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SH004:記録は全てに優先する

記録をとって振り返れば、期待した結果が得られるというのが昨日の大橋さんの記事でした。

当然記録は振り返ることで価値が高まるわけですが、最初に考えるべきことはとにかく記録をとることです。これが全てに優先します。なぜなら、記録がなければ振り返りようがないからです。

振り返らずに記録をとるだけということはできても、記録をとらずに振り返るだけ、ということはできないのです。まずは単純な事実を受け入れてください。記録がなければ何もできません。

家計簿を穫っている人にはすぐ分かることですが、けっこう大きな出費であっても、一週間経つとまったく思い出せなくなったりします。レシートがない出費は思い出せなくなるのです。

この状態で「振り返る」とか「節約する」といっても、注意するべき対象がありません。記録がなければ何を思いだしてどう節約すればいいのか、あとからでは手も足も出なくなります。

記録さえとっておけば、それを100日間放置しておいても、101日目には振り返る気になるかもしれず、102日目には節約を始められるかもしれません。

記録があって初めて可能性が開けるのです。

お金よりも時間をどう使ったかは記憶できません。なぜならお金と違って時間はそもそも知覚できないからです。

先週の今日、何をたべたかを思い出せますか? 有名な質問ですが、思い出すのは困難でしょう。

先週の今日、外食したとしたら、いくら使ったか思い出せますか? 何をたべたかよりももっと思い出しにくいはずです。

先週の今日、食事をしたとしたら、何時間かけたか思い出せますか? アタマで思い出せる人は天才です。

最終的には時間をうまく使いたいと思うなら、まずなすべきことは記録を残すことなのです。