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トップ > シゴタノ! > タスクに名前をつけることで時間が節約できるのはどうしてか?






佐々木正悟 以下の記事に出てくる「名もなき家事」にはある共通点があります。タスクを管理する上で、とても重要な共通点です。

ネット上で、具体的にどのようなことが名もなき家事としてあがっているのか? 探してみると続々と出てきました。

「洗剤、柔軟剤、シャンプーなどを詰め替える」「製氷用の氷タンクに水を補充する」「冷蔵庫の中身、ここ数日のメニュー、季節感、スーパーの安売り、自分と家族の好みなどを加味して今夜の夕食を考える」「トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどストック品の残量を確認して購入する」「洗濯機のゴミがたまるネットのゴミを捨てる」…。

» News Up “名もなき家事”が夫婦の悩み | NHKニュース

これらのタスクはすべて「リピートタスク」なのです。

実際、私のタスクリストには、これとまったく同名ではもちろんありませんが、同じ意味のタスクがすべてあります。そのすべてが「リピートタスク」であり、リピート頻度もあります。

  • □洗剤を詰め替える(41日おき、夕方16-18に行う、2分)
  • □シャンプーを詰め替える(33日おき、夕方16-18に行う、2分)
  • □製氷用の氷タンクに水を補充する(夏は毎日、朝4-7に行う、1分。冬は14日おき朝4-7に行う、1分)
  • □冷蔵庫の中身の写真を撮る(毎日、朝4-7に行う、1分)
  • □家族の好みなどを加味して今夜の夕食を考える(平日毎日、朝8-9に行う、15分)
  • □洗濯機のゴミがたまるネットのゴミを捨てる(平日毎日、朝8-9に行う、1分)


一般的に言ってなぜこれらに名前がつかないのかといえば、ある程度まで、これらはリピートタスクだからです。人は、毎日行っている行動を、徐々に無意識でやるようになってしまうため、行動そのものへの認識を省くようになります。

しかしこうしたものにはすべて、できれば名前をつけるべきです。なぜなら、名前をつけることによって、私たちは時間を節約できるからです。

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時間を節約するために一番効果が上がるのは「タスクをやらないこと」

時間を節約するために一番効果が上がるのは「タスクをやらないこと」です。これが確実です。これ以上の方法は、まずこの3次元世界には存在しないでしょう。まして「リピートタスク」は繰り返し何度もやる、場合によっては一生やるのですから、これをやらないなら、実は相当の時間が節約できるわけです。

製氷用の氷タンクに水を補充するということをやらなければ、それによって私はおそらく毎日1分、夏なら月に30分、節約することができるでしょう。実にわずかな時間ではありますが、使う時間が「減る」ことは間違いありません。代わりに、氷を使うことをすっぱりあきらめるか、他の誰かに(たとえば娘に)やってもらうことが必要になります。

洗濯機のゴミがたまるネットのゴミを捨てるというのは、やめるわけにはいきませんが、将来的に自動で処理してくれる洗濯機が登場する可能性はあります。時間が惜しければ、洗濯機を買い直す必要はありますが、それこそ「時間をお金で買う」ということになるでしょう。

このようなことは「仕事」にもたくさんあります。というよりも仕事においてこそますますあるというのが実情です。

名前がついていなければ、その「仕事」は認識できていないため、その分の時間を短くすることも、減らすことも、人に頼むことも、「買う」こともできません。

上のリストを見て、多くの人は「細かすぎる」と感じるはずです。「細かすぎる」ということは、ふつうの認識はもっと「大ざっぱである」ということです。しかし認識を省いてしまうことによって、時間と効率を犠牲にしていることがよくあります。

初めのころこんなことがあったのです。“ゴミ出し”を夫の担当にしたら「ゴミを出して終わりでゴミ箱に“新しいゴミ袋をセットする”という家事をしていなかった」

» News Up “名もなき家事”が夫婦の悩み | NHKニュース

このような問題を回避するには、「新しいゴミ袋をセットする」というタスクを一行追加するのが、いかにも面倒なようで一番の早道なのです。

これにより、作業についての認識がブラッシュアップされ、やりようによってはこれを省くことで、時間を節約できる可能性を検討できるからです。たとえば自動的にゴミ袋をセットしてくれるようなゴミ箱がすでに売られているかもしれません。

» ゴミ捨てがらくちんになるゴミ箱を見つけたよ | ROOMIE(ルーミー)

こういうのを好まない、という人はあるでしょう。ただ、時間を節約するには、そのための発想をする必要があります。発想するには、発想の元になるための認識が必要で、その認識が大まかであればあるほど、発想の可能性が摘み取られているという事実には目を向けるべきです。

▼編集後記:
佐々木正悟



ホームページを作りました。

» Nokiba Web

これまでの私の仕事の経歴といったものをかなりの程度集めてあります。
目新しい情報はむしろないのですが、プロフィールとして用意したものです。
よろしければ見てみてください。




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たすくま「超」入門

10月07日(土) タスクシュート入門II:使途不明時間の記録を未来に活かす

タスクカフェ
今回のテーマは、

タスクシュート入門II:使途不明時間の記録を未来に活かす

です。

タスクシュート方式のタスク管理の基本について、何回かに分けて解説していきます。

第2回目のテーマは「使途不明時間こそ記録に残す、その理由」です。

家計簿をつけることで、お金の出入りに注意が向くようになり、大事に使うようになり、結果としてお金が失われにくく、そして増えやすくなります。

同様に、使った時間の記録をつけることで、時間の使途に注意が向くようになり、大事に使うようになり、結果として豊かな時間が過ごせるようになります。

紙幣や硬貨といった形で目に見えるお金に比べると、時間は形を持っていないために、記録のハードルはより高いと言えます。

いまこの瞬間も時間は過ぎていくことを考えると、なおさらでしょう。

勢い、中身のある記録だけを残したい、中身のない記録は無かったことにしたい、という衝動に駆られるかもしれません。

でも、むしろ一見すると中身のない記録のように思える「使途不明時間」の記録こそ、真に残す価値のある記録なのです。

なぜか?

↓続きはこちらからどうぞ。

» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷


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