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180:頭の中を空っぽにする

ブック・オーガナイザーは簡単に検索できる情報源になる。頭の中を空っぽにするために使うのだ。今、頭の中に詰まっている情報を取り出し、ブック・オーガナイザーの中に落とし込む。できるだけ多くのものを書きこむ。

学校での詰め込み教育にもかかわらず、人間の頭は情報をためておくことには不向きである。頭は良い「ハード・ドライブ」ではない。素晴らしい「ラム(RAM)」なのだ。関連のない情報の小片や断片を合わせて、新しい遺作やアイディア、物事の方法を創りだせるようにデザインされている。

頭の中の一番弱い機能が「記憶する」ということである。頭を情報の倉庫のような設備として使うことは多大な浪費であり、間違った使い方である。情報の倉庫として使えば使うほど、アイディアを生みだすという本来の機能を発揮できなくなる。

頭の中の散らかりを減らし、その倉庫を空にする。そうすることにより、想像力と創造力が直ちに向上し始め、新しいアイディアや問題に対する新しい解決法を思いつくようになる(p.100)


  • やめる:すべて覚えようとする
  • 始める:頭の中を空っぽにする