セカンド・ステップ・メンタリティは、ちょっとした訓練と、少し先を考えることを必要とする。例えば、ミーティング日時を手帳に記入する時に、もう2~3秒使って、「部長とのミーティングについて○○に伝える」と書き加える。
これがセカンド・ステップ・メンタリティである。さらに、「忘れることの喜び」をも手にすることができる。
セカンド・ステップ・メンタリティとは、最初のステップを手にした時に次のステップを考える、という意味だ。もしその次のステップに他の人を必要とする時は、下記のように自問してみる。
「この件について誰に話す必要があるだろうか」
「今発見したことを、他の誰かに知らせる必要があるだろうか」
「この情報を価値とする人が他にもいるだろうか」
「他に何をすべきだろうか」。(p.108)
- やめる:ファースト・ステップで満足する
- 始める:セカンド・ステップに目を向ける