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最重要タスクを見極めてから仕事にとりかかることの大切さ

By: R/DV/RS


浜中省吾たとえ仕事がかなり多いときでも、その日の最重要タスクを確認してから仕事にとりかかることはとても大切です。

最重要タスクを確認せずに仕事にとりかかると、焦った状態で仕事をすることになるでしょう。

焦った状態では、目の前の簡単なタスクにとりかかって現実逃避してしまったり、ミスをして余計に仕事を増やしてしまったりします。

ですから、私は仕事が多いときほどきちんと状況を整理すべきと考えています。

それではこれから、最重要タスクの見極め方について、私の方法を紹介していきたいと思います。

最重要タスクの見極め手順

1.やらないことを決める

すべてのタスクに優先順位をつけることは大変です。すべてのタスク同士を比較することになるからです。

それよりも、「今はやらない」と決めてしまった方がシンプルでわかりやすいです。

「今日やらないこと」をどんどん決めてしまい、消去法で重要なタスクを絞り込んでいきましょう。

即断できないものは、ここでは残しておいてOKです。

2.今日やるべきことを3つ以内に絞り込む

本当は1つに絞り込めればベストなのですが、このステップの狙いは「今日1日で必ずこなせる量にすること」なので、3つ以内としています。

本当に今日中にやらなければならないことをやりましょう。期限が明日まででも、「明日の何時まで」というところまで確認して検討してみてください。

「できればやっておきたい」は区別し、一旦排除します。(できればリストに分類したり or できればタグをつけておく)

「今日中にやらなければならない」の判断基準の例としては、「もし病気で休んだとして、わざわざ誰かに代理をお願いする仕事かどうか」などが挙げられます。

仕事が多くてもどっしり構えて仕事を!

その日の最重要タスクをきちんと確認することで、仕事が多くてもどっしりと構えて仕事をできるようになります。

きちんと整理してみると、「今日は重要タスクが10ぐらいありそうだ!?」と慌てていたものの「最重要タスクは1つだけだった。」ということもあります。

ですから、どんなに忙しく思えても、少し状況を整理する時間をとることは本当におすすめです。

焦っているときほどすぐに仕事に手をつけたくなりますが、そこをぐっとこらえて、5分でもいいので紙に書き出して整理してみてください。きっと効果があるはずです。

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こういうときは逆に考えるとうまくいきます。「今やらないことを決める」ですね。

判断の材料として一番役立つのは「上司・関係者と相談すること」ですが、それができない場合は「今やらなかった場合の最悪のパターン」を考えてみてください。

また、今やらないことに決めた理由はできればメモしておくと良いです。明日以降でまた考え直す必要がでれば、そのときに必ず役に立ちます。

via タスクリストが期限切れのタスクでいっぱいになっていませんか? | シゴタノ!

たとえば、僕は「スケジューリングでピンチに陥った時のチェックリスト」を持っています。

以下がそれです。

  • 今日やらなくてもいいことを全て明日に先送りする
  • お金を払ってくださっている方からの依頼をリストアップする
  • 5件以上ある場合は、依頼日が早い順に並び替える
  • リストに沿って作業を行う
  • お金を生み出すことにつながるタスクをピックアップする
  • 5件以上ある場合は、入金日が早い順に並び替える
  • リストに沿って作業を行う
  • 信頼を寄せてくださっている方からの依頼をリストアップする
  • 5件以上ある場合は、関係性が深い順に並び替える
  • リストに沿って作業を行う

via シゴタノ! 人生で2回以上起こる事象についてはチェックリストを作っておく


▼編集後記:
濵(はま)中省吾



ここ最近は、仕事術の基本に関する記事をよく書かせてもらっています。

実はこれは私の方でやや仕事が多い日々が続いているためです。

どういうことかというと、仕事が多いときほど仕事術の基本をしっかりと行なうことの大切さをよく実感するため、そのことを紹介したくなるといった流れですね~

ちょうど新入社員の方々が入ってくる時期でもありますし、これから仕事を学んでいく人たちの参考にもなれば幸いです。


▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。