あなたの「今日やること」リストは、期限切れのタスクでいっぱいになっていませんか?
締め切りに遅れているからという理由で、なんでもかんでも「今日やること」や「今週やること」につっこむのは良くありません。今日はその理由と対策について紹介していきます。
- 期限切れタスクを並べていると悪循環に陥る
- やることを選べないなら、やらないことを決める
1.期限切れタスクを並べていると悪循環に陥る
なぜ期限切れタスクを「今日やること」に投げ込んでしまってはいけないのでしょうか?
その理由は、次の2点です。
- 本当にやるべきことがわからなくなる。
- 現実逃避してしまう。
締め切りに遅れているタスクを並べてみたところで、そのタスクは本当に今日、あるいは今週に終わるのでしょうか?
おそらく難しいですよね?
であれば、一度冷静に考えてみて、今日やるべきことが現実的な量になるまで厳選しましょう。
そうしなければ、仕事の重要性に関係なく手のつけやすいとこからやってしまったり、並べた仕事の量に圧倒されて現実逃避してしまう可能性が高くなります。
2.やることを選べないなら、やらないことを決める
さて実際にタスクを厳選していく際に悩まされることは、どのタスクを残すのか? ということですね。
ここで「優先順位の高いもの」から選んでいくという方法をとると、優先順位を考えるという手間が増えてしまいます。また、できるだけ仕事を終わらせたいという欲が出て、また無理なスケジュールを組みがちになります。
ですから、こういうときは逆に考えるとうまくいきます。「今やらないことを決める」ですね。
判断の材料として一番役立つのは「上司・関係者と相談すること」ですが、それができない場合は「今やらなかった場合の最悪のパターン」を考えてみてください。
また、今やらないことに決めた理由はできればメモしておくと良いです。明日以降でまた考え直す必要がでれば、そのときに必ず役に立ちます。
やらないことを決め、「今日やること」の量が現実的な量になったらなら、仕事の見通しがつくのでモチベーションもあがるでしょう。
まとめ
- 期限切れタスクが多くても、今やることは厳選する
- 今やることを選ぶのではなく、今やらないことを決める
- 今やることを現実的な量にすればやる気が出る
今回の記事の考え方のベースになっている本
やらないことを決める
» 書籍の紹介記事:結果を出せば仕事も人生も楽しくなる!書評:最速で結果を出す人の「戦略的」時間術
最悪のパターンを考える
» 書籍の紹介記事1:気が乗らない業務外の社内活動を前向きにやるためのコツ
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見通しがつくと取り掛かりやすくなる
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