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「決まってる」と考えると、「ありのままの自分」に自信が持てるようになる


▲ありのまま全開だった頃

大橋悦夫「ありのままの自分は100点」という言葉が好きな大橋です。

数日前に以下の記事を読んで以来、いたく影響を受けています。

決まってる|阪本啓一(JOYWOW)|note

就活。人気のマスコミ片っ端から受験した。落ちまくった。電通、博報堂、朝日新聞・・・

同じ学部の先輩に誘ってもらって旭化成に入った。入りたくもなんともなかった。でもあの時、マスコミ全社落第して旭化成に入ったから2021年1月17日のぼくがいる。

電通に合格していたらいまのぼくは存在しない。

決まってるんだよ。

強引なやり方する人っているよね? あれは自分では「ほんとうなら穏便なやり方のところを、自分の才能と馬力効かせて強引に引き寄せた」と鼻ふくらませてるかもしれないけど、それすら「決まってる」んだよ。

その強引さで人が離れていったり、ビッグマウスに嫌気がさしてファンじゃなくなったりする人がいたりする。実はこれ、ぼくのことで、某オンラインサロンをやめた。

それも「決まってる」。

まぁ、あまたある「解釈」の一つであり、異論・反論はあるかと思います。

僕自身は、確かに「決まってる」という“定数”が得られれば、複雑で予測しがたいLIFEを送るうえで心強い“関数”が得られるかもしれない、と考えています。

そのような目線で世の中を見ていると「これもまた“決まってた”のかも」と感じることが目に付くようになります。

「正解」は予測できない

たまたま、2010年10月の自分の日記を読み返していた折、以下のテレビ番組を見た感想が書かれていました。

経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」:テレビ東京

以下は僕の日記の内容(原文ママ)。

ルビコンの決断(2010/06/10放映)「儲からない場所が利益を生んだ ~32歳で48億を稼ぐ 逆転のビジネス~」を観る。エムグラントフードサービスという会社のドキュメンタリー。社長の井戸実氏は32歳。
リスクに対して覚悟と信念で挑む。覚悟とは、すべてを失っても自己破産すればお金も信用もなくなるが、命は取られないというもの。信念は自らの信ずるところに従うという軸。

10年ちょっと前の話で、今この会社はどうなっているのかな、と調べてみたら昨年2020年2月に事業停止していました。

そして、調べている過程でたまたま数日前の1月29日に元社長の井戸実さんが1年ぶりにブログを更新していたことを発見。

ご無沙汰しております。ご無沙汰し過ぎたかもしれません。 | ロードサイドのハイエナのブログ

そして今月1月に2度目の債権者集会が開催されましたがこれも破産管財人と裁判官のみの議事となり、結果1/27付けで免責決定がおりました。

このコロナ禍で「破産者」と言うステイタスだった私井戸実はこの免責決定により、ようやく「一般者」に戻る事が出来ました。

債権者様の手前、これまで自粛をしておりましたが
法的に免責を頂いた事でこれから又世の中に戻りたいと考えてます。

具体的に何をするかは(既にしている事)これから発信して行きます。

一度ゲームオーバーになった43歳の中年がどんなセカンドライフをスタートさせるのか興味を持って頂けたら幸いです。

織田信長のごとく、一時的には天下を取れたとしても、その過程で生じた歪みによってゲームオーバーを喫してしまった事例は歴史上で何度もあったはずです。

それでも、時代は元には戻ることはなく、生じた歪みはそのまま成長し続け、そこから何らかの新しい変化を引き起こしてきたし、今後も引き起こしていくのでしょう。

その大役を全うした当事者は、次なる役割を担ってリブートすることになります。「LIFEが取られない」限りは。

この一連のプロセスを完全に予測することは不可能なので、結局やっぱり「決まってるんだよ」と受け入れて、今の自分にできることに粛々と取り組むしかないのだろうな、という思いを強くしました。

自分にできることに粛々と取り組む、とは言い換えれば、ありのままの自分で行く、ということです。

「受け身の姿勢」に通じる

ここまで書いてきて、この考え方には既視感があるなと感じました。

そして、「受け身」というキーワードから以下の記事を思い出しました。

2019年8月8日の記事です。

受け身で「いまここ」を感じるトレーニング | グッドバイブス公式ウェブ

この記事の内容を3行でまとめます。

  • 受け身の姿勢でいることで、自分が何をすべきかを現実に教えてもらうことができる
  • できるだけ「予測」を手放し、「現実」が先手、自分は後手で受けに徹するアドリブ作戦で臨む
  • まずは「いまここで聞く」練習と「いまここで読む」練習から始めてみよう

「決まってる」と解釈することは、まさに「受け身」の姿勢であり、「決まってる」と受け入れることで、スッと「いまここ」に意識を合わせやすくなると感じています。

これは、「過去にあーしてれば、今はこーだったのに!」と託つ(かこつ)ことや「未来はこうなるはずだから、今のうちにあれとこれをやっておかないと!」と備えることとは対極のスタンスです。

いやはや、これはなかなか難しいですね…。

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