「完了まで時間がかかる…」「考えることが多い…」
こういった意識がある仕事は、とりかかりにやる気が必要ですよね。
しかし、なんとしてでも仕事を進めたい場合は、その仕事の設計図をつくることをおすすめします。
設計図をつくるとは?
ここでいう設計図とは、その仕事を無駄なく効率よく終わらせるための手順を書き出すことです。
ただやることを書き出すだけでは味気ないですが、
「どうすれば無駄なく効率よく終わらせることができるか?」
を考えながら、実行順序などに工夫を凝らすとけっこう楽しいものです。
設計図をつくるメリット
設計図をつくると、次のような利点があります。
- 終わりまでの見通しがついてやる気アップ
- タスクの抜け漏れ、手戻りを減らせる
- 思い通りに実行できるとさらに楽しい
実際にはその仕事を進めているわけではないので一見無駄にも見えますが、きちんと運用できれば「投資」になります。
設計図をつくるだけなら仕事を終わらせるより手をつけやすいですし、グズグズしているよりは格段にマシでしょう。
設計図作成にアウトライナーという手も
設計図をつくる際は、アウトライナーを使うと快適です。
アウトライナーによって提供される階層構造型の記述は、思考の整理に役立ちます。また、記述内容の順序を手軽に入れ替えられる点もいいですね。
もちろん、テキストエディタで同様に書き出してもOKです。
私は下の画像のように、「Mery」というテキストエディタをプラグインでアウトライナー化して使っています。
タスクだけが抜き出されて表示される部分がミソです。
まとめ
- 設計図=仕事を無駄なく効率よく終わらせるための手順メモ
- とりかかりが困難な仕事にはまず設計図を作ってみる
- 設計図を作ることは楽しく、やる気もアップする
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「アウトライナーって何?」と思われた方にはこちらの本がおすすめです。
アウトラインを描くという行為が、なぜ思考の整理に役立つのか?といったことに関しても踏み込んで書かれています。
» アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術[Kindle版]
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