不意に「セルフイメージ」というものについて考えました。今年の2月のことです。
「セルフイメージを上げろ!」などとよく言われるわけですが、
- 何をすれば上げたことになるのか?
- セルフイメージが上がったかどうかはどのように確認できるのか?
- 逆に下がってしまうこともあるのか?
- 下がった場合の対処法はあるのか?
などなど、目に見えないものだけに、考え始めると不安が増大します。
セルフイメージが高い人とは?
そこで、考えたことについて以下の記事にまとめました。
年末のいま、こうして今年のことをいろいろとふり返っているのですが、ふり返りをするまで、セルフイメージについて考えていたことなどすっかり忘れていました。
改めて自分でも上記の記事を読み返してみましたが、時間のない方のために一行でまとめると、
- セルフイメージが高い人というのは明確でぶれない経営理念を持てている人である
という結論でした。
このような結論に至ったことも忘れていましたが、この結論に対しては異論はなく、今後も「明確でぶれない経営理念」を追求していこうという想いを強くしました。
ちなみに、このブログで「セルフイメージ」を検索すると上記以外にもたくさん記事がヒットしますが、とりわけ以下の記事が気になりました。
この記事における結論は、
- セルフイメージの高い人とは、自分で自分のことを素晴らしいと思えている人
とありました。
先ほどの結論と合わせて考えると、
- 明確でぶれない経営理念をもち、そんな経営理念を持てている自分のことを素晴らしいと思えている人
が、セルフイメージが高い人ということになりそうです。ややナルシシズムの気配がありますが、人に言わない限りは問題ないでしょう。
ナルシシズムに陥らないために
以前こんなツイートをしていました。
教習所とか役所でやたらと高圧的な態度をとってくる人がいるのは、「彼らの自己重要感がすでに病んでいるから」という話を聞いて、なるほどと思った。彼らも記録とふり返りをやったらいいと思うよ。
— しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) March 8, 2017
元ネタは『人蕩し術』という本なのですが、同書は「自画自賛」をすすめています。
では、どのようにすれば、この自己重要感を自らの手で充足できるのでしょうか?
はい、ではその結論を言ってしまいましょう。その最高の方法は、
「自分の内において、自画自賛を行なうこと」にあるのです。
すなわち、自分を自分でほめ、得意になり、うぬぼれるのであります。(中略)
「ただし、自分の内においてだけ!」これが最も重要な点です。これは決して、他人の前でやってはいけません。なぜなら、それには最大の危険性が待ち受けているからなのです。つまり、相手の自己重要感を低下させるという危険性が……。
自分の内においてのみ自画自賛を行う、というスタイルが重要ということです。
まとめると、
- セルフイメージの高い人とは、明確でぶれない経営理念をもち、そんな経営理念を持てている自分のことを素晴らしいと自分の内においてのみ自画自賛を行っている人
ということになりそうです。