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ビジネス心理
憑依モード
このような読書は、しかし、困ってしまいます。読書を純粋に楽しむことができなくなってしまうからです。でも、火がついたのであれば、それはそれで喜ばしいことでもあります。実は今この一文を書きながら、直前に「困る」と書いた直後に、「でも、それっていいことじゃないか」と思い直す自分に気づきました。 http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=525 タイトルといい、いきなり「何じゃ?」と思われたかもしれません。上記の引用は、「シゴタノ!」の記事からです。 話題となっているのは、読書です。読書中に訪れることのある幸せだがちょっと面倒な体験のことです。 皆さんにも覚えがあると思いますが、以下のいずれが、より充実した読書体験だと思いますか? -
Journal
放っておいても誰かが変化を起こしてくれる状態をつくる
mixiに繰り返しアクセスしてしまうのは、 ・誰かが自分の日記にコメントをつけてくれていないか? ・誰かが自分のつけたコメントに返信してくれていないか? ・誰かが足あとを残してくれていないか? ・誰かが新しく日記を書いてないか? といった「誰かのアクション」が期待できるからでしょう。蒔いたタネが芽を出すのを見守るように、今か今かと繰り返し見に行ってしまうのです。 -
ビジネス心理
時間がたっぷりあると迷う
人によっては、まったく理解に苦しむことだと思うのですが、スターバックスで「本日のコーヒー」がうけるのはもっともなようです。いろいろなメニューの中から、どれか1つだけを選ぶのは、根拠に欠けることが多いからです。このように選択の余地が多すぎて迷うことを「選択マヒ」といいます。 会社に着いた直後や、連休の始まりなどに、どうしても迷いがちな理由もこの「選択マヒ」によるものです。なすべきことはたくさんあるし、どう片付けていくかの手順もたくさんあります。かりに4つの仕事を4つに区分した時間割(朝、昼、夕、夜)で片付けようとするなら、単純計算でも20通りを超える組み合わせがありえます。 -
Journal
すぐ手が届くところに「発火本」を置いておく
本を読んでいる時、その内容を咀嚼しながらも、常に頭の片隅で渦巻いていることがあります。それは、中華鍋の回鍋肉を強火で炒めている厨房の片隅で、絶え間なく回り続ける換気扇のように、読み続ける限りは必要な営みでありながらも、それがあるために読む行為に没頭できなくなるという、空気抵抗のようなものに近いかもしれません。 前置きが長くなりましたが、本を読みながら常に頭の片隅で渦巻いているそれの実態は、著者との対話です。もちろん、実際に対話できるわけではありませんから、想像上の対話になるのですが、この対話がうまくできると、そのまま読み続けるのが惜しくなるほどに、アイデアが次々と浮かんできます。絶え間なく空を煌めかせる連続花火のように。 -
ビジネス心理
アフィリエイトの心理学
このところ趣味で経済学の本をよく読んでいます。その中でしばしば、心理学と経済学では、ほとんど同じ概念を、異なる用語で説明するという、後々やっかいごとを引き起こしそうな事態を目にします。 たとえば、「一杯目のビールはとてもおいしいが、二杯目以降はおいしくなくなっていく」ことを、経済学では「収穫逓減の法則」といったりするようですが、心理学なら「馴化」(馴化=慣れ・飽き)といいます。 -
お知らせ
第4回スピードハックス勉強会のご案内
来る、7月11日(水)に都内(虎ノ門)にて、以下の勉強会を開催します(直前の案内ですみません)。 第4回スピードハックス勉強会 -
意志力のマネジメント
禁煙や禁酒を成功させるには「正の罰」より「負の罰」の方が効果的
「パブロフの犬」や「ネズミのレバー倒し」で有名な行動心理学。行動心理学では「行動」を形成するために「強化子」あるいは「罰子」を使います。 ・強化…ネズミがレバーを倒すと、チーズが出る。するとネズミはレバー倒しを学習する。 ・罰…ネズミがオリから出ようとする度に電気ショックを与えるようにすると、ネズミはオリにとどまることを学習する。 つまり、生物は快を求め、不快を避けるということです。この組み合わせを複雑にして、人間社会でも「教育」や「行動療法」に役立てられています。 -
とらえなおす
仕事術の実態は「再現性」の追求
前回の続き。 時間がたてば記憶は風化し、たとえ自分の書いた文章であっても、字面以外の周辺情報は肉が朽ち果てるかのように消え失せてしまいますから、後に残った白骨テキストだけを見て、それが“生きていた”時の様子を再現できるようにしておく必要があるわけです。 ルール化すれば、次の3つです(実際にこれらのルールを意識してはいませんが、どれも無意識に実践しているところではあります)。 1.「今の自分」にしか分からない言葉は一般語に置き換えること 2.分かりきったコンテクストでも書いておくこと 3.なるべくメタファーを使うこと 今回は2と3について。 -
記録の取り方と活かし方
自分の変化を感知しやすくするために
もともとこのブログを始めたきっかけは、その日に自分が取り組んだ仕事について、たまたまであれ意図的であれ、うまくできた仕事のやり方があれば、これを忘れないようにするために書き残しておこうと思ったことでした。 時間がたてば記憶は風化し、たとえ自分の書いた文章であっても、字面以外の周辺情報は肉が朽ち果てるかのように消え失せてしまいますから、後に残った白骨テキストだけを見て、それが“生きていた”時の様子を再現できるようにしておく必要があるわけです。 -
Journal
本来やりたいことの前提を目標に据える
「来週の今日」ブログを続けて3週間がたちました(21本書いたうち14本は過去、残り7本は未来)。 大きく予想(期待)が外れて、非現実的な記述が見つかることもあれば、かなり現実に近い展開を予測できている場合もあります。 毎日寝る前に「来週の今日」についての記録を書くのですが、だんだんと手順も確立してきました。