目標を考察する一つの方法は、それに現実的な期限がついているかどうかだ。時間枠がなければ焦点は定まらない。要求と返答との間がとても長いのは、目標に特定の時間枠を与えないから、というのが主な理由である。
返答は得られるが、それは2020年になるかもしれない。潜在意識の中では時間は考慮されない。
では、いつまでにソニー製テレビの売上を15%伸ばしたいのかを考えてみよう。6ヶ月? いいだろう。これを加えると目標は、「ソニー製テレビの売上を6ヶ月以内に15%伸ばす」となる。
これでこの目標も大分良くなったが、まだ終わりではない。あなたに、頭の中で明確な絵となった目標を思い浮かばせることが、ここまでの最初の3つのステップの本当の目的である。(p.181)
- やめる:とにかくがんばる
- 始める:目標に時間枠を設定する