:00
各セクションごとに15分ずつ、合計90分が予定外作業用のバッファ時間として確保されるわけです。ポイントはリラックスタイムを兼ねているというところです(30分とかでもよいと思いますが、あまり長くなると逆にそこに頼ってしまうようになるので実際にやってみて調整するのがよいです)。
予定通り進んでいたとしても、
・ちょっとコーヒー休憩
・サクッと腕立て伏せ
・たまたま見つけたブログに夢中になってしまった
・なんだか使途不明時間っぽい。。
というようなイレギュラー要因を吸収するバッファとしても使えます。
特に、やるべき時にやる気を出すコツでもご紹介しましたが、原因不明のやる気不良になってしまったときに、交感神経を刺激するための時間としても活用されます。
オススメなのが、運動です。
いきなりオフィスで腕立て伏せをするのははばかられるかも知れませんので、例えば、
・おもむろにオフィスを飛び出し、ダッシュで階段を上り下りする(太ももを高くあげること)
・かばんに書類をたくさん入れて、鉄アレイがわりに上げ下げする(上げるときに息を吐く、下げるときはゆっくりと)
・椅子のうえでV字腹筋(周りの目を気にせずできる人のみ)
など、仕事の延長線上にありそうな身体の動かし方なら問題ないでしょう(たぶん)。
専門的なことはよくわかりませんが、身体を動かして体内の血流量があがると、なぜか停滞ムードがどこかへ飛んでいき、再び仕事のやる気モードが復活する(ことが多い)ので、これにて一件落着です。
運動以外の交感神経刺激メソッドとしてはこちらでも紹介されていますが、以下に引用させていただきます。
* Sit up straight.(まっすぐ座る)
* Go for a brisk walk.(元気よく歩く)
* Breath deeply and forcefully.(深くしっかり呼吸する)
* Change to a more physical activity.(もっと身体を動かす仕事をする)
* Work standing up.(立って仕事をする)
* Move to a different work area where you are not as comfortable.(いつもと違う場所で仕事をする)
* Turn the lights up.(明かりをつける)
* Change to a more uncomfortable chair and desk.(使い慣れない椅子や机を使う)
* Turn the temperature down.(部屋の温度を下げる)
* Do some quick exercise.(すぐできる運動をする)
* Take a break to play a sport (I’m envious of those of you whose employers provide a gym or exercise room and the time to use it).(休息時間を取ってスポーツをする(事務や運動する施設、それを使う時間を雇用者側が用意してくれている人がうらやましい))
* Go for a swim.(泳ぎに行く)
* Move to an unfamiliar office or area.(不慣れな部署や地域に行く)
* Work in the library.(図書館(室)で仕事をする)
図書館といえば、はてな社でも週に1回、図書館で仕事をしていいことになっているそうです。先日の参加してきたLifeHacksEXPOで知りました。
・・・なんだか盛り沢山になりそうなので、今日はこのへんで。LifeHacksEXPOについては、また改めて書きます。